皆さんこんにちは、広報の向井です。
今回は、オープンロジ初となる卒業エントリをお届けしたいと思います!
話を聞いたのは、11月でオープンロジを卒業した森田さん(過去の登場記事はこちら!)。社内イチのマルチプレイヤーとして2年半にわたり幅広い業務を担当してきた彼に、入社前のことから、2年半で得られたもの、今オープンロジに入ることの面白さまで、じっくり話してもらいました。また現役メンバーから卒業する森田さんへ、感謝&本音のメッセージも…!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それではどうぞ!
入社前、大企業で感じていた「もっと会社やビジネス全体を見たい」という想い
ー今回はオープンロジ初の卒業エントリということで、よろしくお願いします!
よろしくお願いします。カスタマーサクセス(CS)の森田です。今回は約2年半在籍したオープンロジを卒業するにあたり、会社初となる卒業エントリを作成することになりました。入社時からオープンロジでの思い出、今後についてなどお話したいなと思っているので、少しでもオープンロジが気になっている方の参考になれば嬉しいです。
ー森田さんはこの2年半、本当に幅広い業務を担当されてきましたね。
はい、この2年半で事業も組織も大きく成長していって、その過程で私自身も色々な業務に関わりましたね。カスタマーサポート・倉庫の運用・新規顧客向けのフィールドセールスをした時期もありました。直近はカスタマーサクセスの部署で、ユーザーや倉庫への対応や、データを分析しその結果をサービス改善に生かしていく業務を担当していました。
仕事中の森田さん。データ分析の業務は、自ら発案し担当してくれていました!
ー社内イチのマルチプレイヤーとして名高い森田さん。実は前職、かなり大きな会社で働いてらしたそうで…
なんか恥ずかしいな…(笑)。
以前別の記事でもお話しましたが、元々は新卒でいわゆる「大手」「老舗」と言われる会社に入り、営業をしていました。
でも仕事をしていくうちに、もっと会社やビジネス全体の流れを見て・理解しながら働きたいなと思ったんです。大きな会社だと業務や組織は当然ながら細分化されていて、自分の担当する範囲の仕事しか自分の視界には入ってこない。そんななかで、日々自分の担当している仕事が会社やビジネス全体の流れにおいてどういった意味や役割を持つのかが見いだせなくて。
こんな経験があったので、なるべくまだ若くて小さな会社・ビジネス全体が見られる環境で働きたいなと思い、スタートアップに絞って転職活動を始めて、オープンロジに出会いました。
全ての始まりは、Wantedlyのスカウトメール
ーオープンロジを知ったきっかけは何でしたか?
スカウトメールをもらったんですよ。それこそ、まさにこのWantedlyで!(笑)
当時のオープンロジはまだ社員数が40〜50人くらいのフェーズで、オフィスも今よりずっと小さくて、ベンチャー感がすごかったですね。
ーおおっ、まさかのWantedlyきっかけ!数ある会社の中から最終的にオープンロジを選んだ決め手は何だったんですか?
惹かれたのは、事業に対する考え方。単体のプロダクトありきのビジネスではなく、物流を面としてとらえてその中でどうサービスを展開しシェアを取っていくのかという考え方をしている点でした。前職はオフィス機器のメーカーでまず製品ありきのビジネス・営業方針だったたため、ビジネスにより広がりがある点に強く興味を惹かれましたね。
また面接時に代表の伊藤さんがとにかく熱くビジョンを伝えてくれて、面白そうな印象を受けたのも印象的でしたね。あとはコンサルなどの仕事よりはリアルに物が動く仕事に面白さを感じていたので、物流という事業領域にも惹かれました。
最終的にはオープンロジともう1社から内定を貰いましたが、より規模がコンパクトで、かつ興味を惹かれたためオープンロジを選びました。
ー前職での経験からスタートアップのオープンロジを選んだわけですが、とはいえ大手から飛び込むことに不安はなかったんですか?
うーん…当時は不安よりも、チャレンジしたい気持ちの方が強かったですね。今より若かったというのもありますが(笑)
物流業界も未経験でしたが、そもそも転職を決めた時点でどの会社へ行っても前職の知識がそのまま活かせるとは思わなかったので、そこに対する抵抗みたいなものもありませんでした。
卒業メンバーが語る、オープンロジの事業と人
ー入社されてこれまでの2年半、ズバリ1番の思い出は!?
