今回はパクテラ・コンサルティング・ジャパン(PCJ)株式会社(以下、パクテラ)、セキュリティーコンサルティング事業部(以下、SCG)で働く田中さんと朴さんにインタビューしました。
【プロフィール】
田中 里依
アメリカの大学を卒業後、SIerで2年間の営業経験を経て、証券会社のシステム部で4年間、システム開発や企画を手がける。その後、パクテラに中途入社。大手小売業と通信業界のプロジェクトのPMOを経験した後、現在はSCG事業部で大手製造業のeラーニング導入と運用保守に従事。
朴 俊河
新卒で2022年にパクテラに入社。SCG事業部で所属国内大手製造業におけるIT・サイバーセキュリティ領域のクロスボーダープロジェクトでのセキュリティコンサルティングに従事。日英バイリンガル環境での英語力が強み。
「柔軟」で「自由」、そして「楽しむ」。SCG事業部の魅力
――お二人の入社の動機を教えてください
朴:私は、2022年新卒入社です。コンサルティングファーム一択で就職活動をしていて、様々なコンサル企業と面談をしました。パクテラを選んだのは、私にとってこれ以上ないベストな環境だと思ったからです。
中でも、中国本社のグローバル企業で世界とのつながりが深いこと、入社前の社員メンター制度があったこと、この2つが大きな理由です。私の面談を担当された方は、せきららな「パクテラのこと」「入社後の働き方」などをお話ししてくださるだけではなく、私のキャリアプランについても親身になりアドバイスしてくださいました。ここまで手厚いフォロー体制がある企業はほかにありませんでした。
田中:私は、2020年11月の中途入社です。前職は、SIerでの企画営業や、大手証券会社でシステム開発に携わっていました。企画の上流から携われたら面白いなと考えるようになり、コンサルティング業界を目指すようになりました。パクテラへの入社の決め手は、「人」が魅力的だったからです。特に、面談してくれたマネージャーの方は、今まで出会ったビジネスパーソンの中でも抜群に素敵で、すぐに憧れを抱きました。私と同世代だったこともあり、私もあんな風になりたいと強く思うようになり、入社を決めました。
田中さんのインタビューはこちら⇒ 一緒に活躍したい仲間と高めあう。プロ意識が支える日々のチャレンジと成長 | 社員インタビュー (wantedly.com)
――お二人が所属するSCG事業部について教えてください
田中:SCG事業部は、パクテラでも唯一、東京と大阪の二拠点体制をとっています。全体で15名のメンバーが在籍し、セキュリティコンサルティングを主軸としてサービス展開しています。
クライアントは製造業の企業様がメインで、セキュリティ周りのコンサルティング・業務支援・運用支援などをワンストップで提供しています。
事業部のスローガンは「Let’s Have Fun」、遊び心を持って楽しみながら成果を上げること、を掲げています。
朴:二拠点体制になった背景ですが、私が入社した時はSCG事業部のマネージャーは2人とも大阪にいて私も大阪配属でした。2022年から事業部長が東京に異動したため、東京拠点と大阪拠点に分離することになりました。その後は、住んでいる地域に関わらず、プロジェクトごとに柔軟にチームを編成し、オンラインでドライブする体制をとっています。会社として柔軟でチャレンジングな姿勢がとても面白いです。
田中:私は、入社後ずっと東京配属ですが、大阪のクライアントの担当が決まった時も、リモートワークで対応できるワーク環境を用意してくれていたため、スムーズに業務を進めることができました。柔軟に生産性高く働けることもSCG事業部の魅力の一つだと思います。
――お二人の職務内容を教えてください
田中:私はパクテラに入社して3年目ですが、最初の1~2年は主にPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)を担当していました。具体的には、クライアントの開発チームとプロダクトチームの間で、進捗管理や工数の調整などを行い、その中でも開発部門の進捗報告がメインミッションでした。その後、SCG事業部に移り、セキュリティ関連のサービス提供携わっています。現在は、大手製造業の社員向けセキュリティ教育を担当し、Eラーニングプラットフォームの戦略立案から、導入・運用までを担っています。
