ヌーラボのAngelaです。
昨日に引き続き、ヌーラボが創業13年にして、行動指針を刷新した話の続編をお送りします。
今回は、行動指針のそれぞれに込められた意味について、名称の決め方について、など詳しくお伝えして行きたいと思っています。
まずはここから、「Fun, Creative, Collaboration!」
今日はまず、我々の行動指針の元になった概念からお伝えします。
最近ヌーラボはブランドリニューアルがあり、HPも刷新しました。
以前のHPのトップにあったのは、
「Fun, Creative, Collaboration」という言葉。
会社の中で明文化されていた言葉の中では、
以前の行動指針以上に、こちらの言葉の方が、みんなの中でしっくり来ているものでした。
(HPを作った時に、ArizonaのNulaberが思いつきで書いた言葉らしいですが、ずっと残っていました)。
我々の会社はコラボレーションツールを作る会社です。
よい仕事を生み出すためには、
楽しさ(Fun)、創意工夫(Creative)、協働(collaboration)
がないと成り立たない。
そんな思いを持ちながら、ツールを作っています。
例えば、弊社のBacklogというツール。
こちらには、ゴリラのキャラクターがいます。
単なるプロジェクト管理ツールであれば、キャラクターなんていらないかもしれません。
しかし、我々のツールにはゴリラも必要なのです。
それは、楽しさを生み出すツールでありたい思いがあればこその話。
そんなFun, Creative, Collaboration!を一つひとつ立ち止まって考えて生み出したのがこちらです。
(そこに込められた思いを、抜け漏れありそうですが、Angelaが補足します)。
- 自分が楽しいだけではなく、楽しさを伝播していきたい。
- それは社内だけではなく、プロダクトを通して社外にも。
- 楽しさは人を動かす原動力になる。
- 仕事をこちら側の意思で「遊ぶ」
- 決して、やらされ仕事をするのではない。
- すごい!までは当たり前で目指すライン。
- それを超えてこそ、素晴らしい価値が生まれる。
- 単に売れるプロダクト、ではなく、愛されてこそ、プロダクト。
- あえて、自由を目指すではなく自由であると断言。
- 今のヌーラボの自由さを、維持して行きたい気持ちも込めて。
- DIYはヌーラボ(特に京都の)キーワード。自分たちで必要性を感じ、生み出したプロダクトが今のヌーラボを支えているという事実。
- コラボレーションすることに意味がある。
- ひとりではできないことも、みんなでならばできる。
- 多拠点、多国籍企業であるヌーラボにしかできないことを目指す。
- 違いは強み。強みにするためにも、壁をなくす。
- 壁は言語の話だけではない。日本人が英語を話すことだけが大事なのではない。文化や、逆にforeignerが日本文化に興味を持つことも大事なこと。
ざっとこんな感じです。(ふう・・・)
全体像としては、下記の感じで、Fun, Creative, Cllaboration!をそれぞれつなぎあう、
そんなイメージで作成しています。
そして最後に、「みんなで」行なった最後の大仕事。
それは、この行動指針に名前をつけること。
最後はみんなで社内投票
この行動指針をヌーラバーに発表した後、Bridgeメンバーの案、みんなからの案を統合し、社内投票。
△社内投票の様子
そして決まったのが
_人人人人人人人_
> Nuice Ways <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
New Yorkから始まった「NUICE」
私たちヌーラボの「ぬ(NU)」を文字って、
褒め言葉としてよく使われていたのが「NUICE」という言葉。
▼名刺の裏もNUICE TO MEET YOU
この言葉を使って「Nuice Ways」と名付けられました。
伴って、ヌーラボのプロダクトオーナーやテックリードなどで組織されるヌーラボの行動指針を推進していくメンバーの組織の名前も投票で決定。
結果、組織名は「Nulab Bridge」となりました。
(Bridgeについては明日のブログで)。
▼Nuleb Bridgeメンバー
長くなりましたが。こんなカンジで行動指針を刷新しました。
約2ヶ月かけて行なったこのプロジェクト。
もちろん完成することも大事だったのですが、
「自らの手で」「作っていく」このプロセスが何より大事だったし、ためになったのではないかと思っています。
他の会社さんも、創業に当たって設定したり、今あるものを変えたり
行動指針に関わる場面があるのではないでしょうか。
ぜひ情報交換させていただきたいものです・・・!
こんなヌーラボは、超少数精鋭組織なものづくりチーム。
ご興味がある方はぜひ遊びに来てくださいね。
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