本当に濃くてめまぐるしい2年半で、正直1つだけなんて選べないです…!「何じゃこりゃああ!!!」というようなハードな経験も沢山して(苦笑)、すごく鍛えられましたね。
たとえば必要に駆られて、急遽たった一週間で新しい倉庫を立ち上げて運用構築まで行ったこともあります。今でこそ笑えますが、当時は本当に修羅場で…(遠い目)。チームリーダーと一緒にひたすら色々な倉庫に電話をかけまくったり、協力して何とか乗り切った思い出です。
ほかにもお客さんと倉庫の間で要望とできることの調整に苦労したり、自分のミスで数十万円単位で損失を出してしまったり失敗も沢山しましたが…(再び遠い目)。
でも、その度に周囲のメンバーに助けられました!
ー実際に働くなかで感じていた、会社の良いところ/悪いところはありますか?
仕事のなかで感じていたことは、物流という事業領域ならではの責任と難しさですね。物流はユーザーにとって不可欠なビジネスインフラなので、それが日々スムーズに回るのは、蛇口をひねれば水が出てくるのと同じくらい当たり前に考えられています。逆に少しでも難があれば、生活に不可欠な水が出てこないのと同じように、大問題になってしまう。必要とされ重要だからこそ完璧でなければいけない、という責任の大きさは、常に感じていました。
良いところでいうと、事業のなかで倉庫さんを単なる下請けではなくパートナーと考え、お互いに対等な良い関係を築こうとしているところが、僕は好きです。逆に倉庫さんを単なる下請けとして考えて一方的に業務を丸投げするだけであれば、自分はここまで魅力を感じなかったかなと思っています。
あとは他のメンバーの記事にも出ていますが、ポジション関係なく現場に行くことを厭わない点は、僕も好きなところです。もちろん効率化を進めることも大事なんですが、土台として変わらず現場を大事にするスタンスは、今後会社が大きくなっても守り続けてほしいと思います!
事業以外の部分だと、トラブルが発生した時に部署を越え解決にむけて団結できる点は良いところだと思います。僕も、社内の皆には本当に助けられましたから!
ー社内のメンバーについての話が出ましたが、森田さんから見てオープンロジってどんな人が多いでしょう?
まずみんな物流が好き・面白いという気持ちを持っているかなと。あとは、物流の現場というリアルとシステムなどITを掛け合わせることに、魅力を感じている人が多いように思います。
そしてトラブルや大変なことが起きた時には、団結力がある!
ーなるほど。では、こういう人はオープンロジに合う/合わないというのはありますか?
先ほど話したように、現場だけ・ITだけではなく、両方が好きな人が向いてると思います。逆に全部の業務がPCの前で完結するような、小綺麗でスマートな感じだけを求める方は向いてないかもしれません。時には泥臭いことも厭わず、現場を知る姿勢が求められるかなと。
あとは目の前の課題ばかりでなく、本質的な課題を解決していく姿勢が必要なので、それを楽しめる人は楽しく仕事ができるんじゃないかなと思います。
ー沢山の人と関わってきた森田さんですが、1番お世話になった人を選ぶとしたら…?
これもねぇ…本当に色んな人にお世話になったので、思い出同様誰か一人に絞れない…選べない…笑。
苦悶する森田さん。「選べない…!!あーーーー選べないー!!!!」
僕は2年半、セールス・エンジニア・経理・倉庫チームなど、ほぼ全部署と関わってきました。規模が小さいからそうせざるを得ないということもありますけど、お互い助け・助けられ。それが「オープンロジらしさ」の一つでもあると思ってます。
それこそ前職と比べると、業務での人との関わり方が全く違う。大企業で勤めていた時は業務が細分化されているので、部署内だったりごく限られた人としか関わりませんでしたが、オープンロジでは日々本当に沢山のメンバーと関わります。それぞれ色んな知識や能力を持ったメンバーが集まっているので、自分だけでなく人の頭と力も借りて仕事を進めていくことが大切かなと思います。
メンバーから森田さんへ、感謝&本音のメッセージ!
