皆さん、こんにちは!
株式会社オレンジスピリッツ採用担当です!
「ホスピタリティとテクノロジーで最高の顧客体験を届ける」をグループパーパスとして掲げるオレンジスピリッツは、ビジョンの「100の事業を創出し、関わるすべての人の幸せ実感を向上する」を体現するために、これまで大小含め20以上の事業を創出してきました。
「2043年12月31日までに100の事業を展開する」ために、当社は今後もパーパスに共感し、オーナーシップをもって顧客や事業の目的を理解し、その実現に向けて自ら考え、行動できるメンバーを集めていく方針です。
本記事では、関連会社の代表として活躍中の臂(ひじ)にインタビュー。これまでのキャリアやジョインのきっかけ、普段の業務内容、関連企業の代表として考える「グループで活躍できる人材」など、さまざまなお話を聞きました。
臂 守彦(ひじ・もりひこ)
1975年生まれ。群馬県伊勢崎市出身。
上智大学法学部卒業後、ミュージシャンとして活動。その後は広告・PR領域で経験を積み、父が経営する製造業での勤務を経て独立を決意。マーケティングやプロデュースの専門家として事業を展開し、教育コンテンツの企画プロデュースを主事業とする関連会社の代表として活躍中。
プロデュース企画の累計売上は30億円を超え、Webマーケティングに関する著書『そのネット集客はいますぐやめなさい!』(秀和システム)はAmazonランキング1位に。台湾でも翻訳版が刊行されるなど、国内外で高い評価を受けている。
ミュージシャンから転身し、広告・PR領域で活躍
ーーまずは、臂さんのこれまでのご経歴を教えてください。
高校時代に吹奏楽部に所属していまして、ずっとベースを弾いていました。次第に「音楽家になりたい」という思いが高まって、群馬からの上京を決意します。上智大学に進学し、学業のかたわら音楽活動も並行して取り組んでいました。縁があり、大学4年生の時には著名なアーティストも所属する音楽事務所に入ることができ、大学卒業後もそのまま音楽活動に取り組んでいました。
ただ、結果的にはあまり芽が出ずに音楽家としての区切りをつけて地元に戻りました。地元の群馬県伊勢崎市で、父は50年近く自動車部品の製造業を営んでいました。ただ、一度は家業に入ったものの、音楽業界とのギャップは大きく、1年半くらいで転職することにしました。
就職先は、群馬県内でヴィレッジヴァンガードのフランチャイズ店舗を運営する会社です。求人はいわゆる「社長のカバン持ち」で、私は音楽や本や雑貨が好きだったので強く興味もありました。社長は大手広告代理店の出身で、広告やPRの仕事もしていました。そこでヴィレッジヴァンガード店員のかたわら、自社の広告関連事業も手伝うことになります。私にとって、この経験が今の仕事の原点です。
ーー不思議な縁と言いますか、大きなターニングポイントですね。
そうですね。広告代理店や著名なPR会社とチームを組んで子どもに人気のある玩具のプロモーションを手伝ったり、コミック雑誌の広告を作ったり、クレジットカードのマイルサービスの仕組みを設計したり、海外のビールメーカーの商標管理をしたり……本当に、いろいろなことを経験しました。
もちろん、ヴィレッジヴァンガードの店員として雑貨や書籍の仕入れや店舗運営も担っていました。その後は、地元でオープンする大型ショッピングモールにヴィレッジヴァンガードとフレッシュネスバーガーのフランチャイズ店舗を出店することになり、多忙を極めました。結果的に忙しすぎて体調を崩してしまい入社から3年ほどで退職することになりましたが、ミュージシャンから社会人に転身して貴重な経験を積めたと今も思います。仕事の進め方やクオリティを追求する姿勢などを学べました。
リーマンショック、そして震災からの転機
ーーその後は、どうされたのでしょうか。
再び父の会社を手伝うことになりました。当時『ISO9001』(組織の品質マネジメントシステムを評価する国際規格)の認証を取得しようとしていて、その関連業務を一手に担うことになりました。その後は品質保証や品質管理関連の業務を担いながら、徐々に経営全般も任されます。
ですが、リーマンショックや東日本大震災の影響から経営が悪化し、最終的には廃業となってしまいました。36歳にして無職になったんですね。その時にWebマーケティング関連の法人を立ち上げていたのですが、関連会社の求人メールをたまたま見たことがきっかけで、2013年の春に業務委託としてジョインしました。
ーー本当に不思議な縁ですね。
関連会社は、オレンジスピリッツ代表の野口も含めた3名が出資して2009年に設立した会社です。私は当初業務委託の立場で『オレンジメール』のシステムを使ってメールを配信するなど手を動かす業務を担っていたのですが、自身で売上を立てられる状態になり、現在は関連会社の代表を務めています。
現在、オレンジスピリッツからは、経理1人と秘書・サポートスタッフ2名に来てもらっています。
ーー今は関連会社として、どのような事業をされていますか?
