今回のPacific Metaメンバーインタビューは、マーケティング部の藤永さんにお話を伺いました。
インタビューを通して、藤永さんが成し遂げたいことやPacific Metaでのマーケティング業務の魅力をお伝えしていきます。
Pacific Metaで働くメンバーたちの”これまで”と”これから”を紐解くことで、 Pacific Metaやメンバーそれぞれのことを、より深く知っていただければ嬉しいです。 それではどうぞ。
ーーこれまでの経歴を教えてください。
キャリアのスタートは、人材系ベンチャー企業の新規事業開発部でした。
そこでは、会社のミッションに沿っていればどのような新規事業でも立ち上げられる企業文化があり、事業責任者として女性向けオンラインスクールの立ち上げと事業グロースに携わりました。
また、オンラインスクールをグロースさせる傍ら、他の新規事業の戦略ディレクションや新卒・中途採用やバックオフィスのプロジェクトマネジメントも経験してきました。
新卒で入社した会社は、多くの場所で経験を積んで事業探索力や経営力を磨こうという考え方が強く、私自身のキャリア形成の基盤となっています。
実際に、業務委託としても幅広く経験を積ませていただいており、研究機関向けSaaSを提供するスタートアップ企業の8人目のメンバーとしてシードフェーズの事業開発を経験した他、PLG(Product-Led Growth:注1)マーケティング特化のブティックファームでのグロース支援や、IT系スタートアップ数社でマーケティング・カスタマーサクセス・プロダクトマネージャーなどに従事してきました。
(注1)PLG(Product-Led Growth):特にSaaSなどのサービスでよく採用される、製品そのものを中心に据えた成長戦略。ユーザーが製品を使うことでその価値を実感し、製品の魅力が自然に拡散していくというアプローチ。
ーー新卒から約4年の間でたくさんの企業を見てこられたんですね。
Pacific Metaを知ったきっかけを教えてください。
初めて知ったきっかけはYOUTRUSTで連絡をいただいたことです。
Co-Founderの畝地さんとの面談を通じて、Pacific Metaの存在を知りました。
そこでCEOの紹介があり、同級生の岩崎さんが代表をしていることを知りました。
東大在学中は岩崎さんとは面識はなかったのですが、同級生が「終活ねっと(注2)」を立ち上げた話や、Forbes 30 Under 30に選出されたことは聞いていたので、「“あの”終活ねっとの創業者が次に立ち上げた会社か!」と、思わずアハ体験をしたことを覚えています。
Web3については、そのような新しい技術が存在する程度しか知らなかったのですが、ハイテクノロジー分野に対する関心があったため、面談を重ねるたびに、面白そうなことをしている会社だなと非常に興味が湧いてきました。
(注2)終活ねっと:葬儀やお墓、仏壇、相続など、老後の介護や人生の終末期に必要な情報やサービスを網羅的に提供するライフエンディングポータルサイト。
ーーPacific Metaにジョインすることを決めた理由を教えてください。
そもそも新しい技術やトレンドが好きで新しいことにどんどん挑戦していきたいという性格なのですが、ジョインの決め手としては2つ要素があります。
1つ目は、Web3がゲームチェンジャーとして、社会を抜本的に変える可能性を秘めた技術だと感じたことです。
例えば、決済の流動性を高めることで必要な人材の元に必要な資金を集めやすくするなど、これまでのスタンダードが壊れることで、より多くの人に挑戦する機会を提供できる領域であることに惹かれました。
2つ目は、私の人生のミッションである「人の可能性を最大化できる世の中を創る」が実現できると感じたことです。
私は、小学校の全校生徒が20名しかいないような田舎で生まれ育ちました。
そのため、学生の頃から情報格差や家庭環境の差によって、人々の可能性が自身の見えないところで知らず知らずの内に消えていくことに対して、もどかしさを感じていました。
Web3の技術は、それを打破できると信じています。
新たなテクノロジーや事業のソリューションを通じて、どんな環境で生まれ育ったとしても、その人自身の可能性を最大化できる世界を創る手段となり得ると考えています。
ボードメンバーとの写真です!
ーーPacific Meta入社後はどんな業務を担当してきましたか。
入社当初は、ブロックチェーンゲーム案件のクライアントワークやエンタープライズ向けの事業開発提案を行うコンサルティング業務を担当していました。
その後、プロジェクトマネジメント力が求められる大規模なゲームマーケティングの案件に参加することになり、これをきっかけにマーケティング業務も担うようになっていきました。
会社としてソリューションを強化していく方針が決定したタイミングで、当時のソリューション部(注3)とマーケティング部の部長を兼任することとなり、その後の組織編成により、現在はマーケティング部の部長として業務に取り組んでいます。
(注3)ソリューション部:現在はマーケティング部に統合
ーースタートアップのスピード感が感じられる経歴ですね!
