今回お話をうかがったのは、プロダクト開発部マネージャーの則村篤さん。
則村さんはこれまで、SES企業に約20年勤め公・民問わず、さまざまな現場で、開発に携わってきたといいます。
ネクスタに入社した当初は、開発チームのリーダーを担っていました。そしてなんと、入社後約3カ月という異例のスピードでマネージャーに昇格!
そんな則村さんに、新しい環境でのチャレンジを考えた理由や、ネクスタのプロダクトに感じた魅力について聞きました。
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Profile
2024年7月1日入社 プロダクト開発部 マネージャー
則村 篤
大学卒業後、新卒でSES企業に入社。エンジニアとして公共インフラに関わるプロジェクトをはじめ、数多くの開発に携わり、約20年間のキャリアを築いた。埼玉県在住で、趣味は畑仕事。二児の父。
目次
Profile
プロダクト開発部での現在の役割
SESエンジニアとして築いた、確かな実績
全く異なるさまざまな環境で、スキルの幅を広げた
成功を分かち合えるチームをつくりたい
ひとつのチームで、社会にコミットするプロジェクトをつくりたい
最初に感じたのは、ネクスタの熱量
1度しかない人生だから、後悔しない選択をしたい
難易度が高いプロダクト、だからこそ腕のみせどころ
入社して知った、想像以上のスピード感
百社百様の「生産管理」課題を、ひとつのプロダクトで網羅する
頼りあうことで強いチームへ
未来のメンバーへ
プロダクト開発部での現在の役割
ーまずは、現在のネクスタでの役割を教えてください。
私はエンジニアとしてプロダクト開発部に所属しており、ネクスタで提供している「スマートF」の開発を行っています。
プロダクト開発部は、スマートFの機能ごとにチームが分かれており、私が所属しているチームでは「生産計画」に関わる機能の開発・設計・実装・テストを担っています。
また、いちエンジニアとして日々開発を行う一方で、マネージャーとしてメンバー同士の連携をサポートしています。
SESエンジニアとして築いた、確かな実績
全く異なるさまざまな環境で、スキルの幅を広げた
ー前職での経験を教えてください。
ネクスタに入社する前は、新卒で入社したSES企業に約20年間勤めていました。
さまざまな企業・組織のプロジェクトにアサインされて、社内システムや公共系のシステムなどの開発を行っていました。
なかでも印象に残っているのは、東京都の防災システムの開発に携わった時のことです。各地域のセンサーから送られてくる信号をWebアプリケーションに連携する機能の開発チームで、リーダーをつとめました。都の職員の方たちと関わりながら、緊張感のある中での業務は、求められるものも高かったように思います。プロジェクトが終わったころには自身のスキルが一段階上がったように実感しました。
あとは、民間の情報通信会社で社内システムを開発していた時のこともよくおぼえています。
利用者である従業員の方たちから直接意見を聞き取りながら、こちらから提案を行い、仕様を設計、実装していくというスタイルで業務を進めました。自身が作ったシステムに対して、利用者のリアルな声が直接届くという環境が非常に新鮮で、モチベーションにもつながっていたように思います。
どちらも、自身の幅を広げることになった非常に良い経験だったと思います。全く異なる環境に身を置いて、さまざまな人と出会いながら仕事ができるのは、SESならではの魅力でしたね。
成功を分かち合えるチームをつくりたい
ーそんな中、なぜ転職を考えたのですか?
やはりSESは社員がそれぞれ異なる組織のプロジェクトに参加するという業態なので「チームとして力をあわせる」という感覚はあまり得られませんでした。
また、自分が関わったものが社会や経済にコミットしているという直接的な手ごたえに、少し物足りなさを感じていたというのが本音です。
さまざまな仕事ができるというSESでならではの魅力は感じていたものの、やはり自分の中に「成功も苦難も同じように分かち合える仲間と働きたい」「社会に影響を与えるプロダクトをつくりたい」という思いがあったんです。そしてもしできるなら、自分自身がそういったチームそのものをつくりあげることにチャレンジしたいと考え、転職を考えました。
ひとつのチームで、社会にコミットするプロジェクトをつくりたい
最初に感じたのは、ネクスタの熱量
ーどのようにしてネクスタを知ったのでしょうか?
転職エージェントを経由してネクスタを知り、まず最初に受けた印象は「熱量が高い」ということ。求人の案内から既にスタートアップらしいスピード感や、エネルギッシュな雰囲気が伝わってきました。
応募要項を見ると、MVVC(ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー)がしっかりと設定されていて、社内での文化を大切にしているということがよくわかりました。中でも特にチームで一つの目標に向かって進んでいくというネクスタの姿勢が、自分が求めていたものと重なったのを覚えています。
さらに「日本経済に最大のインパクトを与える」というミッションもふまえると、まさに転職の理由になった「仲間との連携」「社会や経済へのコミット」を叶えられる環境だと確信しました。
1度しかない人生だから、後悔しない選択をしたい
ーキャリア20年にして初めての転職、不安はありませんでしたか?
