InternViewを運営している石田です。普段は、ライターとして企画から取材、記事作成まで、様々な業務を行っております。
私たちは「”働く”を考えよう」をテーマに、InternViewというメディアを通して、企業の”働く”を大学生に発信しています。
【InternView - "働く"を考えよう】
本記事ではInternViewのデザイナーとして活動する坂さんに、今回新しくなったInternViewのLogoについての話を聞きながら、デザイナーの業務、InternViewでの働く環境についてお伝えします。
デザイナー職のインターンシップを探している方にはぜひ読んでもらいたい記事です。
Logoへのこだわり
石田:今回、InternViewのLogoが新しくなったのですが、どういった経緯があったのでしょうか?
【新しいLogo】
坂(デザイナー):まず大前提としてあるのが、昨年の夏頃から行ってきたInternViewのデザインの一新です。今までのInternViewのデザインはデザイナーの人がいなかったのもあり、「体裁が悪く、使い勝手も悪い」ものでした。
なので、今一度、Visionを体現するデザインをゼロから作っていこうという話になりました。その中で、Logoも一新しました。
石田:なるほど。今デザイナーは坂さんだけですが、これらは全部坂さんがやったという感じですか?
坂:意見出しはエンジニアの人たちが中心になってしてくれましたが、デザインの実務自体は私が全部行いました。
石田:私はちょうどWebサイトのデザインが固まったくらいにJoinしたので、その経緯をあまり知らなかったんですが、そうだったんですね。
坂:そんな経緯もあり、全てのInternViewのデザインをゼロから作ったのですが、LogoではしっかりとInternViewのイメージを打ち出したいなという想いがありました。
InternViewは「”働く”を考えよう」をテーマに活動しているので、私たちのサイトを見た学生がもっと働くについて考えてもらえるようなイメージを伝えることはもちろんなのですが、今回は運営メンバーのイメージもいれました。
石田:サービスのLogoというと、サービスのVisionやサービス名などを表すイメージですが、なぜ今回はInternViewのメンバーのイメージもこのLogoに入れようと思ったのですか?
坂:InternViewの運営メンバーは全員が大学生で、ターゲットにしている読者も大学生です。
InternViewが取材や対話形式を記事中に意識して取り入れているのは、同じ”大学生”がやっていること、というのをより強く出して、同じ大学生に向けてのメッセージや”大学生視点”というのを伝えたいからですよね。
こんな風に運営メンバーが表に出てくることに意味があるメディア、というのもあって、今回は運営メンバーのイメージもLogoにいれるようにしました。
イメージを入れるにあたっては、InternViewのインターンは、ただ学生がぼんやりと運営している曖昧なインターンではなくて、それぞれが自分の役職を真剣に全うして、メディアを運営しているCoolな組織っていうのをアピールすることを意識しました。
私自身としても、Logoをうまく用いて、素人集団ではなく、「プロ意識をもってやっているよ」という気持ちも示したかったのもあります。サービスを社会に出す以上、社会人に引けは取りたくないです。
石田:なるほど。具体的にそういうイメージをどうやってLogoのデザインに取り入れましたか?
坂:先程のイメージから、具体的な言葉、例えば「前向きに考えていくポジティブさ」や「力強さ」、「社会に向けての積極性」、「スマートさ」などを思い浮かべて、それらが表現できるようにデザインしました。
今回デザインの元になっているのは「InternView」の「i」と「v」なんですけど、例えば、iが上を向いているデザインにするとかでそういうのを表現しました。
石田:確かに言われてみると、「i」が上を向いている感じがポジティブさを彷彿させますね。
坂:他にも、InternViewのイメージとかから、“頑固に頑張る”というよりも”スマートに働く”とか”しなやかな強さ”みたいな、そういうのも表現しました。他にも、「i」が細いのは太くてどっしりというより、軽やかに前へ進んでいくというイメージを表現しています。
石田:おーなるほど。改めて見返すと、とても意味が伝わってきます。他に、ここはこだわったという点はありますか?
