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話題沸騰中SNS “Club House” を使ってみた。 ビジネス活用目的としてアリ、ナシ?

こんにちは!

Pactera経営企画/マーケティング部の枡井です。
2021年は気まぐれで業務外の情報発信もちょくちょくやっていきたいと考えています。


今回はここ1週間くらい巷でバズりつつある、Club Houseというアプリについて雑談程度にお話をさせていただきます。


Club Houseは2020年4月にアメリカでローンチした、招待制の音声通話型SNSで、インターネット界隈において「音声型Twitter」として話題沸騰中です。


○サービス概要

・Club Houseは2021/1現在、完全招待制となっており、1ユーザーにつき2名までしか招待することができません。(※フリマサイトなどで出品されているようですが、オススメはしません。)

・ユーザーは会話スペース「room」を作ることができ、自分がホストで主催することも、興味がある話題の「room」に参加し、グループ通話をすることもできます。

・「room」は無数に存在しており、途中参加、退出がフレキシブルにできるので、様々なテーマの情報収集に役立ちます。

・まだ、日本のユーザーが少なく、当方の所感としてはITベンチャー界隈の方やフリーランスの方が多い印象です。インターンをバリバリやっているような学生さんも結構いらっしゃいます。

○ビジネスに活用できるか?

まだ登録して2日程度ですが、答えはYesです。

ビジネス、採用それぞれの用途で活用できそうな点をいくつか列挙します。

1. ビジネス(営業、マーケティング等)用途


○あちらこちらに落ちているビジネスナレッジ

専門職の人同士で「room」を作っていることが多い(e.g. B to Bマーケティングで悩んでいる人の相談部屋)ため、会話を聞いているだけで業務に活用できそうなヒントが得られるでしょう。また、聞いているだけではなく会話に入れていただくことで、質問やディスカッションができ、実際に私もいくつかの業務に関するヒントを得ることができました。今はユーザーの希少性が高く、ビジネス界隈のビッグネームの方ともお話しができたりするので、その点も使っていて面白い点です。


○マーケティング、営業ツールとしての使い方展望

・現段階ではユーザーが少なく、日本ではトークテーマも限られていますが、今後普及するにつれ、ニッチなトークルームも多くなると想定されます。そうすると、「〇〇業界でxxx導入に悩んでいる人集合」など具体的な課題を解決する目的で「room」を作成し、グループ型のビザスク的な活用用途も想定できます。こういった使い方ができれば、企業としてコンバージョンしたいユーザーとクイックにタッチポイントを創出することができ、LP等のWebコンテンツを作成するよりもクイックに効果検証することができます。成立すれば高ROIが狙えそうです。。

2. 採用用途


○学生ユーザーのタッチポイント創出には有効的?

・体感ですが、学生ユーザーがかなり多く、新卒採用目的としては有効な気がします。特に学生さんは「〇〇大学で就活中の人集まれ」等、大学名を入れて「room」へ集客しているケースが多く、採用担当者としてはリーチしたい層とクイックにタッチポイントを創出することが可能です。

・また、「〇〇業界志望の人集まれ!」等、業界軸で集客しているケースも見受けられました。会社説明会の前段としてライトなコミュニケーションをフックに自社コンテンツに誘導してみても面白いかもしれません。

・中途採用目的は個人の所感として、あまり向いていないと考えます。オープンなグループ通話になるので、会社紹介レベルであればOKですが、中途採用時に必要な、秘匿性の高い情報開示などに対しユーザーは消極的な姿勢を見せる可能性が高いです。ただ、カジュアル面談の前段として、まず会社を知ってもらったり、カルチャーを伝えるくらいの用途範囲であれば認知向上に寄与する可能性もあります。


一点注意しなければならないのは、秘匿性の担保です。


結構、業務の詳細や給与、顧客情報に関してオープンに開示しているユーザーの方が多く個人的にはビックリしました。利用する際は会社のセキュリティガイドラインに沿って使用する方がベターです。


いかがでしたでしょうか?


まだ、日本では本バズりまでとはいきませんが、近いうちにTwitter, Instagramなどに近づく可能性を秘めたClub House。皆様もチャンスがあれば是非活用してみてください!

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