「企業研修コーディネーター」のんちゃん(青木望)今日も元気いっぱいにオフィスにやってきます。そんなのんちゃんにPAJに入社してからの8ヶ月を語ってもらいました。
本気!
入社して8ヶ月が経ち、今まで自分が経験してきたことが具体的になってきたという実感があります。自分が得てきた経験は、生きるためや仕事のためにプラスになっているか不安で、白黒みたいな感じだったんですけど、38年間生きてきてなんとなく感じていたことに、この8ヶ月で一気に色がついてきた感じです。
この夏に研修の一貫として、PAのワークショップに参加しました。今まで、「リーダーシップって何だろう」「生き方、あり方って何だろう」ということを考えてきたり、本を読んで、なんとなくこういうことかなというのはありましたが、リーダーシップというものを本気になって発揮することはなかったんです。5日間のワークショップの中で、本気でリーダーシップをとってみたり、関わった人からフィードバックをもらえたことから多くを学びました。ワークショップの中で本気で自分を発揮してみようと思ったら、今まで自分が経験したこと、伝えてきたこと、学んできたことに色がつくようなことが起こったんです。
仕事は楽しいな~という感じです。成長実感をしたいと思っていますが、今はその実感があります。あとは健全でいたいと思っています。僕の中で健全とは、「ありのまま・自分らしく」という言葉とつながっていて、それが仕事にもつながっていると思います。
プロジェクトアドベンチャーについては全く知らなくて、PAのことは半信半疑のまま入社しましたが、入ってみたら本気が試される場でしたね。ワークショップの中でもそうですが、日々の生活でも本気が試されています。
いろいろな会社で「決めるのは自分自身」「自主性に任せる」と言っていますが、PAJほど任せるということに本気で挑戦している会社はないのではと思います。信頼や委ねるということは、会社と個人の関係がしっかりないとできないことです。それを会社も実践しようとしているし、僕も実践していると感じています。
企業研修コーディネーターという仕事
企業研修コーディネーターとは、PAを体験してもらって、自分のあり方が鮮明になって、気持ちよく働いたり、コミュニケーションが取れるようになったりすることと、自分が与える影響力がどうだったか、関わり方がどうだったか、そこで起こっていることに気づくこと、そしてそれを持ち帰って実践してもらえるようなプログラムを提供する仕事です。簡単に言えば、どう成長戦略を描くかということを企業の方と一緒に行っています。
PAの難しい部分は、効果を測れないということにあります。よい学びがあったり、成長があったとしても、PAだけで起こっているのかわかりにくい部分があります。
僕たちが提供できる価値は、「本気で取り組むこと、自分で決めること」です。言葉としては「チャレンジ・バイ・チョイス」というものを使いますが、プログラムの中には関わるのも、やる、やらないも自分で決める瞬間があります。他の人に乗っかるだけでは進めないんです。
そして、PAの大切な考え方、フルバリューは、どこにでもあるし、みんなの中にあるものだと思います。対話しているときにも、会議中にも、どこにでも存在するものだと思います。フルバリューは言葉にするのは難しいですが、それぞれが持っているものだし、それが体験や起こっていることに出てくるものだと僕は思っています。みんなその人らしさがあって、みんながその人らしさを受け入れるというのがフルバリューな姿勢ということなのではと思います。
これからの自分
不安定で先行きが見えない時代=VUCA時代と言われていますが、そういう時代だからこそ、自分自身が問われます。僕はPAを自分自身のあり方がわからなくなったときに、自分自身が見つけられる、ありたい姿を見つけられるものだと思います。今まで僕は、社会人として、親として、◯◯歳として「こうあるべき」ということに囚われていたことがありました。今は、「こうありたいでいいじゃん」とシンプルに思うことできるようになりました。それは「こうありたい」が明確になったからですね。一人ひとりが、囚われているものから「こうありたい」に変わっていけば、社会はもっと良くなるのではないかと思います。
今後は多くの人にPAやPAJをもっと知ってもらいたいです。昨年の夏に受けたABCワークショップの最後、僕は「PAJの顔になります!」と言ってしまいました!がんばります!
(20180130)