マーケティング部の役割やミッションを教えてください。
マーケティング部のミッションは、「Web3プロジェクトを世界に広く認知してもらうこと」です。
Web3はその性質上、グローバルに展開することが前提となっていますが、プロジェクトを立ち上げる多くの方々は言語の壁やグローバルにアプローチする手段がないなどの課題に直面しています。
私たちマーケティング部はその架け橋となり、プロジェクトがグローバルで飛躍するためのプロモーションとブランディングを強力にサポートしています。
そのため、マーケティング部の役割としても、Web3プロジェクトが世の中でモメンタムを生み出し、成長していけるようなコミュニティづくりなど、プロモーションとブランディングにフォーカスしています。
ーーWeb3領域におけるマーケティングの面白さはなんですか?
Web3領域でのマーケティングは、Web3特有のターゲットインサイトを深く理解することが重要です。
グローバル規模かつセグメントが多いため、プロジェクトごとのターゲットの違いや、消費者が感じることの違いを考慮する必要があります。その中で、いかに突破口を見つけ出すかという楽しさがあると思います。
また、人と深く関わる業務であるが故に唯一の答えがあるわけではない中で、戦略を意思決定していくことで大きな成果創出に導けるのはマーケティングの醍醐味ですね。
さらに、単に足元の数値だけではなく、全体を俯瞰して細かな指標まで分析することで、結果の本質を見極める必要があるところが新規事業開発に似通っていて面白い部分だとも思います。
ーーマーケティング部メンバーの1日の流れを教えてください。
就業時間中は以下のような1日を過ごしています。
- 10:00-10:30 ToDo整理・連絡チェック
- 11:00-16:00コアタイムのフレックス制のため10時に業務を開始。
- 10:30-11:00 社内定例(クライアントMTGの準備)
- MTGは準備が8割です!クライアントとのミーティングに向け、事前準備をしっかり行います。
- 11:00-13:00 リサーチ & クライアントのプロジェクトの戦略策定
- 思考作業は極力午前中に集中させます。
- 13:00-14:00 ランチ休憩
- オフィスに出社した際にはチームで外食に行くことも多いです。
- 14:00-15:00 クライアントMTG
- 基本的に毎日クライアントとのMTGがあります。
- 15:00-16:00 ネクストアクション整理・追加リサーチ
- 次のアクションや資料を整理し、メンバー内でタスクを割り振ります。
- 16:00-17:00 商材開発定例MTG
- 商材開発定例では、事業戦略上重要な商材の開発状況確認や課題・論点・商材ニーズ、優先度などについて議論しています。
- 17:00-18:00 クライアントMTG
- 1日に数件クライアントMTGが入ることもあります。
- 18:00-19:00 部署週次定例
- この日はマーケティング部の週次定例で1日を締めくくりました。
ーーPacific Metaのプロジェクトの中で印象的なものはありますか?
ポジティブな意味で「楽はできないな」と改めて感じた、マーケティング部内のモデルケースになるようなプロジェクトがありました。
あるWeb3ゲームをベトナムに展開する案件だったのですが、ベトナム現地にいるメンバーとゲーム好きで有名なメンバーがタッグを組み、まるでクライアント側のプロジェクトチームの一員かのように立ち回ることができた案件です。クライアントからも高評価をいただきました。
クライアント様に信頼されることより嬉しいことはないですね!
この案件は、今後すべての案件で見習うべきモデルケースのような成功例だと考えており、この立ち回りをベトナムだけでなく、さまざまな地域で行えるようにならなければならないと改めて実感し、気が引き締まりました。
また、Pacific Metaの強みであるグローバルチームとプロダクトに対する解像度と熱量を持ってすれば、多くのプロジェクトを世界に広められると確信した案件でもあり、印象に残っています。
ーー現在マーケポジションで活躍しているメンバーの特徴を教えてください。
いちクリプトユーザーとして仕事を楽しんでいる人が今のマーケティング部には多いです。
楽しみながらWeb3領域のトレンドや情報をキャッチアップし、いちクリプトユーザーとして積極的にプロダクトに関わっていけるような人が活躍しています。
また、プロジェクトに対する熱量の大きさが仕事の成果に直結します。
担当するプロジェクトのCMO(Chief Marketing Officer)になったつもりで案件に取り組むことが活躍の鍵だと思います。
まずは担当者自身がクライアントとディスカッションができるレベルまでプロダクトをよく理解することが必要になります。
ーーマーケティング部ではどんなメンバーと働きたいと考えていますか。
Web3に興味がある方はもちろんですが、実はWeb3においてもWeb2、つまりデジタルマーケティングの知識やスキルが必要になることがほとんどなので、Web3業界は未経験でも他業界でマーケティングを経験してこられたような方と一緒に働きたいと考えています。
また、マーケターでなくても、さまざまな事業経験がありWeb3に興味を持っている方と働くことができれば、チーム全体のケイパビリティも高まり、マーケティング部としてさらなる成長を目指していけると思います。
ーーPacific Metaに興味がある方へ向けてメッセージをお願いします。
Web3が持っている可能性は非常に大きく、社会に新たな変革をもたらすと思います。
しかし、その価値がまだ十分に伝わっていない部分も多いにあると感じており、そこを正しく伝えることがマーケティング部の使命と考えています。
Web3に興味があり、可能性や将来性を感じている方にとっては、大きなやりがいを感じられると思います。一緒に人の可能性を広げられるような世界を創っていきましょう!
ーーありがとうございました!
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