ティメックス創業にかける思い ~代表杉山インタビュー~
日本のものづくりのチカラを取り戻したい
日本のものづくり企業の世界的競争力を向上させたい、過日の栄光を取り戻したい、というのが創業に際しての一番の想いです。
現在は欧米・中・韓など海外製品に押され凋落著しい日本のものづくり業界ですが、かつては日本製品が世界を席巻していました。
私杉山も、子どもの頃は数々の日本製品に憧れを抱いていたひとりで、特にAV機器、ゲーム機など、人並み以上に楽しんできました。が、ようやく気持ちよく大人買いできる世代になってみると、気づくと家に並ぶ製品は海外製が多く、買いたいなーワクワクするなーと心躍る製品に日本製が少ないというのが実情です。
杉山は製品に組み込まれるソフトウェア(組込みソフト)の開発プログラマーとしてキャリアをスタートし、その後大手の外資系コンサルファームに転身して、ここでも縁あって製品開発のプロセス改善のコンサルティングに長く従事してきました。
プログラマーとして、またコンサルタントとして製品開発の現場に長らく接するうちに、かつて世界を席巻した日本のものづくりの力を取り戻したいという想いが強くなり、クライアントのものづくり力をもっと強力に支援したいということで、ティメックス株式会社を立ち上げるに至った次第です。
コンサルタントとしての個人技集団を作り上げたい
創業に際しての想いとして最も強いのは、上述の日本のものづくりのチカラを取り戻したいというものですが、実はもう一つ想いがあります。
外資系の総合コンサルティングファームという場ではなかなか難しく、遂に成しえなかったことを、自ら作った場で成しとげたいというものです。それは・・・
総合コンサルとしては、クライアントの問題解決にあたり、流行りのソリューションやベストプラクティスの導入が正とされ、そのためにアセット化・メソッド化されたことを正しく淡々と行うということが社員には求められました。
確かに非常に効率的で効果も見えやすく、間違いも極めて少ないのですが、悪く言うと型にはまったことをやるということであり、私としてはその場その場で最適な解は違うはずという考えもあり、またある意味面白みがないなとも感じていました。
その場その場で最適な解を見つけ出すような仕事がしたい、そしてそのために必要なのはアセットやメソッドに精通していくことではなく、現場の状況に臨機応変に対応する個人技が必要だと考え至り、
その個人技に長けた集団、個人技を磨き続ける集団を作りたいというのが、もう一つの創業にかける想いです。
近年サッカーでは欧州型のシステマティックなサッカーが強いですが、南米型の個人技サッカーの強みを世に問いたいと言えば分かっていただけるでしょうか?
ちなみに杉山はサッカー小僧でした!