今回のPacific Metaメンバーインタビューは、人事組織を管掌するPeople&Communications部(以下、P&C部)の畝地さんにお話を伺いました。
インタビューを通して、採用活動や組織づくりにかける想い、社内の雰囲気や価値観などをお伝えしていきます。
Pacific Metaで働くメンバーたちの”これまで”と”これから”を紐解くことで、 Pacific Metaやメンバーそれぞれのことを、より深く知っていただければ嬉しいです。 それではどうぞ。
目次
- ーーこれまでの経歴を教えてください。
- ーー共同創業に至ったきっかけを教えてください。
- ーー数ある業界の中でWeb3を選んだ理由はありますか?
- ーーPacific Metaではどんな業務を担当してきましたか。
- ーーP&C部の役割や業務に取り組む際に意識していることを教えてください。
- ーー日々の業務の中で特に力を入れていることはありますか。
- ーー1日の流れを教えてください。
- ーーPacific Metaに興味をもたれた方とカジュアルにお話しすることもあると思いますが、その時に意識していることはありますか。
- ーー採用活動の際に重視していることはありますか。
- ーー採用活動の面白さや難しさ、やりがいなどあれば教えてください。
ーーこれまでの経歴を教えてください。
学生時代から起業に興味があり、自分で起業した場合の成功率を上げるために、複数のベンチャー企業でインターンをしていました。
当時は学生だったこともあって、創業フェーズの会社が具体的にどんな活動をしているのか未知数だったため、企業の成長過程を実際に見る必要があると感じていました。
インターン先はいずれもベンチャー企業で、RPAを活用した事業を展開するメガベンチャー、漢方のDtoCベンチャー、電動キックボードのシェアリングサービスを提供するLuupにいました。
新卒では、インターン先でもあったLuupに入社し、最初は法人営業を担当しました。
大企業や中小企業、地方自治体、さらには飲食店や小売店への飛び込み営業など、幅広く営業活動を行っていました。
そこから徐々に、新規顧客獲得に加えて、既存顧客の管理やクロスセル・アップセルを行うチームを立ち上げ、そのチームのマネージャーとしても経験を積みました。その後、セールスイネーブルメントを担当するチームの立ち上げにも携わりました。
結果として、Luupに所属していた4年の間に、事業開発や営業など、ビジネスサイドのさまざまな業務に携わり、今に至ります。
ーー共同創業に至ったきっかけを教えてください。
共同創業に至ったきっかけは、現在のPacific Meta CEOの岩崎から声をかけてもらったことです。
その1年ほど前から本業の傍ら起業準備を進めており、起業領域の選択肢の1つとしてWeb3を考えていたこともあって、tofuNFTで副業をしていました。
そこでは、NFTプロジェクトの新規開拓やマーケティング支援、担当領域のリサーチを行っていました。
当時、次のキャリアでは前職の経験から”経営と人事権へ関与したい”と考えており、転職よりも起業の方が現実的だと感じていました。
Web3をはじめとしたさまざまな領域を検討していた中で、岩崎からの誘いがあり、共同創業に踏み切ることになりました。
ボードメンバーでの1枚📷
ーー数ある業界の中でWeb3を選んだ理由はありますか?
