InternViewを運営している石田です。普段は、ライターとして企画から取材、記事作成まで、様々な業務を行っております。
私たちは「”働く”を考えよう」をテーマに、InternViewを通して、企業の”働く”を大学生に発信しています。
【InternView - "働く"を考えよう】
今回、InternViewのWebサイトを一新したので、中心になってデザインを担当した坂さんにインタビューしました。私は最近ジョインしたのもあり、あまりデザイン面には関わっていなかったので、私自身このインタビューでは色々聞けて楽しかったです!
この記事を通して、InternViewでのデザイナーの活動やInternViewのVisionについて知って頂ければと思います。
InternViewのDesignerはどんなことをしているのか
石田:今年の1月8日をもって、InternViewのデザインが新しくなったわけですが、前のデザインを思い出せないくらいに新しくなりましたね。
坂(デザイナー):そうですね。結構大きな変更でしたので。
石田:今回のInternViewのデザインは、坂さんがメインとなり、ほとんどのデザインを作って頂いたので、その辺について色々聞ければなと思います。
まず、サイトの話に入る前に、デザイナーの坂さんがInternView内でどんな活動をされているのか聞かせてください。
坂:InternViewの中では、Webサイトのデザインはもちろんのこと、InternViewの記事やSNSのコンテンツについてもデザインの面から考えて意見出ししたり、ロゴやアイキャッチ画像を作ったりもしています。
たとえば、現在出しているWantedlyの求人のアイキャッチ画像とかも私が作っています。あとは、InternViewのSNS(Twitter / Facebook)で言えば、アイコンやヘッダーはもちろん、「働く社会人の言葉」企画という、社会人の言葉を画像と合わせて伝える企画では、私の方でデザインしたものをもとに、ライターの方がそれぞれの企業に合わせて変えてもらっています。
【働く社会人の言葉企画】
こんな感じで、デザインの意思決定や作製の場面にはほとんど私が関わっていますが、意見出しなどは私だけでなくて、他の役職のメンバーも交えながら行っています。InternViewのデザイナーは言われたことをするのではなくて、自分から改善点を出したりこうしたいを実現できたりするので、楽しいです。
“働く”を考えられるUI/UXの実現
石田:たしかに、全部坂さんのデザインでInternViewのものは作られていますよね。では、今回のWebサイトの大規模な変更に際して、工夫点や苦労したことについてお聞きします。まずは以前のサイトの問題点について聞きたいです。
坂:そうですね。まず、InternViewがメインの読者ターゲットである大学生に対して、このWebサイト上で体験してほしいのは、「”働く”を考える」というものです。
大学生って、まだ働いたこともないし、どんな"働く"が自分にあっていることもわからないじゃないですか。でも、進路は決めないといけない。しかも働き方とかも今までとは違うから、”働く”のロールモデルとなる人もいない。そんなふうに、なんとなく漠然と”不安”に思っている学生に、リアルな情報を届けることで、"働く"を考えてもらい、一歩を踏み出してほしい。
ざっくりいうとこれがInternViewのやりたいことですが、この目的を達成するために、以前のWebサイトでは、大きな問題点で言えば二点ありました。
一点目は、過去のサイトは白と黒をベースにしたものだったので、これをみた大学生が”働く”に対して、変に暗いイメージを持ってしまうのではないか?という問題です。
【旧InternViewサイト。黒と白を基本にしたデザイン】
楽しんで働ける環境や、その環境の中で楽しんで働いている人の雰囲気とか、そんなのをサイトから感じてもらい、将来の働くをもっとポジティブに捉えてほしい。新しいサイトでは、そういうのを伝えられるように、明るくスマートに、多様な価値観を存分に表現していきたいという想いがありました。
二点目は、求めている記事を探すことができない点です。「こんな”働く”について知りたい!」と思っても即座に自分にあった記事を探すことができませんでした。なので、興味・関心に基づいて記事が探せるような機能が新サイトには欲しいなと考えました。
石田:なるほど。私はちょうど、デザインの改善の話が進んでいた時にJoinしたので、今日こういう話が聞けて良かったです。
坂:ついでに言うと、私が入るまでデザイナーもいなかったので、サイトデザインは雰囲気でやっている部分が結構あったんですよ(笑)。その分やりがいがありました(笑)
石田:そうだったんですね(笑)
坂:なので、改善というよりも作り直すに近かったんです。改善点がありすぎて、「最初のサイトは意識しないでいいから、坂さんの思うようにやってみて」とかも言われました(笑)。大変な部分もありますが、自由に出来る部分が大きいので、楽しいですよ。
話が少しそれましたが、こういう問題がある中で、まずはInternViewが読者に与えるイメージを考え直しました。まず最初に意識したのがカラーです。
色って様々な感情や印象を表現できるじゃないですか。なので、私達はInternViewのサイトでやりたいこととかを踏まえて、Smart/Cool/Interest/Young/Freedom等の印象を与えられるように、爽やかなBlueを基本となるカラーに変更しました。
石田:白黒というよりかは確かに色を使った方がパッと見たときの印象が明るくなりInternViewが大事にしている、”働く”の価値観を提示しやすくなるのかなという印象があります。
坂:そうですね。あとは、男女どちらにも見てもらいやすいようにBlueを選択したという思いもあります。もちろんBlueの中にも様々な色がありますが、選択したBlueは爽やかな色合いなので、どちらにも受け入れやすいかなと。
石田:なるほど。二点目の問題点はどう改善したんですか?
