今回はOKANの事業開発に該当する「パートナー事業」について、現在当チームのマネージャーをされている荒川さんに聞いてみたいと思います!
桜沢:荒川さん、OKANのパートナー事業についてご説明いただけますか?
荒川:OKANは「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッションに掲げて、望まない離職を防ぎ、働き続けたい人が働き続けられる社会の実現に向けて、そのための社会的インフラや社会的システムの実装を目指しています。
その実現のためのツールである「オフィスおかん」というサービスをより多くの企業に導入いただくために、自社だけでなく、OKANの志に共感いただいた企業=パートナー企業と協業しているのですが、そのパートナー企業の活動を支援するプログラムの運営・推進を担うのがパートナー事業の主な役割です。
桜沢:なぜ今OKANはパートナー事業を推進するのですか?
荒川:OKANは「人に投資をする文化や市場を創出する」というテーマに取り組んでいますが、残念ながらその市場は日本では未創出(あるいは極めて未熟)です。そこで私たちOKANが先陣を切って飛び込み挑戦することを前提にしつつ、益々の発展には市場そのものの拡大が必要です。ですので、そのためにも、この市場や領域に参入するプレーヤーを増やす時流をどう作り出せるか、という点が重要なのです。
桜沢:どう推進しているのか詳しく教えていただけますか?
荒川:チーム内の役割を大きく4つに分けて、各々が主たる役割を担いながら、時には補い合って事業運営を行っています。その役割とは、
- OKANの志に共感いただける、あるいはプログラムに賛同いただける企業を開発・獲得して、その分母を拡充していく役割(パートナーセールス領域)
- パートナー企業の活動を支援し、パートナー企業の成果を最大化する役割(パートナーサクセス領域)
- 事業の業績を管理し、課題や変革の種を発掘して、その解消を企画・推進していく役割(マネジメント領域)
- それら一連の活動を後方支援する役割(バックオフィス領域)
の4つの領域があります。
[パートナーセールス領域]について
まずパートナーセールス領域では、問い合わせのあった企業に対してプログラムの説明は勿論ですが、興味を感じていただいた事業背景などを詳しく伺いながら、パートナー企業に担っていただく役割をご提案し、適切なプログラムや契約プランのご提案を行っています。
[パートナーサクセス領域]について
パートナーサクセス領域では、そうした事前情報を出発点に、より具体的な活動支援を行います。基礎的なサービス情報やOKANと連携するための目線合わせをするための勉強会を企画して実行することは勿論ですが、その時折でパートナー企業が必要とする様々な対策や施策などを企画し、支援しています。
[マネジメント領域]について
マネジメント領域では、それらの進行や業績への影響・結果を管理しながら、プログラムの死角を埋めるための調整を行ったり、個別支援していた内容を標準化することによって支援の量と質を高めたり等のメンバー各々が意志をもって発言したり課題認識することを起点に、あるべき姿を実現するためのディレクションを行っています。
[バックオフィス領域]について
バックオフィス領域では、事業運営に必要な契約書などの書類作成・管理は勿論ですが、業務効率化や運営の最適化などを、事業やチームを俯瞰する視点をもって企画・提案・実行しています。
桜沢:各領域についてお伺いしたところで、現在のチーム人数や担当の構成も教えていただけますか?
荒川:基本的には各領域に主担当として各1名をアサインをしつつ、各領域をお互いに行き来しながら運営しています。チーム人数は4名の少数精鋭ですが、とても生産力の高いチームだと思います。
桜沢:少数精鋭のチームということで、チームの風土や、メンバーのキャラクターについても伺えますか?