当時はWeb3の他にも、宇宙領域やワークスペースのオートメーションなどに関心があり、リサーチしていたのですが、当然デスクトップリサーチには限界があり、領域を決める上で解像度を上げる手段として実際に開発やビジネスを興すことを考えた際に、最もはじめやすかったのがWeb3でした。
先述したtofuNFTでの副業以外にも、自分でNFTを作ってどれだけ売れるかを試してみたことがあります。
隙間時間を使っての試みでしたが、それでも毎日一定の売り上げを立てることができました。
個人でも気軽にビジネスを展開できることや、グローバルに市場が広がっていることが斬新で面白いと感じたのを覚えています。
特に、Web3はそのスピード感が他の領域とは一線を画しています。
日々新しい技術やニュースに囲まれ、流動的で変化に富んだ環境は、まさに「飽きる暇がない」という言葉がぴったりです。このようなダイナミックで挑戦的な領域に身を置くことで、常に新しい刺激を得られることが大きな魅力だと思います。
最初はNFTが起点でしたが、NFTはWeb3領域の一部に過ぎません。
Web3の可能性を知れば知るほど、飽きることなく探求を続けたくなる領域だと実感しています。
ーーPacific Metaではどんな業務を担当してきましたか。
入社当初から2024年の2月までは、営業とコンサルティング業務に従事していました。
主に日系企業向けのコンサルティング部で責任者を務め、案件のリード獲得やクロージング、獲得した案件のグロース支援など、コンサルティング業務全般を担当していました。
その後、Pacific Metaの事業拡大に伴い人事業務の優先度が高まったタイミングで、P&C部の責任者に就任しました。
P&C部の責任者としては、経営戦略に沿って採用・組織戦略と人員計画を設計し、その実現に向けた施策の企画・実行と、P&C部全体のマネジメントを行っています。
経営の最適な配置を検討した結果として、私自身のポジションや役割がどこになったとしても、私には強いエゴがありません。
どんなポジションや役割であっても結果を出す気概で日々向き合っています。
今回の人事配置は未経験領域ではありましたが、やればやるほど学びも多くチャレンジングな日々を過ごしています。
全員が会社のロゴTシャツを着ているレアな1枚🌊(宣材写真撮影日)
ーーP&C部の役割や業務に取り組む際に意識していることを教えてください。
P&C部は、人事・労務・広報を管轄しており、新しいメンバーの採用や社内の組織づくり、社内外含めた各ステークホルダーとのコミュニケーションなどを担当しています。
常に意識しているのは、「あたグロ」組織をつくることです。
「あたグロ」とは「当たり前にグローバル」の略で、グローバル市場の一員として世界基準で物事を考えることを指しています。
「あたグロ」を忘れないようにPacific Metaのバリューにも反映されています。
今後、グローバル組織を目指す中でPacific Metaにはさらに多様なバックグラウンドを持つ方々に加わっていただきたいと考えています。
そのためには、グローバル水準での働き方や知見が必要になります。
しかし、私は留学経験は多少あるものの日本育ちの日本人であり、国際性や多様性が十分かと問われると、自分自身そうではないと感じています。
十分に知見が足りない領域については、それこそ社内にいる多様なメンバーに積極的に意見を聞くことで補完し、Pacific Metaのみんなのパフォーマンスが最大化する組織を目指しています。
限定配布したあたグロステッカー
ーー日々の業務の中で特に力を入れていることはありますか。
採用には常にフォーカスしています。
Web3のような黎明期の産業では、その価値が社会的に表面化するまではそもそも採用人材の母集団が少なくなりがちです。
そういった採用市場環境で、いかに自社を認知させて自社の未来を信じてもらえるかを考えながら、採用候補者と向き合う日々はとてもエキサイティングです。
特にWeb3領域は、採用候補者や入社する方にとって馴染みがないことが多く、採用した人材ができるだけ早くWeb3領域のプロフェッショナルとして活躍できるよう、環境を整えることが重要だと考えています。
入社後即座にオンボーディングし、本人が成果を上げ、評価されることで、その人のキャリアが充実し、組織にも貢献できるという一連の流れを作ることを意識しています。
最近は組織人数も増えており、今後も継続的に仲間が増えることを考えると、入社後のオンボーディングから顧客に価値提供ができる人材へ育成するまでの一貫性を担保した仕組みづくりの構築がより重要になってきていると感じています。
ーー1日の流れを教えてください。
- 10:00~10:30 ToDo整理・社内承認確認
1日のタスクと、自身へ依頼されている稟議を確認します。 - 10:30~11:00 異なる事業部のメンバーと1on1
