会社を始めた頃は、社会で評価されるいい仕事をしたいという気持ちを強く持つ一方、サバイブしないといけないという切迫感でいっぱいでした。
創業時というのはあまりおカネもありませんので、ケチケチでやっていました。麻布十番のパティオ横にあるテント張りの焼肉屋さんで当時の社員2名といっしょにささやかな年末の食事会をしたことは懐かし思い出です。
自分たちの会議室もなく、採用のための面接なども、当時株主になっていただいていたTOEICのグループ企業だったICS社の会議室をお借りしました。20年以上当社で活躍してくれている何人かの社員の面接をICSの会議室で行ったことを覚えています。
会社立ち上げは初めての経験だったわたくしを励ましてくださった先輩経営者、マイクロソフトをはじめとするお取引先のみなさんにはとても感謝しています。
また、1998年から現在に続くまでおつきあいが続いている米国サーティポート社(当時の社名はマーケットシェア社)をユタ州に初めて訪問した時のことも昨日のことのように記憶しています。
契約をするために訪問したのですが、それ以外ではSomething About Mary (邦題は「メリーに首ったけ」)という映画を観たことを覚えています。それ以来、キャメロン・ディアスは好きな女優の一人です。