なにをやっているのか
私たち株式会社onerootsは、2021年に創業した大学発のイノベーション企業です。
AIに関するソフトウェアや、アルゴリズムの開発・販売・運営・管理などの事業を幅広く展開。AI等の最先端の科学技術を駆使し、人々の行動をモデル化することで快適な社会を目指しています。
■事業内容■
・AIに関するソフトウェア及びアルゴリズムの開発、販売、運営、管理
・データ分析業務の受託
・データ利活用に関するコンサルティング業務など
ショッピングサイトや動画配信サービスのレコメンド表示など、クライアントのサービスとAPI連携させ、プラットフォーム上で稼働するシステムを構築。ユーザーにパーソナライズされた情報を届けられる仕組みをつくっています。
また同時に、データやアルゴリズムを駆使したオンライン上での違反ユーザー検知サービスも提供中。SNSなどにおいて、望ましくない情報や人との出会いを予防する取り組みも行っています。
なぜやるのか
■情報との“出会い”と“別れ”を科学する■
テクノロジーの発達により、人類は過去に類を見ないほど多くの情報と出会うようになりました。便利になった一方で、その情報が信頼できるものか、自分にとって本当に必要なものか、個人の裁量では精査しきれないといった問題も出てきます。人を良い方向へ導く出会いもあれば、当然望ましくない出会いもあるでしょう。
そこで私たちは、AI技術を活用し、より質の高い情報との出会いを生み出すお手伝いを始めました。「誰が何と出会ったら幸せなのか?」を追求し、オンライン上でのユーザー体験を向上させる。人と情報との接点、つまり「出会い」と「別れ」を、AI技術によってより良いものにしていく。それが私たちの使命です。
■安心安全なネットコミュニティを整備する取り組み■
SNSやメタバースなどのテクノロジーが普及する一方で、新たな問題も生まれています。
特に近年、問題となっているのが未成年者への誘い出し。インターネットが身近になったことで、子どもが犯罪に巻き込まれる危険性も増えました。そこで私たちは、オンライン上で発生する危険をAIで検出・予防するなど、情報とのエンカウントを制御する事業を実施。安心安全なネットコミュニティを整備し、社会的課題を解決しています。
どうやっているのか
■onerootsの強み■
代表は、東京大学にて研究者としても活動しており、当領域の第一人者としてAIや情報技術に関する研究を進めています。他メンバーも東京大学研究室の方が多く在籍し、技術・知見ともにレベルの高い人材が集結しています。
■課題に対して当事者意識を強く持つこと■
私たちは、クライアントの課題を自分事として考える「当事者意識」を大切にしています。組織的には創業期ということもあり、現在は自社プロダクトよりも受託開発などに比重を置いて事業を進めている段階です。このようなフェーズの中で、他人事として仕事をこなしていくのか、自分事化して取り組んでいくのか、この違いによって、思考の深さもアウトプットの質も大きく変わっていきます。新しく入職される方も、課題に対して当事者意識を持ち、真摯に向かっていってください。
■大学の研究室のような雰囲気■
メンバーは業務委託などを含めて総勢10名。データサイエンスやAIなど同領域の知見を持った方々が集まっています。現在はリモートワークで業務を進めていますが、メンバーが集まったときには、大学の研究室のようにホワイトボードの前で議論を交わすなど、和気あいあいとした雰囲気です。