第1回会計・財務EXPOに行って思うこと。

今日は、東京ビッグサイトで開催された第1回会計・財務EXPOに行ってきました。

どの会計ソフトもクラウド型に移行中で、インターネットバンキングの取引記録やクレジットカードの利用履歴を自動で会計データとして取り込み、よりタイムリーかつ簡単に会社の帳簿がつけられることをうたっています。

YPPでも「従来の会計ソフトからどのようなクラウドサービスに乗り換えたらよいか」とお客様から相談を受ける機会が増えています。

新しいクラウド型のサービスも、簿記の知らない人向けに作られたものから、財務分析を重要視して税理士事務所などが使いやすいものまでさまざまあります。

ここ２年ぐらいで、会計ソフトの機能や変化がより激しくなってきているのを肌身で感じます。

YPPで経理の仕事を希望する人の中には「簿記の知識を生かして帳簿のデータ入力をやりたいい」という方も少なからずいますが、これからの時代、人が伝票を起票する・入力するという作業領域は急激に減っていきます。

その代わり、いかに迅速に正確に、そして効果的に、必要な現場に数字のデータを届けるかについては、さまざまな手法の選択幅が広がり、考えるべきテーマと領域は増えていきます。

これからの優れた経理マン・経理ウーマンは、正確に会計データを入力して試算表を作れる人ではなく、効果的な手法を選ぶために、受発注などの基幹業務ソフトの連携や効率化について、アイデアを出せる人、そして従来の現場のやり方を周囲を巻き込みながら変えられる人が求められてきます。

従来のような経理としての実直さはもちろん大事ですが、そこにプラスして、大きな好奇心があり、現状を変えていきたいという改革派の人が、今の時代の経理にはとても向いていると思います。

YPPでも、新しいもの好きで好奇心旺盛、挑戦心にあふれる経営者のお客様から、積極的な提案を求められる場面が増えています。

ぜひ、今までになく選択肢が増える面白い時代に、新しい経理のやり方をお客様に提案してみたい！という人は、YPPの門をたたいてください。

会計は、企業経営に必須の大事な情報です。

数字を生かして経営がよくなると、ますます仕事が面白くなります。

積極心にあふれた経理マン・経理ウーマンが日本中に増えて、業績がよくなる会社が次々と増える。そんな世界を夢見つつ、現実はとても泥臭く、新しいソフトに細かいデータをいれてはトライ＆エラーで検証を繰り返す、そんな「地道な仕事」も、やっぱり経理が好きな世界なのです。