1
/
5

【2019下期MVP受賞】小泉理紗さん ベストワーク賞獲得につながった「オープンマインド」の姿勢


PA Communicationは、ライフスタイル分野に特化したデジタル&PRエージェンシー。ブランドや商品の情報を消費者へ届ける戦略からサポートしている会社です。

PA Communicationでは、社内MVP賞として「ベストワーク賞」制度がある。半年に1度、期間中に、社員からエントリーがあったプロジェクトで輝かしい活躍や貢献をした社員が獲得する仕組みだ。2019年下半期(7月〜12月)の社内賞は、新作展示会兼ブランドPRイベント、「AW19 PUMA OPEN HOUSE」に決定し、プロジェクト統括の小泉理紗さんが「ベストワーク賞」に選ばれた。

MVPに選ばれたプロジェクトとは?

担当者はどうやって成し遂げたのか?

チームのメンバーにどんな接し方を心がけているのだろうか?

明日へのヒントにも繋がる工夫や心がけまで小泉さんにお話を伺った。


2019MVP受賞

小泉理紗 

PRグループ グループシニアマネージャー 



東京都出身。高校卒業後、ファッション業界でおよそ7年EC事業部に所属し、 ECサイト企画・制作・運営を通じて、サイトの企画、予算管理、進捗管理など、一通りのディレクション及びプロデューサー業務を経験。その後、大手総合PR会社にてPRコンサルタントとして、飲食や不動産、アパレルやネットサービスなど幅広いジャンルの企業のPR企画立案及び、記者発表会の実施などに携わる。

前職では様々なジャンルの商材を扱いPRをしていましたが、自分自身が興味のあるファッションやライフスタイルの業界をもっとPRの力で盛り上げたい!という想いがPACでは叶えられるのではないかと思い入社しました。クライアントと直接密にコミュニケーションを図り最適なPR手法を一緒に考えて、実行できることがPACの強みだと感じています。 私たち社員が協力しあい毎日楽しみながら仕事をすること、常にアンテナを張り情報のキャッチアップを行う事が、PRにおいて大きな成果を得られると思っているので、まずは社内コミュニケーションの活性化の取り組みや枠に囚われない新しいプロモーション考案に力を入れていきたいです。


PA Communication のMVP、「ベストワーク賞」について

PACでは、半期に一度の社内賞制度があります。条件に当てはまるプロジェクトからエントリーが認められ、さらにプロジェクトの中での貢献した社員に「ベストワーク賞」が贈られます。現在、これまでの過去の受賞プロジェクトをベースとし、貢献度の高いPRとして5項目評価軸があります。

1.<プロジェクトの内容>プロモーションの話題性、または独創性のあるプロジェクト

2.<複合的な拡散>PRやプロモーション、イベント、ウェブ、SNS等の様々な施策を組み合わせてインタラクティブなコミュニケーションの実現

3.<メディア露出>テレビや雑誌,WEBメディアへインパクトの強い露出の獲得

4.<売上貢献>クライアントの売り上げや評価に繋がるSNSプロモーション施策

5.<新規&挑戦>新規の企画や大きな案件繋がった新規のプレゼンテーションの実現


受賞した「AW19 PUMA OPEN HOUSE」は、どのようなプロジェクトなのでしょうか?

2019年9月に実施した「AW19 PUMA OPEN HOUSE」は、プーマの19AWの新作展示会とステージコンテンツを兼ねたイベントです。プーマの新しいマーケティングチーム体制として、ブランドと既存・新規メディアとの関係性構築に向けたPRコンテンツを企画し、2部構成で行いました。

PACでは、新商品のファッション媒体露出やプロダクトプレイスメント強化を図るゴールがありました。メディアに向け、ブランドが新たな方向性を示すための布石となるプロジェクトとして位置付けられました。

担当チームを結集し、企画提案、運営実行までを一貫して担いました。招待状、資料デザインの制作物、当日のメディアアテンドや露出の効果測定まで、PACのプーマチームで、一丸となって取り組みました。

当日は、新作アイテムのご紹介と共に、ブランドの契約アスリートや人気ファッション誌スタイリストとのトークショーなどのコンテンツを盛り込む事で、テレビ、新聞、スポーツメディアやファッションメディアまで露出拡大を狙い、プーマの新たな魅力を幅広く伝えました。



「AW19 PUMA OPEN HOUSE」では、どのような貢献に繋がったしょうか?

今回、プーマのマーケティングチームが新体制となり、これまでにない形の大きなPRイベントでした。私は、2019年夏から担当を任され、チームメンバーの役割を明確にして、チームワークを意識して動きました。イベントの企画運営、メディアPR業務まで一気通貫で実施した結果、ターゲットであるファッション媒体からの興味関心を最大限に引き出しました。現在もプーマのアイテムのショールーム業務やリリース配信を継続して行い、どんどんメディアの露出機会を増やしています。このプロジェクトを通して、自分も挑戦でしたし、とても成長できたと思っています!