ーそんな多くの人との関わりの中で、皆に愛されてきた森田さん。今回は社内のメンバーから森田さんへのメッセージを預かってきたので、ここでご紹介させてください!
向かって左が大塚さん・右が荒井さん。どんなメッセージを寄せてくれたんでしょうか… !?
【同僚・大塚さんメッセージ】
森田さんといえば、まず声。よく通る&デカいので、周りにいる人間も電話の内容が把握でき、簡易ロールプレイができるくらい(笑)。その声が聞けなくなるのはちょっと寂しいです。
実は、僕らの出会いは入社前。入社前にオープンロジってどんなサービスなのか分からなかったのでとりあえず登録してみたら、いかにもな営業マンがすぐにサポートの電話をくれたんです。その時に僕が適当に会話してた人、それこそ森田さんでした(笑)。当時の僕はECに詳しいわけではなかったのですが、森田さんはそんな相手に対しても筋道たててオープンロジのメリットや現況について親身に会話してくれたので、顧客志向の強い人だなあという印象を受けました。
入社後も、森田さんが右も左もわからなかった僕にオープンロジとはなんぞやをみっちりと教えてくれたからこそ、今の自分があります。部門は違いましたがなんやかんや一緒に仕事をして、森田さんの幅広い知見と営業力に頼りながら、カスタマーサクセスという部門まで一緒に立ち上げてこられました。今のチームの形も森田さんという人なくてはここまでのフェーズに至らなかったと思います。
森田さんは、単にサービスの価値だけでなく、それを通してどう顧客の課題を解決できるのか組み立てられる人です。苦境に立たされてる時も「力はパワーだ!!!!!!!!!!!」など元レスリング部らしい数々の森田節で自分を鼓舞して立ち向かってる姿勢は、かっこいいと思ってました。
正直まだまだ森田さんとやってみたかった仕事はありますし、もっとチームに推進力を与えることができたなーと思います。実施にまで至らなかった施策もあるのでまだまだ消化不良です!機会があればまた一緒に仕事しましょう!2年半お疲れ様でした!
【後輩・荒井さんメッセージ】
オープンロジ での2年半、お疲れ様でした!
森田さんの第一印象は、『知識が大きな体を纏って大声で話しながら歩いている』(笑)。
私はこれまで営業経験がなかったので、初めは森田さんのバリバリ営業系の雰囲気に圧倒され、「ついていけるのかな・・・」と不安に思っていました。
しかも入社当時、私と森田さんが社内初のブラザーシスター制度※の対象ということで、お互いにどうして良いか試行錯誤。時には「FAQ読んでこのシートやってみてね、以上」って感じで放置されたこともありました・・・(笑)(今は新メンバー向けのオンボーディング資料も整備されてきているので、私以降の人は大丈夫ですよ!(笑))
ぶっちゃけ最初は内心、大事に大事にケアしてくれるブラザーを求めてしまった時もありましたが(笑)、今は結果森田さんがブラザーでよかったなと心底思っています!質問すれば必ずすぐ答えてくれ、相談すれば適切な考え方の道筋を示してくれる森田さん。社内では様々なチームから頼られ、商談に同行すればユーザーにも信頼されていて、私の目指すべき姿は森田さんなのかもしれないと思うようになりました
「森田さんはオフィスであっちまで歩いてこっちに帰ってくる間に大量のタスクをゲットしてくる」と噂には聞いていましたが、森田さんを日々観察してみて納得しました(笑)。知識や経験、それに裏打ちされた判断力や決断力、加えてユーモアと豪快さなど、頼れるところしかないです。
特に印象に残っているのは、森田さんに言われた「ユーザーの要望は、ただ言われたままを叶えればいい訳ではなく、本当に求めていることが何かを探ることが大切」という言葉。私も常に念頭に置くようにしています。森田さんの仕事に対する姿勢から多くを教えてもらった気がします。短い間でしたが、ありがとうございました!森田さん万歳!