坂:今までは本当にただ記事を並べているだけで、記事を探すのが難しかったんです。また、InternViewにとって大事な、「”働く”を考える」という体験を提供することができていませんでした。
そこで私たちは働くに関する価値観(キーワード)を設定することで、学生が自分たちの興味に合わせて、記事を選択できるような仕組みを追加しました。
キーワードとしては、「お金/やりがい/ライフストーリー/ワークスタイル/会社選びの軸/原体験/学生がすべきこと」などがあります。
ここであげたキーワードは、私達大学生が将来通る道である”働く”というものを考えてもらう際に、重要になって来るポイントです。
こんな感じで気になる価値観があればそれに関する記事に飛ぶことができます。
石田:価値観にあった記事にすぐ飛ぶことができるのは嬉しいですね!
坂:また、InternViewは、現場で働く方のリアルな声を記事にすることを大事にしているので、そういった社会人のリアルな価値観に触れることができるように、それを強調させるUIにしたり、自分から気になる価値観を選んでもらいやすいように工夫したりしています。
気になるキーワードに対して、社会人はどう考えているかを知ることで、今後の人生にも生かすことができると思います。
石田:今まで知らなかった価値観と出会うと視野は確かに広がりますよね。
同じ学生に向けた想い
【製作途中のデザイン】
石田:学生にWebサイトを通して、こうなってもらいたいという思いがあればぜひ教えて下さい。
坂:先にも少し話したのですが、単に”働く”に関しての情報を得ただけになるのではなくて、情報を得た上で、何かしら行動に移してもらいたいなと思っています。その最初の一歩として「”働く”について考える癖をつけてもらいたい」という思いが強くありました。
石田:サイトを見るだけで終わって欲しくない、ということですか?
坂:これからの時代は一つの職場に止まって”働く”ということはないような時代、また世界のスピードがドンドン早くなって自分のスキルが直ぐに陳腐化する時代になっていくのかなと思っています。
そうなると、私達の世代はずっと自身の”働く”について考えつづけないといけなくて、それをサポートできるようなWebサイトになれればいいなと。
石田:”働く”って多くの人にとって人生の大半を占めますもんね。そんな人生の中で思考を巡らせて欲しいと私も思います。働く人がもっと生き生きと楽しかったらな〜って。
坂:そうですね。なのでサイトのデザインには、より一層こだわりたいと思ってます。”働く”についてもっと考えられるようなUI/UXを実現したいですし、そのために私ももっと成長していきたいな、って思います。
まだWebサイトとしてスタートラインに建てたレベルなので、これからもっと良いサイトになるよう改良を加えていきたいと思います。
InternViewを更に進化させるデザイナー募集中!
石田:今日はありがとうございました。
最後に、InternViewではDesignerのインターン生を募集しているわけですが、こういうところ良いよとかありますか?
坂:そうですね。まず、InternViewでは「自分たちも働くの最先端を行こう」ということで、柔軟な働く環境を用意している点ですかね。
たとえば、私は全体ミーティング以外はオフィスに行かずにリモートで働いていますし、学生だと出勤日を急に変更したいとかあると思うんですが、そういうのにも対応してくれます。このインタビューもリモートでやってますしね(笑)。
あとは、インターン生だけで運営しているので、今回のインタビューのWebサイトのデザイン一新みたいな、わりと大きめなことに対しても、裁量権を持って取り組めます。手厚い指導みたいなのはないですが、自分で勉強した技術をどうやってゼロベースのところからデザインするのに活かすか、それをしたい人には、いい環境だと思います。
最後に、本当にデザイナー募集しているので、少しでも興味がある人はお話しましょう!(笑)
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