実のところ、これまでもリモート勤務をしており、10年ほど前からC#を使った開発も行っていたため、この転職によりそれほど大きく働く環境が変わるというイメージはありませんでした。
ただ、まだ7歳と5歳の息子がいるので、土台が不安定なスタートアップへの転職は正直なところ迷いがありました。
また、製造業システムの開発経験は無かったので、自分のスキルが求められているレベルに到達しているのかという不安がありました。
ーやはり悩まれたのですね。それでもネクスタに入社したのはなぜですか?
一度しかない人生ですから、後悔しない選択をしたかったんです。
スタートアップは、確かに不安定ではありますが、それ以上に自分のアクションがチームやプロダクトにそのまま反映されていくという面白さがあると考えています。
スキル面に関しては、面接選考で実際にプロダクトのコードを見せてもらったり、具体的な業務内容の話があったので、ある程度不安が軽減されました。また代表の永原さんと話をする中で、ネクスタの風通しが良い社風を垣間見ることができたのも、決め手のひとつです。
何よりも私には「全社一丸となって一つの目標に向かい、切磋琢磨していきたい」という「Will(実現したいこと)」があります。だからこそ、このフェーズのネクスタと、スマートFというプロダクトに強く惹かれたのかもしれません。
難易度が高いプロダクト、だからこそ腕のみせどころ
入社して知った、想像以上のスピード感
ーネクスタで働き始めてみて、入社前のイメージと一致していましたか?
スピード感という点では、想像以上でした。入社2日目にして既にコーディングに着手したのをおぼえています。本当の意味で即戦力として雇用されたのだと思いました。
とはいっても、ネクスタではナレッジの蓄積と共有をカルチャーとして掲げているだけあって、すぐに作業環境のセットアップができるような資料はそろっていました。
プロダクト概要や作業プロセスなど、業務を開始するために必要なノウハウもしっかりまとめられています。けっして右も左もわからないまま仕事をさせられる、というわけではありませんのでご安心ください(笑)
百社百様の「生産管理」課題を、ひとつのプロダクトで網羅する
ースマートFの開発について、率直な感想をお聞かせください。
正直、このプロダクトを作りあげていく難易度は高いと考えています。
スマートFというプロダクトは、製造業の生産管理を効率化するシステムですが、その製造業の生産管理というのは、会社ごとに運用が異なります。
そんな百社あれば百通りある「生産管理」の課題をひとつのシステムで網羅し、解決していくというのがこのプロダクトの「強み」であり、最も難しい部分でもあります。
そしてその難しさが、コードの複雑さをうみだし、さらにはプロダクトそのものの品質の低下を招く可能性もあります。
私たちはスマートFがその強みを存分に発揮できるよう、品質の向上にむけて日々改善・開発に取り組んでいかなくてはなりません。
頼りあうことで強いチームへ
ーこの10月からマネージャーに就任されましたね。チームビルディングの面で、今後の課題は?
スマートFというプロダクトは、非常に早いスピードで成長を遂げています。そしてそのプロダクトの成長に応じて、チームを増強していく必要があります。
今働いているエンジニアの中には、時短勤務をしたり、子育て中のメンバーもいます。そんなメンバーたちにとって今よりももっと働きやすい環境をつくりながら、同時に生産性を上げていく方法についても模索しています。
また、この難易度が高いプロダクトをつくり上げていくためには、組織力が欠かせないと感じています。私は「頼りあえる力」こそ組織を強くするのではないかと考えているので、ネクスタのカルチャーである「チーム貢献」「リスペクトあるフィードバック」を体現するチームにしていきたいと考えています。
未来のメンバーへ
スマートFはカスタマーの要望を受けて日々成長を続けているプロダクトです。このフェーズだからこその難しさや楽しさ、やりがいを感じられるのではないでしょうか。
ネクスタはどちらかというと「高い山ほど登りがいがある」という、チャレンジ精神をもったエンジニアの方におすすめしたいです。
またネクスタは、自ら主体的に発信し、アクションを起こし、前進していくことを推奨しており「トップダウンではなく、自分たちの手でプロダクトをつくりあげていく」という実感が得られるはずです。
そしてそのプロダクトがいつか、日本経済に最大のインパクトを与えると思うと、ワクワクしませんか?
ぜひネクスタで一緒に、社会・経済にコミットするプロダクトをつくりあげましょう!