荒川:皆さんとても魅力的なメンバーです。その魅力を一言で表すのは困難ですが、前提を破壊して常に改善を行い、前進し続ける気質をもっていることは確かです。その上で、他者の価値観を尊重して互いに取り入れることで、個人では発想できなかったアイデアや変革の種を発掘することができる、とても理想的な状態だと思います。胸を張って、伸び代に溢れた素敵なチームです。
また個人の裁量を最大化したい考えがありますので、原則チームMtgは週の始まりに1回のみです。そのMtgで、「先週のフィードバック」「今週のチェックイン」を行い、「なんのために」「だれが」「なにを」「どのように実行するか」を擦り合わせて、あとは個人の裁量をもって推進いただく体制を取っています。もちろん必要があれば別途Mtgしたり、1on1したり、コミュニケーションの頻度はこの限りではなく、むしろMtg後の活動におけるコミュニケーションの方が密で多い印象です。それは個人の裁量が大きい一方で責任も大きいということをメンバーが正しく認識していて、またチームで成果を獲得するという共通意識があるが故のことなのだと、今は考えています。
桜沢:ありがとうございます。楽しい雰囲気が伝わってきますね。そんなメンバーと今後パートナー事業が目指していることは何ですか?
荒川:OKANがパートナー事業を通じて目指していることは別のインタビュー(日本の文化と制度のギャップを破壊し、社会を豊かにするインフラを創るために奔走する〜CEO室兼パートナー事業責任者荒川さんに聞いたOKANの目指す未来)をご覧いただければと思いますので、ここではパートナー事業の視点でお伝えできればと思います。とても端的にお伝えすると、パートナー企業の事業成果の最大化と、それによる市場の活性化が新たな企業の市場参入の呼び水となるような正の連鎖を生むこと。言い換えると、OKANの掲げる「働くひとに、おせっかいを」というスローガンの通り、誰かの成功を支援することで自らの目的を達成することを目指しています。
こんな風にお伝えすると、如何にも未来志向でキラキラしていて、とても魅力的な仕事に感じられると思いますが(実際にそうではありますが)、足元は極めて挑戦的かつ野心的な業績目標を掲げていますので、泥臭く、文字通り頭からも身体からも汗を流しながら仕事をしています。いい意味でヒリヒリした状態で、成長できる環境だと思います。
桜沢:ヒリヒリした状態ですか(笑)刺激的な環境であることは間違いないですね。どんな人が向いていると思いますか?
荒川:新しいことに挑戦したい方、何度でも諦めずに目的達成のために邁進できる方、自ら行動し情報を集め分析し、仮説思考で実行まで担える方。そこにOKANらしさを付け加えると、自らの価値観・得意なこと・情熱を注げることと、「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッションが強く結びつくこと、またそのために、ご自身の意志が明確であることだけでなく、他人への理解や配慮はもちろん、OKANが目指す先に対して真摯に、誠実に向き合って一緒に時間を過ごせるかといった視点が重要だと考えています。
個人の価値観やライフスタイルが多様化する現代において、その選択肢が十分揃っている環境、かつ個人が容易に選択できる環境がまだまだ整っているとは言い難い状況だと思いますが、そうした中で他者を慮り、自身との違いを考え理解して許容した上で敬う姿勢をもつことを出発点に、健全に衝突したり行動を起こす。もちろん自らの発信や発言に責任をもつだけでなく、それに応えることにも責任をもつことが必要です。
そう考えると、前提を無視してあるべき姿を描き、成果に結びつけるために尽力できる胆力も、ある程度必要なのだと思います。それを持ち合わせることができれば、ダイナミックに仕事ができる環境ですので、成長や挑戦できる機会は多いです。
桜沢:ありがとうございます!最後に将来のメンバーに一言ください。
荒川:会社としても事業としても、まだまだ余白の多い状態です。現状に不満をもつ、違和感を覚えることは大切ですが、その上で自身がどうしたいのかを考え、意志を持って自らが変革をリードしていく姿勢が大切で、OKANはもちろんパートナー事業チームのメンバーはそうした姿勢や思考を持った方が集まっています。そうした環境で、自らの可能性を信じて、共に前進していきたいと燃えている方と出会えることを、心から楽しみにしています。
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