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元なでしこジャパン山根恵里奈が誰にも打ち明けてこなかった”仕事観”とは

ookami広報部のありさんです🐺

本当に突然ですが、私の身長は168センチです。

昔から「大きいね〜」と言われることが多かったのですが、なんと今日は・・・

身長!!188センチ!!

元なでしこジャパンゴールキーパーとしてご活躍されていた『山根恵里奈さん』にインタビューです!!!


社内では『やまねえ』呼びが浸透しているので、私もちゃっかりそう呼ばせていただきます😭❤️


30秒でわかる👀やまねえプロフィール

広島県出身🍁小学生からサッカーを始め、中学生の時にゴールキーパーへ転向。そこからプロの道を目指し始める。高校ではサッカー留学でJFAアカデミー福島へ。大学卒業後はTEPCOマリーゼ→ジェフ千葉レディースを経て、出場した2015女子W杯では銀メダルを獲得。その後、2年間スペインのReal Betisでも活躍し、2020年末に現役生活を引退。2021年から房総ローヴァーズ木更津FCの運営側の業務を担当し、2023年10月にookamiセールスチームへジョイン🐺

私は、自分をダメだとしか思えなかった
あの頃の自分に「大丈夫だよ」って言いたい。だから、私はこれから自分の目の前にいる人に「大丈夫」って言える人になりたい。それが、これからの夢です

▲やまねえ公式Xからの引用


やまねえの「大丈夫」の意味はなんなのか?

ookamiを通してどのようなことをしていきたいのか?

気になりますよね✨それではインタビューSTART!!

▼▼▼

プロのサッカー選手を引退してジョインしたローヴァーズとはどのようなご縁があったんですか?

2020年の夏頃、お世話になっていた方にふと「もうサッカーは来年はやらないかも。」と引退の可能性を伝えた時に、その方がローヴァーズの代表であるカレンロバートさんと懇意にされていたことと、ローヴァーズを応援されていたこともあり一度直接お会いするご縁いただきました。

最初はお互いにそれぞれのお話が少しできればと思っていたかもしれませんが、カレンさんはチームへの想いをいろいろお話してくださり、ちょうど元選手で指導者ではなく、運営側にも回ってくれるような人材がいたらいいなとは思われていたタイミングで、私もサッカーに携わるならその方向しか考えていない…といった状況でした。


ローヴァーズに入る前は、選手以外のお仕事をしていたのでしょうか?

代表選手だとしても働きながらサッカーをする人が当時はほとんどでした。実際に私も東京電力時代は正社員で広報、他にも、ジェフ時代は三井住友海上のアスリート雇用社員として営業アシスト部門で働いていました。基本的にはスポーツの成績が反映されるので、仕事で自分の成績が評価されるようになったのは引退後が初めてでしたね。


なぜローヴァーズを選んだのでしょうか?

前職では保険の勉強もしていましたし、スポーツ界でガッツリ働くことは想像していませんでした。あとは、自分のタイプ的にも指導者ではないだろうなと。そんな時にカレンさんが話してくれた内容がとても心に響きました。スポンサー収益に依存しないような新しい仕組み作りを着々と進めており、ここにいたらきっと面白い経験が出来そうと思ったんです。


仕事としては運営側に回りましたが、ご自身でも動きたい気持ちにはならなかったんですか?


▲引退発表後のインタビュー回答時

自分の中では0か100かしかないんですよ

引退の記事が発表された時、ありがたいことに、フットサルなどいくつかの誘いはあったのですが、お断りしました。カジュアルに始めてもすぐに追及し始める時が来ることは目に見えていたからです。現役の頃は練習しながら同時に自分のプレーの分析をしていました。その感覚は無くなることはないので、純粋に楽しむことはこの先もしばらくないかなと思いました。


仕事をする中で、サッカー選手としての経験が活きていると感じたことはありますか?

選手として完成度を求めるのが当たり前で、仕事でも分析を重ねながら進めることが出来た点が一番大きいかなと思います。全てに共通しますが、こだわったら終わりは見えないんですけどね。あとは自分も選手だったからこそ、ローヴァーズの選手たちとも良い関係性で仕事が出来た部分は多かったんじゃないかなとも思います。


やはり運営側の立場になってチームへの考え方は変わったのでしょうか?

そうですね。現役の頃から運営の方がいるから成り立っているのは分かっていたのですが、今思えば当時はよく無理難題を言っていたんだなという反省を細かい部分が見えたからこそ感じました。そのような中、選手にNOとはっきり言わないといけないこともありました。でも自分なりに、今ある問題に対処しつつ、出てきた意見を今後どのタイミングで落とし込めるかを考えた上で回答するようにしていました。


ローヴァーズを離れて別のキャリアを歩もうと思ったのはなぜですか?

ある程度足場作りが出来たタイミングで、チームはこれからもっと上を目指さないといけない。でも自分はローヴァーズしか知らないので「チームが実際に上のカテゴリへ上がっていったときに、自分も本当に力になるためにはもっと必要なことがあるんじゃないか?」と思い始め、自分自身のレベルアップのためにも外部へ勉強しに行くことを決断しました。

また、私の性質上、完成度100を求めてしまうため、自分に入ってきた課題は自分で解決しようとすることが多かったと思います。私が勝手に属人化させていた業務を分散するいい機会になることで、チームにもいい影響が出ればとも思いました。


キャリアを選ぶ軸のようなものはありますか?