主な事業は、講師(先生)のプロデュースやプロモーションです。
例えば、今本を出しているような講師はたくさんいらっしゃいます。
講座やセミナーで人に何か教えたり、カウンセリングやコーチングを通じてアドバイスしたりと「人に何かを教える・伝える」仕事をしている方のサポート役として、ビジネス面でのプロデュースやプロモーションを担っています。
具体的には、講師のために講座やセミナーなどの商品を企画したり、その商品を売るために広告やセミナーによるプロモーションで集客したり、講座・セミナー運営のサポートを請け負ったりと、裏方として幅広い業務を担っています。
マーケティングやプロモーションを中心に、プロデュースも担うイメージです。
スケジュールとタスクを軸に業務を進める
【臂さんの一日のスケジュール例】
▼7:00~
娘を小学生に送る。車で片道約50分ほど。
▼9:30~
帰宅後、チャットチェック
▼10:00~
コアメンバーとZoomでオンラインMTG雑談を交えながら、今後のスケジュールの共有、
課題を整理するためのディスカッションをしています。
(ちなみにコアメンバーは北海道在住で、実際に顔を合わせる機会は年1回ほど)
▼12:00~
昼食
▼13:00~
社内スタッフやお客様とのオンラインMTG
(合間を見てチャットで指示出し)
▼16:00~
子どもをお迎えに。
その後、17:00頃までに仕事を済ませます。
※セミナー開催時には10:00~15:00、18:00~23:00などの時間にて対応することも。適宜スケジュールを調整し対応しています。
ーー業務はほぼフルリモートですか?
はい。2013年のジョイン後はずっとフルリモートですね。もう10年以上、メンバーとのコミュニケーションは毎週火曜日の14:30から30分ほどで行うミーティングが中心ですね。私は主に地元の群馬から参加していますし、メンバーの何名かは海外に在住しているため、フルリモートで仕事ができる環境はとてもありがたいです。
ーーコロナ禍以前から、いち早くリモートワークに取り組んでいたんですね。
そうですね。出社という概念はなく、私たちは「いつまでにこれをやる」というスケジュールとタスクを軸に業務を進めています。メンバーは基本的に業務委託なので、就業時間(定時)の概念はありません。やることをやっていれば、どの時間になにをしていても自由だと決めています。
▶「自分の趣味を凝縮させた」という臂さんの仕事環境
成長意欲を発揮し、新たなキャリアを築ける環境
ーーチームの雰囲気はいかがですか?
私はあまりガツガツした雰囲気で仕事をすることをあまり好んでいないので、基本的に和気あいあいとしています。やることさえやっていれば、本当に自由という感じです。
やはり時間的な自由とか精神的な自由を求めてジョインしたメンバーがほとんどですので、ざっくばらんに話せる関係が築きやすいのだと思います。
ーー臂さんから見て、関連会社全体でどのような方が活躍できると考えますか?
例えばマーケターなど、数字がしっかりと動く仕事を通じて得られた経験や実績は、確実に自分の経験やスキルとして蓄積されていきます。充実したキャリアを築くためのスキルはものすごく身につく環境だと思いますね。私は「自分の仕事に責任を持てる人が集まるチームが大人の集団」と常々言っています。
仕事では、普段はなかなか接点を持てない著名な先生ともお仕事を通じて関われるので、人間的に大きく成長できる環境だと思いますね。腕に自信がある人にはすごくいい場所です。とくに「腕に自信があるけれども、発揮する環境がない」と思っている人はチャンスだと思います。
ーー最後にメッセージを!
昔の私は「自分はもっとできる、もっと自分はやれる」と思っていました。力を発揮する場所や環境がない人にとって、すごくいい環境です。成長意欲が強く「早く活躍したい」と願う人が、その力を発揮するための仕事もテーマもありますし、その舞台も用意されています。
もし個人でこのお仕事をしていたら一生関われなかったような人とも、一緒にお仕事ができる機会があります。そういう意味では、本当に面白い場所だと思いますね。気になる方は、ぜひチャレンジしてください。
ありがとうございました!
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