坂:こだわったといえば書体ですね。”しなやかさ”とかを表現するために、ゴツゴツしたゴシック体みたいな書体ではなくて、あえて自然な、書道の文字のような明朝体を採用しました。
石田:使う書体によってそのデザインを見た印象は大きく変わりますもんね。
坂:そうですね。想いやイメージがとにかく相手に伝わることを考えなければならないので、特に気を使いました。
逆に、「i」と「v」をもとに作ったLogoの横にあるInternViewの字は、かっちりしたプロっぽいイメージを持たせたかったのでゴシック体でデザインしました。この文字についても細かいですが、VとWは形に注目して、最後が跳ねているのをうまく利用して上に跳ねさせてます。先ほど同様に前向きさや挑戦といったことを表現しています。
さりげないんですけど、みなさん気づきますかね?(笑)
石田:気づきませんでした(笑)。そんな細かいとこまでこだわっていたんですね。
坂:まぁ、細かいところですが、気づいていただけると嬉しいです(笑)
ただ、やっぱりパッと見たイメージで伝わるのが大事かなと思っています。VとWを露骨に強調して気づいてもらうことよりも、全体で統一されたイメージが相手に伝わることがデザインの成功だと思ってます。
石田:そこは本当にデザイナーさんの腕の見せ所ですね。坂さんの細かなデザインが最終的にデザイン全体に生きてきているんだなと感じました。
そういう細かな点を工夫されているというのを知れば知るほど、苦労をされたんだろうなという印象なのですが、どこか苦労された点はあったのですか?
坂:そうですね…。
Logoを含めて、デザインを新たなイメージからゼロベースで作ったことですかね。前のデザインなどを一度捨てて、ゼロからつくったので色々手探りな中やったことです。
石田:確かにゼロからイチを作るのは難しいですよね…。
坂:ゼロから始めるのは少し勇気がいりましたが、そんなお仕事も全て任せてもらえるこの環境っていうのもInternViewならではのものだと思っているので、自分を成長させてくれたこの環境には感謝です。
一緒に働いてくれるデザイナー募集中!
石田:最後に、InternViewのインターンシップに興味がある方のために、質問したいと思います。
まず、どんな方にオススメなインターンシップかということなんですが、やっぱり高度なスキルとかは必要なんですかね。
坂:いえ、そんなことはないです。当人のやる気だけあれば大丈夫だと思います。まだ経験もない中での業務なので、タスクに対して実力が足りていないことが多いですが、自分で勉強をしなければなりません。でも、こんな私でもなんとかなっていますし大丈夫だと思います(笑)。
石田:いやいや(笑)。今までの積み重ねがあったのでは?
坂:そうですね……。
流石に、やる気だけでは厳しいので、事前にIllustrator・Photoshopなどの基本くらいは知って、使える方のほうがいいですね。それらのツールを使えると大概のデザインはできると思うので。
石田:なるほど。逆に、どんな人にインターンに参加してもらいたいですか?
坂:私たちのインターンって一つのメディアを全員で作り上げるものなので、みんなで何かを作り上げるのが好きなデザイナーに来てもらいたいです。
他には、自分らしい働くを考えるのが好きな人ですね。何と言ってもInternViewは働くを考えることを一番大事にしているので。自分たちでリモートワークしたいなって思ったら実際に導入してみたり、連絡手段なども工夫したりとかしていますし。私も全体ミーティング以外はリモートで作業しています。オフィスは家から近いんですけどね。
あと新しいものに挑戦できる方ですかね。どんどん新しいものをやろうとするメンバーたちなので、そういうのを楽しめる方がいいかなと思います。
石田:最後に未来のInternViewメンバーに一言お願いします。
坂:もちろんスキルがあるに越したことはないですけど、何度も言いますが、とにかく大事なのはやる気だと思います。
私自身、一番最初入った時点ではWebデザインやLogoの作製についてわかっていなかったですが、先ほどのデザインに用いるツールの基本的な知識があれば業務自体は行えたので、チームメンバーのデザインに対する意見とかをもとに頑張って改善してたらいつの間にかできることが増えていきました。
ただ、InternViewの働く環境の性質上、丁寧に教えてくれる上司というのは存在しないので、自分自身で課題を見つけて勉強をする必要があるというのは認識しておいてもらいたいです。もちろん、皆意見出ししてくれたり手伝ってくれたりしますが、自主性は大事です。
まとめると、InternViewでは自発的にに技術の勉強やデザインが好きな方で、実践の場所が欲しい方にはぴったりな場所です。こんな自分でも、いろんな仕事を任せてもらえるのでどんどん新しいことに挑める方には本当に最高の環境です。そんな方と、ぜひ一緒に働きたいなと思います。
石田:今日はありがとうございました!
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