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BIMXDは、施工現場におけるGitHub

Nexceedが開発している建設業界向けのSaaSモデルのサービス「BIMXD」

建設業界を知らないエンジニアの方々には、どういったサービスなのかイメージしづらいと思います。
そこで今回は我々が開発している「BIMXD」というサービスがどういうサービスなのか、エンジニアの方々がイメージしやすいGitHubと比較しながら説明したいと思います。

題して、

BIMXDは、施工現場におけるGitHub

です。(注意:ちなみにNexceedではGitHubではなくAzure DevOpsを利用しています笑)


GitHubの特徴

そもそもGitHubというサービスは

Gitというソースコードの分散型バージョン管理システムを利用した プロジェクト管理ツール。
チーム開発を円滑に進めるためのプラットフォーム。

です。

具体的には、チームメンバー同士が

「フォーク → プルリク → コードレビュー → マージ」という流れを仕組み化し、
Gitの旨味である分散型の開発が、誰でも簡単に手に入れられるようになった!

エンジニアにとっては、誰に影響されることもない個別の開発環境を手に入れられ、プルリク(テスト)、コードレビューを通して動作保証をされたものをマージしていく。
このプロセスによって、ソフトウェアの品質開発スピードが上がったというのが、GitHubの登場で大きく変化、改善された点だと認識しています。

この他にも便利な機能がGitHubには備わっていますが、GitHubの登場で何が大きく変わったか?
と言われれば、チーム開発を行うための環境が劇的に変わったのだと思います。


施工現場との類似点

ソフトウェア開発と施工現場の類似点

① チーム開発で成果物を作る
② プロジェクト管理をする
③ 開発(施工)フローがある


① チーム開発で成果物を作る

ソフトウェア開発と施工現場では、成果物を作るために複数の人が関わり分散して開発(施工)が行われるという類似点があります。
プロジェクトに関わる人数が多くなるということは、情報共有のためのコミュニケーションコストがかかるという点が非常に似ています。


② プロジェクト管理をする

1つの成果物を生み出すために多くの専門業者がプロジェクトに参画し、自分たちに与えられた役割の仕事(工事)をラップさせながら同時並行で遂行していきます。
なので、いつ誰が何の開発(施工)を行っているのかプロジェクト管理する必要があります。


③ 開発(施工)フローがある

ソフトウェア開発も建設工事も成果物を生み出すためには、プロセスがありフローがあります。
そのためには常に最新で正しい情報で作業を行う必要がり、作業の完了時にはチェックを行い監督者が承認をするというプロセスがあります。
これによって、品質と開発(施工)スピードを担保することが求められています

開発フロー

フォーク → プルリク → コードレビュー → マージ

施工フロー

施工図確認 → 施工承認依頼 → 現地確認 → 承認

やっていることは違えど、ソフトウェア開発も施工現場でも、このような類似点があると考えています。


施工現場が抱える課題

類似点は多いものの、ソフトウェア開発と施工現場での決定的な違いは、

  • 施工現場では、GitHubのようなプロジェクト管理ツールで情報が共有されていない!
  • GitHub上で簡単に行える開発フロー(プルリク、マージなど)もアナログで管理している!
  • 効果的な振り返りが行えず、改善のための施策も効果が得にくい状況になっている!


ソフトウェア開発においては、GitHubやBitbucket、GitLabなどのプロジェクト管理ツールを利用して
チーム開発を進めていきますが、施工現場においてはアナログな手法でプロジェクト管理されているの
が現状です。

具体的には、今誰が何のissueを開発しているのか、いつまでに何をしなければいけないのか、GitHubを見れば誰でも状況を把握できます。ところが施工現場においてはプロジェクトがアナログな手法で管理されているため、情報が属人化してしまうという問題が発生します。

更に、開発(施工)フローもGitHubを利用していれば、開発における一連のプロセスが可視化され、いつ誰が何を行いどういうやり取りが発生したのかもデータ化されます。
これによって事実をベースにした振り返りが行えるようになり、チーム開発が改善されていく流れに乗ることができます。
しかし施工現場においては施工フローもアナログな手法でやり取りされるため、情報が属人化し現場で何が起きているのか把握するのが非常に困難になり、個々が持っている情報で振り返りが行われるので、チーム開発の改善がその場しのぎな施策になってしまうことも多くなります。


BIMXDは施工現場のGitHubを目指しています!

施工現場が抱えている課題を「BIMXD」で解決しよう!

そういう思いでスタートしたのが「BIMXD」です。

まず我々が提供したい課題解決のためのソリューション

  • クラウド上で施工現場のプロジェクトを一元管理できるプラットフォームを提供すること
  • 施工現場で行われる施工フローをクラウド上で誰でも簡単に行える環境を作ること
  • これらによって、誰でも簡単に施工現場のリアルな情報を取得できるようにすること
  • その情報を利用し、施工現場で働く人々が自ら改善を行える環境を作り出すこと

これらを実現することが、施工現場における真の働き方改革に繋がる、そう信じて「BIMXD」の開発を
行っています!


施工現場におけるGitHub「BIMXD」で建設DXを加速させよう!

「BIMXD」は、これまでの2D図面だけでなく、3D図面を施工現場で活用できるプラットフォームで、建設工事における施工業務を支援、自動化させ、施工現場の働き方を変えるサービスになります。
また、施工現場の働き方が変わるだけでなく、現場状況をいつでもどこからでも誰でも把握できるようになることによって、事務作業のバックオフィス化、遠隔サポートできる環境を提供することを目指しています。

Nexceedでは、この「BIMXD」というサービスを一緒に作る仲間を募集しております!

このストーリーが気になったら、遊びに来てみませんか?
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