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自社サービスのヘッジファンド向けトレードシステムについて紹介します!

株式会社オークンでは、ヘッジファンド向けに、株式を自動売買するトレードシステムの開発に取り組んでいます!

今回はこの開発の特徴や面白さをお伝えできればと思います!

何をやっているの?

株価が上がるか下がるかを予測して、自動で株を売買するシステムを開発しています。

売買は、一定のアルゴリズム(以下、取引戦略)で行うのですが、

弊社のメンバーの一人は歴10年以上のプロのトレーダーであり、彼が作成した取引戦略の原案をベースにして、シミュレーションや議論を通じて取引戦略を洗練させていきます。

株取引は難しい

株取引はとても難しいものです。個人投資家の約9割が負けていると言われています。

なぜなら、株式市場は色んな取引参加者がいたり、その時々のニュースが反映されたりと、非常に複雑だからです。

運良く短期的には勝つことができても、長期的に勝ち続けるのは至難の技です。

では、どうするの?

株式市場は非常に複雑ですが、例えば、以下のような数少ない確かな事実があります。

・取引参加者は人間であること (システムもありますが、多くは人間の意思が反映されている)

・人間には潜在無意識的に一定の行動パターンがある

私達は、市場の数少ない構造的な確からしさを基点にして、常に本質を追求することで、普遍的に機能する戦略体系を構築しています。


機械学習も活用

システムトレードで機械学習は良く使われていますが、市場は極めて複雑ですので、価格データを入力して精度良くパターンを認識させるのはとても難しいです。

我々のシステムでは、アイデアファーストで構築した戦略をベースに、機械学習の予測値を元に微調整する方式をとっています。

これにより、普遍性を重視しながらも、機械学習を活用して、相場の状況に応じて変化させることを目指しています!



難しいところ

株式トレードとは非常に奥深く、小手先のアイデアで上手くいくことはありません。

原点に立ち返り、1つ1つ妥協せず、本質を追求したアイデアのみ、上手くいっています。

私も色々とアイデアを試しますが、上手くいくのはごくわずかであり、まだまだ精進が必要です。

私たちの行動指針(Shared Value)の1つである「Find the Root」は、すべての現象に対してその本質を見極めることを示していますが、まさにこれが要求されていると日々感じています。


楽しいところ

試行錯誤した結果が、目に見えて成果に現れる

難しい分、自分のアイデアが上手くいった際は非常に嬉しいです。シミュレーションのグラフなどで目に見える形で現れるので、成果がわかりやすく、達成感を感じます。

何事においても、自ら試行錯誤した結果が、目に見えて成果に現れると楽しいですよね。

日々、ワクワクしながら開発に取り組んでいます。



新しい知識に触れられる。

新しい​技術を次々と取り入れているので、次々と知見が増えるのも面白いです。

直近では、GPUを用いた大規模並列演算処理を導入しました。

取引シミュレーションでは、日米全銘柄(15,000銘柄)、20年分の株価データを用いるので、データ数は約5千万レコードにのぼります。

さらにはパラメータも膨大なので、すべて演算しようとすると1ヶ月かかってしまう、、ということがありました。

ここで先ほどのGPUを用いた大規模並列演算処理を導入したところ、1ヶ月かかる計算を数時間で終えることができました。

技術の習得は大変ですが、課題を乗り越えた際の達成感は非常に大きいです。


現在は深層強化学習の導入に挑戦しています。

他にも導入したい技術が沢山あり、学習・開発が追いついていないです。ご興味ある方は是非一緒に作っていけたらと思います!


グローバルに展開

最近では海外のパートナー様とやり取りする機会が増えていっています。

サービスの拡充を実感するとともに、英語の勉強の必要性を感じ、少しずつ取り組んでいます。

さいごに

ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。

株式会社オークンでは一緒に働く仲間を募集しています!

ここまでの内容が「面白そう!」と感じられましたら、ぜひカジュアル面談などで軽くお話しましょう!「ストーリーを見た」とメッセージをいただけますと幸いです。

皆様からのご応募をお待ちしております!


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