※ブラザーシスター制度:新入社員に年齢の近い同部署の先輩を兄(ブラザー)や姉(シスター)と見立て、ブラザーシスターが新入社員へ入社後3ヶ月間のサポートを行う制度。仕事の進め方・心構えの指導や、業務・メンタル面における不安や悩みのサポートなどを行います。
3.この2年半で得られたものと、これから
ー2人のメッセージからも分かるように、本当に皆に愛されてる森田さん。ぶっちゃけ何で卒業しちゃうんですか(泣)&次の会社ではどんなことをする予定ですか?
いやいや、そんな(笑)
理由としては、よりコンパクトな組織で全体の流れが見えるなかで仕事したいというのと、オープンロジでの経験を通じてサービスの設計やしくみ作りをしていきたいという思いが強くなり、まだ仕組みが出来上がっていない会社に行きたいと思って卒業しました。
次はもう少し規模の小さいチームで、新規事業開発のCS周りを担当予定です。別の会社に行きますがオープンロジのメンバーは本当に大好き。今度はユーザーとしてオープンロジを使うことがあるかもしれないし、どこかでまた絡む気がしてます(笑)。
ーオープンロジで身についたスキルのうち、1番身につけられて良かったなと思うものは何ですか?
一言では表し難いんですが、色々な経験をさせてもらって、課題解決力・コミュニケーション力のような、どこにいっても通用する根本的な力が非常に鍛えられたかなと思っています。これは、日々難しい課題が降ってくるなかで、どうやって問題解決をしたらよいかと考え続けたオープンロジでの2年半の賜物。
オープンロジでは、まだユーザーさんの様々な希望の全てを完璧に解決できるわけではありません。けれど、その中で単に「できません」と切り捨てるのではなく、お客さんの抱える課題の本質を考え、その解決に向け今できる最大限の落としどころを見つけていくという繰り返しが自分を鍛えてくれました。
また荷主・倉庫・社内の各部署など様々なステークホルダーと関わるなかで、伝え方やコミュニケーション力も磨かれましたし、小さく未完成な組織の中でイチからチームを作る経験もできた。こうした経験は、次の仕事でも必ず活かせると思っています。
ーどういう経験ができるか・スキルが身につくかというのは転職の際にポイントとなる部分ですよね。森田さんから見て、今このタイミングのオープンロジに入る面白さはどんな所にありますか?
面白いと思うのは、ある程度の基盤がありつつもまだまだ余白が残されている点。今のオープンロジってカオスな状態を脱して組織の外枠はできてきましたが、内側はまだまだ未完成で余地がある状態が残っているんです。
だから今このタイミングで組織に携わった人達が構築していけることがまだまだあって、その過程で新しい事に携わるチャンスも沢山あると思います。創業数年レベルのごりごりのベンチャーではないけれど、基盤が整い働きやすくなりつつある一方で、活躍の場所はまだたくさんあるという今のバランスは、なかなか魅力的なのではないかなと思います。
ーなるほど。ではそんなオープンロジに興味を持っている人へ、メッセージをお願いします。
転職当時、僕も大きな企業からオープンロジに入ってきたので、周りからも色々言われたし前職からも白い目で見られたこともあった。でも前職がいい悪いとかではなく、純粋にここに転職したのは自分にとって良い経験だったと思えています。
ベンチャーというと給与体系などに不安を持つ人も多いと思うんですが、そういった制度の面も構築されてきているので、もしそこが不安で悩んでいる人がいたら、まずは話を聞きに来て欲しいです。
ーありがとうございます。では最後にオープンロジメンバーへのメッセージをお願いします!
今まで本当にありがとうございました!頑張って!
あっ、飲み会あったら誘ってね!(笑)
メンバーからのメッセージにもあるように、皆から本当に愛されている森田さん。卒業が発表になると、Slack上には多くのメンバーから「お疲れ様!」「寂しい!」といった声が寄せられました(泣)。
2年半、本当にお疲れ様でした!新しい場所での活躍を、心から応援しています!
さあ、寂しいけれど、新しい挑戦に向けて踏み出した森田さんに負けないよう、私達もこれから更に頑張っていきたいと思います!^^
そんな私達と一緒にこれからのオープンロジを作ってくださる新メンバーも募集中ですので、興味を持ってくださった方は、ぜひ話を聞きにいらしてくださいね。
それではまた。