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D&Iのその先を目指します。価値観を仕事にすることにフルコミットできない要因に気づき、取り除いていくこと。

こんにちは!

NEWPEACEのREINGに所属しているWine(ワイン)です。

これまで「プロナウンから始まるお互いへのリスペクト」「FikaとWell-being/DE&Iへの姿勢」と2本の記事で、NEWPEACE内でのWell-beingや、D&I、DE&Iといった多様性・幸福に関連する領域へのチャレンジを紹介してきました。

今回はタイトルにある「価値観を仕事にすることにフルコミットできない要因に気づき、取り除いていくこと」とは具体的にどういった取り組みなのかをご紹介します。そして、いつものように、わたしが取り組んでいく中で感じた事柄や背景も添えて......

もしも、NEWPEACEへの応募を検討されている方の中で、働き方や同僚との関わり合いについて雰囲気を知ってみたいと感じられている方がいらっしゃましたらぜひ最後までお読みください!

この記事で紹介していること

  • どうしてD&Iに取り組むのか?
  • 法人として資本とD&Iはどのような関係性なのか?
  • 次の一歩

どうしてD&Iに取り組むのか?

今年の4月からWell-beingプロジェクトとして、プロナウンのディスカッションや、Fikaの定期開催を行っていく中で、Well-beingだけではなく、D&Iなのではないか?いやはやDE&Iなのではないか?という暗中模索の手探り状態でした。

ですが、継続的に社内発信や、Fikaを続けていたことで、仲間からフィードバックや質問をもらうようなりました。誰かが取るアクションに、必ずリアクションがある、あたたかいメンバーだと感じました。

さて、その中でも特に大切だと思った問いが「わたしたちがなぜ今D&Iに取り組む必要があるのか?」という質問でした。

この時にわたしが感じたのは、走っている方はつぶさな状況まで見えているが、周りにいるメンバーには見えてない景色があるのだということ。そして、この本質的な問いに対してどのような解を持つのか?そして、それは誰か1人の強烈な意見ではなく、メンバーが同じ方向性を向ける求心力があるものであることが大切だと。

そのことを自覚し、メンバーで会議をして、解が出ました!

と言いたいところですが、実際はそんなに簡単なことではありませんでした。

なぜならば、わたしたちは個人ではなく法人だからです。


法人として資本とD&Iはどのような関係性なのか?

法人である以上、売り上げをあげ、社員が日々美味しいご飯を食べていくことが宿命として組み込まれています。

この揺るぎない事実を前提にすると、売り上げを右肩上がりに増加させていくためにWell-beingや、D&I、DE&Iに取り組むディフェンス的な取り組みになります。

ここでNEWPEACEのミッションを見直したいと思います。

価値観を仕事にする。
自分が信じるものを見つめ、意志として表明する。仲間と出逢い、共に事業を育てる。より大きな存在を巻き込み、新たな市場をつくる。共感によって動く経済によって、その価値観を広く浸透し、社会を“常識”から解放する。そして社会が本来持つ多様性を引き出すシーンを増やし、一人でも多くの人が自分の価値観を生きていけるように。比較や差別を超えた新しい平和をつくっていく。これがNEWPEACEの存在する意義。

つまり「価値観を仕事にしたい」人たちが集まって、美味しい釡のご飯を食べながら、さらに多くの「価値観を仕事にしたい人」たちを巻き込んで、さらにホカホカの美味しいご飯を炊いて、食べて、新しい平和を作っていく。これがNEWPEACEが法人として存在する意義です。

個人的な体験として、これまでビジネスの場で価値観を仕事に持ち込んではいけないという、外的圧力に長く苦しんできました。

NEWPEACEにジョインしたのは、価値観を仕事にしていいからです。だからこそ、ここにいるメンバーと、ステークホルダーや、NEWPEACEのことを愛してくれる人たちを巻き込みながら、新たなストーリーつまり平和を紡いでいきたいと強く思っています。

そのメンバー一人ひとりが出産や、闘病、家族の介護、自分自身の身体の変化、生まれ持ったユニークネスやバックグラウンドによって、発言機会が少ないと感じたり、自分が思うようなキャリアパスに進むチャンスがなかったり、働き方が選べず、意に反してこの場所を離れなければならないことになったら、個人的にも悲しいです。NEWPEACEとしても、価値観を仕事にし新しい平和を作るメンバーを失うということになります。

このことをメンバーや、社外の方へのヒアリングで明確化して、働く環境の整備としての観点を整理しました。

同じ志を持つ者同士が連帯し、全員が価値観を仕事にすることにフルコミットできる。
健全に資産・アセットを共有・拡張しながらも、常にフェアな成長と発言機会が存在する。
それと同様に働き方の選択ができることを目指します。
個々人の生まれ持ったユニークネスやバックグラウンドだけでなく、
ライフステージによって発生するイベント、NEWPEACE社内で不足している仕組み、
一部の人にとってデメリットとなる構造になっている制度といった、
価値観を仕事にすることにフルコミットできない要因に気づき、取り除いていきます。


次の一歩

上記の観点を大事にするために、社内の視点だけでなく、アカデミックな観点や、トップランナーからの学びを受けながら、多数の視点を取り入れながら、ジェンダーギャップやSOGIE、育児/介護などの領域に関する働きやすさにアプローチします。

7月

  • 相談室として、業務や職場での人間関係だけでなく、人生の悩みなどを相談可能な外部プラットフォームと連携し、メンバーが匿名で相談できる相談室を開始します。

9月

  • メンバー発信である「ジェンダー代名詞」への問いかけをもとに、有志や希望者と周辺知識を学び、ミスジェンダリングやアウティングの危険性の排除、そして通称名やビジネスネームでの就労希望者に向けたサポート体制と環境整備をし、ガイドラインでのルール明確化をします。
  • 業務中に発生した困りごとにおいてDEIB関連事項などを相談できるホットラインを開始します。

引き続き、メンバーの歩調に配慮しながら少しづつ面へ。そして、立体的にしていくことを引き続き意識していきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます!

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