朴:私は入社以来、ずっとSCG事業部で1つのプロジェクトを担当しています。業務内容は田中さんと同じで、セキュリティ教育ツールの導入・展開・実行の支援をしています。特に、私は海外拠点向けの展開をメインで担当しており、クライアントの海外拠点と日本本社とのコミュニケーションを円滑に進める役割も務めています。
「リアル」と「オンライン」で取り組むチームビルディング
――離れたメンバーとプロジェクトを進める上で意識されていることを教えてください
朴:オンラインで仕事をすることが多いので、チャットでのコミュニケーションを密にとることを常に意識しています。
困ったことがあればすぐに連絡する、気軽に連絡できる、という風土は、部署内全体に浸透していて、コミュニケーションはとてもスムーズです。
田中:その通りですね!あとは、日々積極的なコミュニケーションを生むためにいろいろと工夫されています。例えば、プロジェクトに関する情報共有以外にも、SCG事業部のチャットツールには様々なチャンネルがあります。
雑談のチャンネルでも会話が活発で、特に私は資格に関する発信を見るのが好きです。プロジェクトで役に立った資格や研修の情報などが共有されるチャンネルでいつも参考にしています。
朴:私も、雑談のチャンネルを見るのが好きで、グルメ情報の共有などもあります。一見関係ないように思われるかもしれませんが、どんな情報でもキャッチアップしてヒントを探したり、物理的な距離がある事業部だからこそ、日常の他愛もない会話の一つとして、どんなチャンネルでも活発に発信されている風土がとても好きです。
田中:また、オフラインでの取り組みでは、SCG事業部で年に1回合宿を開催しています。SCG事業部の全メンバーが集まってプロジェクトの情報の共有や研修を行い、夜は全員でご飯を食べてリラックスしながら話す機会を設けています。東京と大阪のメンバーが実際に集まる貴重な機会なので、コミュニケーションを取りながら、お互いの理解を深めています。
朴:社内全体に目を向けると、全社的に行う忘年会や、誕生日の月には東京オフィスでの誕生日イベントがあるので、業務の都合をつけて私たち大阪にいるメンバーも参加するようにしています。
――気楽に話せる雰囲気があるんですね。トップ画像の撮影の際、ポーズの相談されていましたが、どんな意味がありますか?
朴:あのポーズはアルファベットの”P”の文字を表しています。
田中:パクテラの”P”と、朴(パク)さんの”P”からとりました(笑)。
――年に1度行われるSCG事業部の合宿について、今年はどのようなことを行いましたか
田中:今年は東京と大阪のどちらもアクセスしやすい「熱海」で開催されました。テーマは主に4つで、1つ目は、NASAゲームを通じたチームビルディング。2つ目は2023年の振り返りと2024年の事業計画の発表。3つ目は、セキュリティ分野でのスキルアップのための講習。4つ目は、コンサルタントとして「あるべき姿」についてのディスカッションを行いました。
朴:どのプログラムもかなり盛り上がっていましたよね。個人的には、研修コンテンツが終わった後がとても楽しかったです!
田中:研修後、夜はBBQをしたり、杉山社長も参加して合宿施設にある卓球やマージャンをして交流を深めました。プライベートな会話をリアルな場で行うことで、メンバーの今まで知らなかった新たな一面を知るとともに、自由でフラットな良い環境だなと改めて認識できました。
朴:実は、私は去年の合宿準備委員会の主要メンバーとして、今年は補助メンバーとして参加していました。合宿の準備段階から自分たちで「どうすれば全員が楽しめるか」を考えながら、マネージャーから指示されることなく、主体的に考えて合宿をプランニングしました。私は準備の段階から携わっていたので、より一層楽しむことができました。
田中:去年は朴さん準備委員会だったんですね!私は今年が初参加だったんですが、合宿を企画するときにどのようなことを意識されたんですか。
朴: 合宿の目的は何か、そこからぶれないことが一番大切ですね。今回、一番重要なテーマを「チームビルディング」と定めていたので、そのゴールに到達できるような内容を検討しました。ちなみに去年も、チームビルディングに比重を置いていて、メンバーが楽しく交流できるようなゲームを企画しました。
プロジェクトの情報共有や、チーム内のビジネス計画策定など、どこにテーマを設定するかで毎年企画が変わってきます。
また、細かい話ですが、BBQの企画ではみんなのアレルギーや好き嫌いがあるかなどの注意や気配りも必要なので、細部まで配慮する大切さを学べました!