自身のレポートライン外のメンバーとも不定期で1on1を行い、当人の課題やキャリアなどに関するヒアリングを行っています。 - 11:00~12:30 採用面接
現在は採用業務も担当しているため、一次面接やカジュアル面談を実施します。 - 12:30~13:30 休憩
タイミングが合えばみんなでランチに行ったり、合わなければ自席でXをみながらご飯を食べています笑 - 13:30~15:30 もくもく作業
事前に自分の仕事を進める時間を毎日ブロックしています。採用や組成の戦略を作成したり、社内メンバーや採用候補者とのコミュニケーションに関するアクションを整理しています。 - 15:30~16:30 自部署メンバーとの1on1
週次で自部署メンバー全員と1on1を行い、目標の進捗や業務における課題、将来的なキャリアの話からプライベートまで、ざっくばらんに話しています。 - 16:30~17:30 採用面接
- 17:30~19:30 もくもく作業 + 本日中のタスクや明日の業務の流れの確認
ーーPacific Metaに興味をもたれた方とカジュアルにお話しすることもあると思いますが、その時に意識していることはありますか。
カジュアル面談では、その方と既存メンバーとの相性を考え、その方がチームに加わったときにどんな化学反応が起こるかを想像しながら話すことを意識しています。
普段の社内コミュニケーションの温度感や既存メンバーの顔を思い浮かべながら会話を進めることが多いです。
また、面談では相手の本質に迫ることを大切にしています。
どんなことが好きで、どんなときに幸せを感じるのか、仕事に対する考え方や人生の目標など、その方の価値観や思いを深く掘り下げて理解したいと思っています。
面接的な質問は、どうしてもみなさん基本回答をお持ちなので、突拍子もない質問や時に砕けたコミュニケーションをとるなど、その方の本質を知るためにこちらも必死です。笑
さらに、思い描くキャリアや人生の目標がクリアな方であれば、入社後にそれに沿ったどんな機会をPacific Metaとして提供できるかを考えながらお話しをしています。
ーー採用活動の際に重視していることはありますか。
会社が目指す方向性と個人が目指すキャリアを一致させることを重視しており、最初のコミュニケーションの段階から意識的に確認するようにしています。
個人の意見を持たず会社の方針にただ従うだけの状態や、逆に個人の判断が過度に重要視されて組織全体の方向性がぶれている状態は、どちらもそれぞれ不幸な状態だと考えています。
重要なのは、会社の一員として頑張ることが、個人としてのキャリアや目標にもつながることです。
会社の目指す方向と個人のキャリアが一致していれば、どんな時でもモチベーション高く頑張れますし、結果的に会社全体の成長にも繋がります。
ーー採用活動の面白さや難しさ、やりがいなどあれば教えてください。
Pacific Metaには、すでに多様なバックグランドを持つメンバーが集まっています。
採用活動では、さらに多様な人材が加わることで組織がどのように進化できるか、今の何倍も優れた組織にするためにはどのような人材が必要なのかを考えることが多いです。
その中で、事業成長と組織効力感が最大化するよう状態ををどう実現していくかに責任を持って取り組むことに、面白みを感じています。
また、Web3領域は日々変化が早く、専門知識も多岐にわたるため、メンバーがいち早く顧客のビジネス成長に貢献するための育成体制と最新情報をキャッチアップさせる体制の構築は、大きなチャレンジです。
一般的なコンサルティングファームと比較しても、Web3のトレンドの移り変わりは非常に早く、リスクも伴うため、より高度なスキルと柔軟な対応力が求められ、難しさを感じる部分もあります。
それでも、採用した社員がそれぞれの領域で成果を上げていく姿を見るのは非常に嬉しく感じています。新しいスキルを習得したり、周囲から認められてPacific Metaのメンバー一人ひとりが成長していく様子を見守ることに、やりがいを感じています。
ーーPacificMetaの組織文化においては、どのような価値観が特に大切だと感じていますか。
メンバーの日々の思考が行動となり、その行動が暗黙知として蓄積されて組織文化が形成されるという前提で、Pacific Metaのバリューがその人の行動や価値観と合っているかが大事です。
例えば、責任の範囲内でやるべきことを完璧にこなして終わりではなくて、その先に「もっとこういうことをやりたい」というモチベーションを持つ方の方が、Pacific Metaの文化には合っています。
また、キッパリと公私を分けてドライに付き合うのではなく、ある程度公私を一体と捉えるような価値観をもったメンバーが多い点も、Pacific Metaの組織文化として特徴的だと思います。
Pacific Meta のバリューです!
