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作家と編集の1対1ではダメ。上司に教わったWEBTOON制作の肝。【ナンバーナインで働く人々 vol.02】

こんにちは!ナンバーナイン採用チームです。
ナンバーナインでは、現在複数のポジションで積極採用を行っています。

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「ナンバーナインってどんな会社なんだろう?」「どんな仕事をしているんだろう?」という疑問に応えるべく、活躍する社員へインタビューを行うことになりました!

今回のvol.2では、 WEBTOONのディレクションを担当する井田 俊平さんへ実施した社員インタビューをnoteより転載します。興味がある方はぜひご覧ください。

ーー まずは自己紹介をお願いします。

WEBTOON事業部 ディレクションユニットの井田俊平です。入社したのは2022年1月で、ちょうど入社して1年半くらい経ちました。仕事柄WEBTOONはかなりの数読んでいるのですが、その中でも今ハマってるのはLINEマンガで連載中の『強化レベル99 木の棒』です!まさに爽快感の塊。こんなにインフレできるんだ!ってくらいインフレしてくれるWEBTOONでめちゃくちゃおすすめです。

ーー 今はどんなお仕事をされているんですか?

WEBTOONのディレクションを担当しています。弊社オリジナル作品とクライアントから受託して制作している作品の2パターンがあって、仕事の進め方自体は大きく異なるわけではないですが、受託作品に関しては作品のディレクション以外に納品作業やクライアントとの折衝が発生します。

僕が担当したオリジナルWEBTOON『下克上監督』は5月に連載が終わったばかり。今は新しい企画を考えている最中です。

ーー 入社の決め手について教えてください。

前職では広告漫画の企画・制作・営業とトータルで担当していたのですが、当時は商材をお薦めする広告漫画制作がメインで、オリジナル作品に携わることができませんでした。オリジナル作品の漫画編集にチャレンジしたいという気持ちが高まっていた頃に、「漫画編集職募集」というナンバーナインのツイートを見かけて、オリジナル作品に関われるなら!と応募したのがきっかけです。ナンバーナインのことは元々知っていて、面白いことをやっている会社だなと思っていたので、特に迷うこともなく応募しました。

ーー 入社してからインパクトがあったことって何かありましたか?

もともと「面白そう!」と思って応募してるので入社後のギャップは特にないんですが、インパクトでいうなら仕事ができる人が多い!ということですかね。その中でも特に衝撃的だったのが、COOの荒井さんです。荒井さんはやばいですね、人生で出会った中で一番仕事ができる人だと思ってます。(笑)

荒井さんはとにかく視座が高いんです。僕は「作家さんと一緒に作品を作っていくぞ!とにかく面白い作品を作るぞ!」みたいに漠然としたイメージだけを持って作品のディレクションを担当していました。でもWEBTOONは1人の作家さんだけではなく、複数人のクリエイターで構成されたチームで作品を作っているので、ゴールを共有できていないと同じ方向を目指していけないんですよね。

そんな時荒井さんに「井田くんって、目標を言語化して制作チームに共有してる?」と指摘されたんです。「WEBTOON制作はチームで行うものだから、これまでやってきた作家と編集っていう1対1の関係性ではなくて、チームで勝てるような関係性を構築しないとダメじゃない?まず目標を設定して、一緒にそこを目指していくっていうのが必要じゃない?」と言われて、目から鱗が落ちました。(笑)

ーー インパクトが伝わります。(笑)実際に何か変わったんですか?

荒井さんの指摘通りに目標の言語化をするようになってから、実際にチーム内のコミュニケーションもスムーズになりましたし、作家さんから「井田さんってノリとパッションだけじゃなくて、ちゃんと考えられる編集じゃん」と信頼してもらえるようになったと思います。

ーー 井田さんの1日のお仕事の流れについて教えてください

10:00に出社した後は、毎日メッセージチェックやタスク洗い出し、原作ネーム、線画着色のチェックなどを行います。午前は作業に充てていて、大体13:00くらいまで作業タイムです。作品のチェックは作品や工程にもよりますが、1作品・1工程20〜30分くらいで見ています。

午後は社内や作家さんとのミーティングが多いですね。制作チームでの定例ミーティングでは新しい企画の仕込みについて打ち合わせたり、原稿をチェックしたり。社内でのディレクターミーティングでは、今月の納品が何本か、その進捗具合を確認します。オリジナル企画を考える企画ミーティングも行っています。

そして大体20時ごろ、遅くても21時くらいまでには帰るようにしています。

ーーお仕事をする中で一番嬉しい瞬間について教えてください。

自分が編集を手がけた作品が世に出た時ですね。
LINEマンガで連載していた『下克上監督』は、ナンバーナインのオリジナルWEBTOONとしてかなり序盤に立ち上げた作品です。WEBTOONは企画が立ち上がってから連載開始までに約1年くらいかかるんですね。企画の段階からチームで制作を続けてきて、ようやくLINEマンガに掲載された!という瞬間は本当に嬉しかったです。純粋な嬉しさだけではなく、不備があったらどうしようというドキドキも大きかったですね。(笑)

『下克上監督』は先日完結したのですが、社内で作品を好きだと言ってくれていたメンバーがファンアートを描いてくれていて、それをまとめたものをプレゼントとしていただきました。

プレゼントされた時は「なんて素晴らしい会社なんだ…」と感動しましたね。

プレゼントをもらったことはもちろんなんですが、そうではなくて自分の企画した作品のことを好きになってくれたということが本当に嬉しかったです。

ーー 最後に今の目標を教えてください。

会社としての目標は「月間一億円売れるWEBTOONを作る」というのが大きな目標です。

個人の感覚的な目標でいくと、「人の人生に影響を与えられる作品を作りたい」というのは常に考えています。自分自身漫画から影響を受けて生きてきたので、同じように誰かに影響を与えられる作品を世に出せたら嬉しいです。

株式会社ナンバーナインでは一緒に働く仲間を募集しています

”漫画”というエンターテインメントの分野で働くのであれば、1人ひとりが当事者意識を持って「すべての漫画を、すべての人に。」届けるために共に戦っていきたい。ナンバーナインはそういうメンバーが集まる組織にしたいなと思っています。

漫画が好きな方、漫画に関係する仕事にいつかは就きたいと考えている方、ナンバーナインのミッション・ビジョン・バリューに共感したという方がいればぜひお話ししませんか?

私たちと同じ思いを抱いている方とお会いできるのを楽しみにしています。


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