みなさんこんにちは。oneroots広報部の岡部です。
インタビュー第3弾は、先月onerootsに入社された瀧田さん。
- 入社の決め手
- 今までのご経験
- これからどんなことをしていきたいのか
など、入社直後の今気になることを根掘り葉掘り伺いました!瀧田さんの感じたスタートアップ、そしてonerootsへ転職する魅力をお聞きしたので、ぜひ最後までご覧ください。
プロフィール
瀧田寿明
筑波大学大学院修了。修士(工学)。マーケティングリサーチ会社にて、ID-POS(会員情報付き売上データ)から個人の価値観推定をするサービスの運用・開発・企画を担当。その後、全国購買状況データ事業の大規模リニューアルの最初期からリリースまで携わる。2024年3月に株式会社onerootsに入社。
なぜonerootsに
- 本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、なぜonerootsに入社しようと思ったのですか?
よろしくお願いします!それはですね…生成AIが登場し、「乗るしかない、このビッグウェーブに」と思って該当求人を探していたところonerootsを見つけるというご縁があったからです。
学生時代にAIについて少し勉強したことがあったのでAIに関しては一定知識があり、囲碁のAI(AlphaGo)の登場にも驚きましたが、ChatGPTほどインパクトがある変化がこんなに早く来るとは夢にも思っていませんでした。この先もまだまだAIは進化を続け、世界が大きく変わる可能性があると思います。その世界の変化を作っていく側になりたいと思い、onerootsへ入社を決めました。
- 確かにAIで世界を変えていくならスタートアップに転職することは良さそうですね。
そうなんです。スタートアップのフットワークの軽さなら、生成系AIでどんなことができそうかどんどん試せると思ったことが転職のきっかけの一つです。
ChatGPTを始めとしたAIはまだまだ誤答(ハルシネーション)をしてしまう傾向があります。大企業だとそのリスクを受け入れることのハードルが高く、また既存事業の安定運営がどうしても最優先になってしまうので、どんどん新しいサービスを開発していくことは難しいです。その点スタートアップなら、今後生み出される価値が重視されるのではないかと考えました。
- それでも大企業からスタートアップに転職することに不安はなかったのでしょうか?
僕の中ではちょっと前提が違っていて、大企業で働くということがこの先も安定だと思えなかったことがまずあります。
また、スタートアップに転職することについて不安はありましたが、onerootsなら大丈夫だと思いました。
- 「大企業で働くことが安定か」「onerootsなら大丈夫」二つの気になるキーワードが出てきましたが、こちらについて詳しくお伺いできますでしょうか?
まず大企業自体が安定かという話ですが、以前どこかで読んだのですが、上場企業の経営層のほとんどが10-20年後まで今と同じ事業でやっていけるとは思っていないという話がありました。実際、人口減少による市場の縮小、働き手不足や価値観の多様化、ネットでグローバルとの垣根がなくなる中で、今までと同じように事業が生き残り続けるのは大変なんだなと理解しました。なので、大企業もどんどん新しい事業をやっていく必要があるはずなのですが、それが必ずしもうまくいっているようには僕には思えなかったんです。
また、従業員目線から見ても上記の話からも事業を作ることがスキルとして重要視されるようになっていくはずだと思っています。ですが、大企業にいると「既存の役割分化した組織の中」で、「経営の全体感を掴めず」、「確立している企業ブランドを少しでも傷つける可能性があるアイディアの実行もなかなか通らない」ということが前提になってきます。なので、事業を作るスキルをつけやすい環境とは言いづらいです。さらに、労働者に代わってChatGPTなどのAIが働いてくれる可能性も出てきているとなると、労働者としての市場価値をキープすることが困難になっていく可能性があります。
上記を踏まえると、経営の全体像を見ながら柔軟に新しいことを試しているスタートアップで働くことは、良い成長につながるのではと思いました。
- なるほど。「onerootsなら大丈夫」だと思った理由について教えてください。
まずスタートアップへの転職についての不安について説明します。上記で大企業も安定かわからないと言いましたが、やはりスタートアップが安定しているとも思えないので、やはり不安はありました。ざっくり言うと3つほどの不安があったと思います。
①本当に成長環境か