合宿の様子(毎年恒例SCG合宿。2023年度はどこで何した!? | 社内の様子 (wantedly.com))
――お二人は今年の中国本社への視察メンバーに選出されましたが、視察を通して感じたことについて教えてください
朴: 中国本部訪問では、入社した際に魅力に感じた海外との繋がりの部分を感じることができた貴重な体験でした。視察では中国の様々な事情について学び、中国のいろいろな企業とどのようにパクテラを成長させるかについて活発に議論できる場でしたので、個人的にはパクテラのポテンシャルを感じることができ、今後もとても楽しみです。
田中: 私はオフィスとサービスや技術力に圧倒されました。中国に比べると日本の事業規模はまだまだ小さく、オフィスはもちろん、サービスや技術の進歩のスピードが早くて衝撃を受けました。IT関連のサービスを日本で展開する際は、様々な規制がありスピード感をもって展開することが難しいこともあります。パクテラの強みである中国発の会社である特徴を活かして、その成長スピードの速さやクライアント折衝する際の提案の幅などを広げられたらと思いました。
凡事徹底と目的意識。SCGを担う2人の根源
――SCG事業部でコンサルとして働くお二人が意識されていることを教えてください
朴私はまだ2年目で経験や実績も少ないので、「凡事徹底」を心がけています。具体的には3つのことを常に意識しています。1つ目は報・連・相の徹底です。社会人として基本的ではありますが、とても重要なことだと思います。2つ目は主体的に行動することです。自分が主体的に動いた結果どのような影響を及ぼすかを考え、先を見据えて行動することを意識しています。3つ目は、英語などの外国語の能力を鍛え続けることです。私の役割では英語などの多言語を使う場面も多いので、これからも自学する意識は持ち続けたいと思っています。
田中: 私は目的を見失わないことを意識しています。忙しい時は特に目の前のタスクや作業に目が行きがちです。そんな時こそ、一度立ち止まって全体像やプロジェクトの発足理由を見失わないように意識しています。
朴:最近、田中さんのプロジェクトに後輩が入りましたが、マネジメントをする上で、意識していることはありますか。私も現在、教育係を行っているので、アドバイスがあれば教えて欲しいです。
田中: そうですね。個人的な心境の変化はありました。後輩として接するのではなく、早く自立してもらって自分で行える業務の幅を増やしてもらうことを意識して接しています。具体的には細かいタスクだけを依頼するのではなく、業務のゴールや課題感を伝えて、自分で考えて取り組んでもらうようにしています。自分でできる仕事の幅が増えるともっと楽しくなるので、彼なりの考えや意見を一つのアイデアとして受け入れながら、お互いに自立して仕事ができるよう心掛けています。朴さんは教育係になって何か心境の変化はありましたか。
朴:そうですね。教える立場になると、コミュニケーションの重要性を改めて実感しました。彼女の場合は英語しか話せないこともあり、うまく意思疎通が取れない時もありますが、田中さんのアドバイスを見習って、「ティーチング」ではなく「コーチング」、目的の部分からきちんと丁寧なコミュニケーションをとろうと思いました!
――パクテラやSCG事業部に興味がある求職者の方に向けて一言お願いします
朴: パクテラには一緒に働く同僚と共に成長できる最適な場所だと思います。就職活動の際は多くの悩みがあると思いますが、怖さや不安があっても、それを乗り越えたい方はぜひ入社してほしいと思います。
田中: キャリアは人生の大部分を占めるので、簡単には決断できないと思いますが、パクテラには将来のキャリアパスについて気軽に話せる人が多いです。自分のやりたいことや目指す姿を語り合い、目指すことが目指すことができる環境があるので、気になる方はぜひ前向きに検討してほしいと思います。
最後に
最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。
パクテラのサービスや働き方に興味をお持ちいただけましたら是非弊社にお問い合わせください。もちろん、オンラインの面談にも対応しております。社員一同、お待ちしております!