この度は、受賞おめでとうございます!感想を教えてください

率直に嬉しかったです!PACに入社して最初の大型案件だったので、今思い出しても辛かったこと、嬉しかったこと、色んな感情がこみあげてきますね。

プロジェクトマネジメントの極意は?

「AW19 PUMA OPEN HOUSE」のためにしたことは、「徹底的な進行管理」です。チームでは、「オープンでいること」を心がけてきました。
そう思い至るまでには、私自身、クライアント担当として任された以上、初の大きなメディアイベントを成功させなくては、と新体制のクライアントチームと共に歩むことに、緊張感もありました。社内外、濃密なコミュニケーションを一気に必要とする状況下で、自分がどう動くべきか?と考えた結果、「私自身がチーム内のコミュニケーションをリードすること」こそ、重要な役割だと気づきました。
そして、スケジュールを引いたり、関係者向けの資料作成、担当の振り分けや期日の設定など、やらなくてはならない事がたくさんある中、クライアントとのメールのやり取りに、チームメンバー全員をCCに入れ、進行しているタスクのアップデートを「見える化」しました。これによって、各々分担しながら、イベントの全体像を掴みやすくなったかと思います。
個々の成長にとってみても貴重な機会ですし、細かなやりとりを見てもらう中で、新しい社員にとっては学習効果にも繋がれば、という狙いもあります。また、イベントと並行して、通常のショールームやキャラバンやリリース配信などのPR業務も進行していたので、メディアや業界情報も収集し、視野も広げながら、マネジメントの道筋を立てることができたと思います。

苦労した事は?

クライアントの担当統括としてやはり、「なんとしても成功しなければならない!」というプレッシャーは感じていました。会社としても大きなチームで動いているクライアントでしたし、時には弊社代表の曽原の力も借りながら、全力で要望にお応えできるようにしました。

プロジェクトは、単なる新作の紹介にとどまらず、プーマブランドへの深い理解を促すようなイベント設計を試みました。契約アスリートやスタイリストのトークショーを盛り込み、ターゲットメディアを意識して工夫しました。企画段階から何度も打ち合わせを重ねていましたが、調整は直前まで発生し、イベント当日の1、2週間前は、ぎっちり休み返上で動いていた記憶があります。



各方面で、心がけていたことは?

対クライアントへは、丁寧なコミュニケーションをとりました。特に、台本やマニュアルのアップデート、各所へまたぐ調整のとりまとめなどは、細かな認識相違を防ぐ目的もあり、随時情を共有していました。
対社内メンバーへは、チーム全体の動きやすくすること、進行状況がすぐにわかるような工夫を考えました。メンバー全員が今の状況をシェアできるよう、社内のコミュニケーションツールを見直したり、新しいメンバーへは困ったことがないか?と声をかけたりも。また一部のメンバーが作業過多にならないよう、均等な業務配分にも気をつけました。
対自分へは、常に冷静でいる事を心がけ、優先順位を確認しながら進行しました。とはいえ、準備段階からイベント当日までの期間はずっと気が抜けないですし、予想外の出来事なども起きたこともありました。思うように進めない時もありましたが、チームメンバーとの雑談からも思いを分かち合えたりしたので、心の支えになりました。

このプロジェクトから学んだことは?今後の活動は?

今回のプロジェクトは、グローバルブランドの新作展示会兼PRイベントという大舞台です。縁の下の力もちとして、進行管理やマネジメント力がいかに大事かを思い知りました!これまでの数々の記者発表会やイベントPR経験があったのですが、イベント運営もメディアPR施策まで一括したプロジェクトは初めての経験です。そのような中では、PACのチームワークによって、無事に良い結果に繋がったと思います。イベント自体のメディア露出も成功し、アイテム掲載への引き合いにも繋がってきて、心から嬉しいです!
このプロジェクトに続き、秋冬の展示会も進行しています。日々のリースやプレスリリース配信も継続して行なっていて、まだまだ語りつくせないプーマの魅力を伝えて行きたいです。
今後は、企業やブランドが「どう動くのか」という「アクション」も重要になってきているので、PACのニュースレターでの新たな情報配信も仕込んでおります!ぜひお楽しみに!

【プロジェクト概要】 

AW19 PUMA OPEN HOUSE​>

【実施日】​

■日程:2019年9月2日(月) ​

■会場: PUMA HOUSE TOKYO​ 

〒107-0062 東京都港区南青山5丁目4-48 B1階​

【今後の活動について】
今回ご紹介したイベント自体の実施が昨年度であったため人を集めるイベントが可能でしたが、現状のコロナ渦では密になるイベントの実施は不可能です。そのためクライアントとアイデアを出し合い、現状ではデジタルメディアの強化や来客のアポイントメント制等、工夫して時代に合わせた活動を提案しています。

<キーワード>

新作展示会/イベント/スポーツ/アスリート/ファッション/スタイリスト/トークショー/メディア/インフルエンサー /スポーツウェア/スニーカー

聞き手:川原真由子(採用広報)

株式会社PA Communicationでは一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!

今週のランキング

株式会社PA Communicationからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?