割と直感と、頭に浮かぶイメージを信じています。興味がない事を続けても楽しくないし、我慢していると違和感を覚える瞬間がわかると思うんです。「仕事どう?楽しい?」と言われた時に胸をはって「はい!」と言えないなら、それでも自分がそこにいる理由がないかぎり、違う場所を見つけられるのであれば、見つけた方がいいと思っています。ローヴァーズを離れた理由は楽しくないからでは決してなく、次のキャリアでは自分の感覚を大事にしたいと思っていました。

▲Player! WHITEの利用者としてインタビューも受けていたやまねえ

次のキャリアとしてookamiは選択肢としてどのように出てきたのでしょうか?

実を言うと私からCEOの太陽さんに連絡したんです。元々ローヴァーズでPlayer! WHITEを利用していて私はその窓口でした。当時働いている中で、試合やチームのことを発信するなど、トータルして公式アプリの業務が一番楽しく出来ていたお仕事内容だったなと振り返って思ったんです。

ookamiの人とはオンラインで話すことが多かったのですが、いつも雑談も交えながら楽しくお仕事させてもらっていました。そしてPlayer!自体が他にはないもので、こういう新しいものを作っている人たちってどういう人なのか?なんでこういう新しいものが作れるのか?という興味がありました。


最終的にookamiに決めた理由を教えてください。

別のチームで勉強したいと言ったものの、自分が違うと思ったことを続けることはできないという狭間に立たされました。全く別の業界に行くという考えもありましたが、せっかくスポーツ界でここまでキャリアを積み上げてきたので、完全に離れることには心残りがありました。ookamiの仕事なら外から様々なチームを支える基盤を、中にいる方とも一緒に作る仕事ができる。そして自分にもこの領域であれば、出来ることがあるのではと腑に落ちたので決断しました。

▲ookami初詣の様子

やまねえがookamiに入ることで強みとなることは何だと思いますか?

実際にユーザーとしてチームの運営側で使ってたという経験は、圧倒的に自分にしかない強みだと思ってますね。フロントスタッフとして使ってないとイメージがつきにくい事もあります。Player! WHITEというサービス自体の改善にも関与しやすいですし、なにより導入いただくお客様に対しても自分の体験も交えてお伝えできるので信頼感を得ることができます。


ookamiではどのような経験をしたいですか?

私のメイン業務はセールスで、プロダクトのひとつの特徴として導入して終わりではないという点があります。お客様からも意見をいただいて、より良くしていくものだと思っています。アプリを通じて一緒に運営していく中で、自分自身もチームの一員のような感覚でお仕事がしたいなと思います。

例えばこれから上を目指しているチームが勝ち進んで行ったときには一緒に喜びたいです。リーグ昇格といった大きい目標を達成した時は、それまでに必ず小さな成功の積み重ねがあります。大きな結果は誰でも目にします。でもそれまでの過程を見てくれる人はどれだけいるのでしょうか?

『なでしこW杯優勝!』という記事が出ると誰もが喜んでくれました。しかし、予選を突破した時に喜んでくれた人は優勝と比べたらはるかに少なかったです。どんなに強いチームでも、一つひとつの試合で結果を残すことに当たり前はないと思っています。


▲スペインのReal Betis時代

現役時代に「大丈夫!」は一番欲しかった言葉、でも一番素直に受け取れなかった言葉でした。

今思えば、どんなに頑張っても多くの人が過程ではなく、結果しか見てくれなかったことが苦しかったんだと思います。だからこそ、説得力のある大丈夫を言える人は一緒に過程を見てくれている人だと私は実感しています。

自分はookamiの業務を通じて出会うチームの方々に対して、

本当の大丈夫を言える存在になりたいですね。


▲プライベートでもスポーツ観戦

スポーツ業界に残ったからには業界をこう変えていきたい!といった野望などはあるんですか?

スポーツ業界を変えていけるのは、大量の人材を動かす影響力やエネルギーを持っている人だと思います。でも私はどちらかと言うと、大きいことやりたい人の周りの人になって、自分の周りを巻き込んで来れる人になりたいです。ふとした時にやってきた人の助けになりたい。その日その時に目の前にいる人にテンプレートではなく、自分ならではの方法でどう対応できるか?が大事だと思っています。

ookamiのバリューにもある『追及しよう。』は私のモットーでもあります。ookamiでの挑戦はまだまだこれからですが、自分が受注したお客様や関わった方に関しては自分なりの100%で一緒にお仕事をしていきたいと思います。


▲ookami新年会の様子

番外編『やまねえの思う勝てる監督、勝てるチームとは🔥』

勝つことだけにフォーカスしている人は、監督であってもスタッフであっても選手であってもおそらく勝てないと思います。その分、見えなくなったり分からなくなってしまうことが増えちゃってると思うので。

負けることや、出来ないことがあるという基本的ですが、忘れがちなことも頭の片隅にでも置ける人は、最終的に勝てる人たちなんじゃないかなと…思います!!

勝てるチームの状態は、目標がはっきりしているかどうかで決まると思います。目標を達成するために一回一回の試合を落とさない。それぞれが何を考えていようが目標だけははっきり全員が把握していることが大事だと思うんです。

会社の組織をチームとして見た時も、それぞれできることも役割も物事を図るものさしも絶対違うと思います。この目標のために一生懸命それぞれの能力を発揮して、一つひとつのことを着実に行っていくことが会社として成長する一つの要素だと思います。

▲▲▲

やまねえありがとうございました!

皆さんにとって100%でやってみたい仕事はありますか?

すぐに思い付かなかったとしても、目の前にいる人に対して過程も含めて寄り添うことで、大きな結果を残すことが出来るようになるんだとインタビューを通して感じました。

選手であり、運営側の経験があるという方はなかなかいらっしゃらないと思いますが、この記事を読んで自分も「楽しんでる?」という質問に胸を張って「はい!」と言える経験を探している方はぜひ一度お話しましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました😌


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