別途、ミッションとバリューに込めた想いや制作プロセスをまとめています。
興味のある方はぜひご覧ください👇
note URL:https://note.com/pacific_meta/n/n5abc4370753f
ーーメンバー同士は休日も一緒にいるほど仲がいいですよね。社内はどのような雰囲気ですか。
メンバーの平均年齢が比較的若いこともあってか、社内の雰囲気は非常にフラットです。
例えば代表に対してでも誰もが意見できるような環境です。
常に、「誰が発言したか」ではなく「何を発言しているか」にフォーカスし、積極的に意見交換や議論ができる環境をつくることを意識しています。
また、スピード感をもって全力でモメンタムを作りに行く仕事モードの時とそうでない時のメリハリがはっきりしていると感じます。
成果にとことんこだわり、一体感をもってゴリゴリに仕事をしていたかと思うと、Slackでは関西出身勢を筆頭にボケるし、終業後はみなでゲームをしている、ような一面もあります。笑
スマブラは金曜夜とボドゲ会でのみプレイ可というルールです🎮
ーーPacific Metaで活躍しているメンバーの特徴を教えてください。
経営層の判断や思考をできるだけ同期的に読み取り、行動に落とし込んでいるメンバーは活躍しています。
経営の意志や判断を常にキャッチアップしようと試みている人は、目の前の仕事だけでなく、先回りして仮説を立てて考えることができています。そのため、他の人よりも早く動けたり、より重要な仕事に取り組むことができている印象です。
また、行動の面ではアウトプットに重きを置いて泥臭く動ける人は、成果物を残しながら着実に前に進むので、活躍していると思います。
ーーどんなメンバーと働きたいと考えていますか。
ミッションに共感し、バリューに基づいた行動方針がその方自身の行動基準や価値観に合う人と一緒に働きたいと考えています。
グローバル企業をつくりあげ、Web3黎明期に逆張りしてエコシステムを成長させていく過程において、Pacific Metaを一番伸ばしていくというところに共感できる方は、楽しく働けると思います。
また、中長期的に事業や組織の状況を俯瞰したとき、その時々に組織に必要と感じるエッセンスを持った人材は、多様性の観点からも積極的に採用していく必要があると感じています。
会社メンバーと1Lビール🍺
ーーPacific Metaに興味がある方へ向けてメッセージをお願いします。
一旦カジュアル面談しましょう!!!
転職意向がある方も、ない方も、ミッションに共感してくださった方やPacific Metaに興味をもってくださった方は、ぜひXのDMなどでも連絡をお待ちしております!
また、面談以外にも毎月開催しているボドゲ会や主催するセミナーなど、カジュアルに話せる機会がたくさんあります。
ボドゲ会に参加していただければ、必ずPacific Metaのメンバーがいるので、いろんな社員と気軽に話してみてください!
🎮 スマブラ・ボドゲ・ポーカー会の様子↓
https://x.com/shocolt/status/1861740188193657317?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1861740188193657317%7Ctwgr%5Efb9ff99607881c3989e4377a29543662a589ac30%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnote.com%2Fpacific_meta%2Fn%2Fna1ae7ed36607
現在は私が採用や組織づくりの責任者を務めていますが、もし私より適任の方がいれば、その責任はどんどん権限移譲したいと考えています。この考えは私に限らず、Pacific Metaの経営陣を筆頭に根付いています。経営陣自身が持つ裁量も含めて優秀な方にどんどん権限移譲し、社内の人材配置においても大胆な柔軟性を持ちたいと考えています。それによってPacific Metaがより大きく成長し、Web3領域にスタンダードを築いてこの領域に発展に寄与することに重きを置いています。
採用や組織づくりの経験を活かしたい方や、上場に向けたグローバルな組織づくりに携わりたい方にとっては、キャリアを積む絶好の機会だと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください!
Pacific Metaでは、ミッションである"To Create the Web3 Standard from Japan" をともに実現するメンバーを募集しています!
Pacific Metaでグローバルに活躍しませんか。
まずはカジュアルにお話ししましょう!