②経済的に大丈夫か
③どんな人と働くのか
①本当に成長環境か
スタートアップであれば成長できるかというともちろん違うと思います。onerootsではデータサイエンスのスペシャリストがいるので、そこから技術を吸収できる機会があるなと思いました。また、社員の成長をバックアップしてくれる環境で、勉強も業務時間の中で推奨されています。ビジネスモデルにしても、従量課金性のデータ分析サービスを構築できていてすごいと思いました。前職だとデータ分析業務は工数(業務にかかった時間)に対してお金をもらう形での契約がスタンダードだったので。
②経済的に大丈夫か
実は最近結婚して一人の人生じゃなくなり、経済的にリスクを負うことは出来るだけ避けたいこともあって、スタートアップだと経済的に不安定なイメージで不安でした。あとで知ったのですが、スタートアップの給与水準は一般的な企業の水準にほとんど追いついているらしく、onerootsから提示された待遇も思った以上に良くて安心しました。
③どんな人と働くのか
大企業だと働いている人も一定担保されている感覚がありましたが、スタートアップだとどんな人がいるのか全くわからないイメージでした。onerootsの初回面談で西口さんは業務と全く関係ないことまで親身になってアドバイスをくれたので、この「サークルの先輩みたいな人」ならきっと良い文化の会社なんだろうと思えました笑また、同じように大企業から転職されてきていた工藤さんからも新しいことを始めるにしても既存業務の方向性を変更するにしてもonerootsだと意思決定が速く、工藤さん自身が転職して動きやすくなったというお話を聞けたりしたことで、同じ感覚を持たれている人がいるのだなと安心しました。
- 安心して入社していただけて良かったです!実際に入社してからどのようなことをされているのでしょうか?
現在はデータサイエンティストとしてクライアントが提供するサービスの新規会員獲得プロセスに関するデータを分析しています。事業を組み立てる、育てていくという部分では今までの経験が生きているなと思っています。自社の事業を成長させる立場からクライアントの事業を成長させる立場に変わりましたが、事業成長という部分では通じるものがあるなと思っているのでクライアントの事業成長に貢献できるよう、自身の今までの経験を生かしていきたいと思っています。
まだまだ慣れず、ログデータのデータ量と分析の考え方の違いに戸惑う日々ですが、少しずつ成長できているように感じています。
今までとこれから
- 前職でもデータを扱うことは多かったんですか?
前職ではマーケティングの工程の中でも市場調査を主にしている会社で働いていました。具体的には、小売店の会員カードに紐づいた売上データ(ID-POS)やアンケートを活用して、会員の人柄や生活スタイルなどを推定するサービスの企画、開発、運用に携わっていました。
また、事業リニューアルの立ち上げから関わった経験もあります。社内にアプリ開発の知見があまりない中で、スマホアプリの企画に一からチャレンジし、実際にリリース・運用したくさんのユーザーを獲得することまでできました。
こういった前職での事業構築やデータ分析という経験は、今も活かせていると感じています。
- では最後に生成AIについて考えていること、そして今後の目標を教えてください。
生成AIだけでなく様々な技術で世界はさらに急速に変わっていくと思っています。
例えば、先日一人の人がマッチングアプリで3,000人とやり取りをして結婚したという記事を読みました。実際に3000人とやり取りしていたのは生成AIで、自分の言いそうなことを学習させて代わりにやり取りさせていたそうです。このように生成AIにタスクを代替させることで検索体験も変わっていくのでは?と感じました。
これから世界がどう変わっていくか本当に分からないですが、生成AIで『これできるじゃん』『これは面白い!』というアイディアを見つけたら実現に向けてすぐ動けるような状態になっておきたいです。
- 瀧田さん、貴重なお話をありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
今後も社員のインタビュー記事を掲載予定ですのでぜひonerootsに興味をもっていただけると嬉しいです。
紹介
P.S 瀧田さんのプライベートや人柄を少し紹介!!
【性格】
- 好奇心旺盛
- 気にしい
- 世話好き
- 真面目
【得意なこと】
- アイデアだし
- 新しい視点の提供
【趣味】
- 音楽(ボイトレにも通っているそう!!)
- お酒
- サウナ(今最もアツい趣味!!仕事終わりにも行くそうです!!)
- 漫画、アニメ
- 旅行