1
/
5

6ヶ月間にわたる新卒研修を紹介〜企業成長と従業員の自己実現を両立する組織の育て方〜

こんにちは!ネットプロテクションズ(以下、NP)広報担当です。
NPは研修が手厚いとの評判をいただくことがあり、実際に直近3年間における新卒社員の在籍率は96.4%と高い水準をキープしています(※)。今回は2022年度にNPが具体的におこなった研修の内容や、設計の想いについて紹介します。

※)2019年3月31日〜2022年3月31日に入社した新卒の2022年3月31日時点での在籍率。

新卒研修の全体像

新卒研修の企画・運営を担当するチーム、新卒応援ワーキンググループは新卒社員が業務をする上で必要なスキルを身につけてもらうことを目的に、レクチャーやワークショップなど様々なコンテンツを準備しました。
22卒新卒研修プログラムは以下のような流れで進みました。

22年新卒向け研修のコンテンツとスケジュール

設計の意図

NPの新卒研修では業務に関する情報や知識を一方的に新卒社員にインプットしてもらうのではなく、新卒社員が自身のライフプランやキャリアを通して実現したいことを考えるワークなども実施しています。これらのワークを通じて、新卒社員の自己実現とNPの企業成長の双方を両立できるような考え方を身につけてもらい、従業員と会社が相互にポジティブな影響を与え合う環境が構築できるように設計されています。

2022年度の新卒研修コンテンツを一部ご紹介

事業理解ワーク: 自分の興味のある分野に関してとことん深める研修

3~4人の新卒社員と先輩社員でチームを組み、NPの5年後の理想の会社の姿について事業、組織、技術の3つの観点から考え、新卒社員全員に向けて提案する研修プログラムです。このプログラムを通じて新卒社員はNPの事業、価値観、業界についてのインプットや、自身のキャリアビジョンやモチベーションについて見つめ直す機会を得ます。

研修中のグループワークでの議論

OJT:新卒社員が各部署にてお仕事体験をする研修

新卒社員一人ひとりが6週間、社内のどこかの部署に出向し、その部署の業務を出向先に所属している先輩と共に進めていくものです。新卒社員が配属前に仕事に慣れる機会の提供、自身が配属される部署との関係性の勉強、そして違う部署の社員との関係性構築を目的としています。

OJT中新卒社員を支える先輩社員

弟子入り:先輩社員1名に張り付いて、お仕事を覗く研修

新卒社員が全員2週間、異なる部署で働く3人の社員の下で2週間ずつ見習いをするプログラムです(合計6週間)。新卒社員は先輩社員と共に会議に参加したり、仕事の手伝いをしたり、色々な部署で働く人に観察しながら学ぶ機会を得ます。あえて実務経験を積むOJT研修と合わせて、先輩を見学する弟子入り研修を体験することで、OJTでの内省を促します。

弟子入り中の新卒社員と先輩社員との意見交換会

IT研修:ITツールの使い方からプログラミングまで、幅広くITを学ぶ研修

エンジニア経験の有無に関わらず、新卒社員全員がITツールの使い方からプログラミングまでを学び、実践する研修です。具体的には、座学を通して基礎的なショートカットキーの使い方やNPで利用しているGoogleスプレッドシートなどのツールの基礎的な使い方、GASを用いた業務効率化の方法などを学びます。また、NPのサービス開発で実際に使われているRubyやJavaなどの言語やフレームワークも学びます。学んだ知識は実践研修として、新卒社員自らがプロジェクトを設定し、技術を活かした社内の業務効率化やシステム開発に還元されました。
エンジニア志望の新卒社員のみならず全員がITに触れることで、配属後の業務推進の活性化を促します。

IT研修でSQLを学ぶ新卒社員

座談会:社長と直接話して、経営層の考え方や哲学を知る研修

新卒社員4〜5名を1チームにして、社長の柴田と月に一回ほど座談会を開催しています。社長と新卒社員がざっくばらんに直接話す機会を設けることで、社長との絆を深めることができ、ティール組織ならではの立場に縛られないフラットな関係性の素地を築いでいます。また、臨場感のあるNPの歴史や創業ストーリーに触れられるため、会社への理解や愛着が深まり、これからの事業や組織推進へのモチベーション向上につながります。
(座談会の詳細は、以前公開した記事があるので、興味のある方は読んでみてください!
https://corp.netprotections.com/library/11207/

柴田氏(右上)とオンライン座談会をする新卒社員

新卒研修を終えた22卒新卒社員の感想

新卒社員の須藤克基さん、大金亮子さん

大金:特定の部署に強いこだわりがあったわけではなかったので、自分の興味や強み、経験などを研修チームに相談したところ、OJTでもお世話になったマーケティング部に配属されました。OJTを通して自分の成長につながる新たな興味分野を持つことができ、その分野を深めるためにはマーケティング部で働くことが良いと考えたため、研修チームの判断には感謝しています。また、研修全体を通して同期や研修チームと状況を共有しあい、会話の中で自分の考えを発展させることができる快適な空間があったことはとてもありがたかったです。

須藤 :研修に参加したことで部署ごとで取り組んでいる業務やその部署に所属している社員、困った時の相談先など大まかに理解することができました。また、NPの中で仕事を進める時の、自分なりの型ができ、結果としてスムーズに配属後の仕事をスタートできた感覚を作ることができたと思います。

研修担当としての思い

22新卒研修の企画・運営を担当するチームの酒井美佳さんと井上敦皓さん

井上 : 今回は初めて新卒研修の企画に携わったのですが、全体的にポジティブでとても素晴らしい体験だったと思います。22卒新卒社員が研修中に出したアウトプットを見ることができたのはとても嬉しいことでした。新卒社員は凄い可能性がある人達だと思ったし、自分ももっと頑張ろうと思いました。NPでのキャリアと共に自分の将来について考える機会を得たことは、今後キャリアにとっても重要な礎になっていくと思います。

酒井 :部署受け入れは行ったことがありますが、研修全体を企画するのは初めてでした。NPをより良い会社にするためのお手伝いをしたいと思っているので今年も研修に参加することにしました。22卒新卒社員の仕事ぶりに刺激を受け、自分も新卒研修の企画運営を通じて成長を得たり、自分の強みを認識する機会になったり、人に向き合う力を再確認できました。これからも22卒新卒社員と一緒に成長していきたいと思います。

22卒新卒社員は研修プログラムを一通り終え、4月から社会人2年目となります。新卒社員の体験談を聞くと、研修で培ったスキルが配属先でも役立っているようで、嬉しく思います。今後もNPは従業員それぞれが互いに刺激しあい、成長し続ける環境を作り続けることを期待しています。


※学生インターン
CreditTechのパイオニアカンパニーでのエンジニアインターンを募集
“つぎのアタリマエをつくる” EC黎明2002年から、販売者と消費者の信用格差を埋めてすべての人に安心・安全な購買体験を生み出すために、未回収リスク保証型の後払い決済「NP後払い」を提供開始しました。 「NP後払い」は未回収リスクのコントロールの難しさから絶対に成立しないビジネスモデルと言われていました。 しかしリスクをコントロールするために、あらゆる顧客情報を収集していてはサービスとして成り立ちません。 そこで「すべての人をまず信用し、未回収データをリスクコントロールのための資産とする」という性善説のスタンスで歩み続けた結果、他社には持ち得ない独自のデータを活用した信用創造の仕組みを持つことができました。 「NP後払い」は今では1秒に1人、年間約3,000万人カスタマーが利用する社会インフラとなっています。 決済データを使った更なる「ヒトの可能性の拡張」を行うのが Credit Tech です。 年収、学歴、勤務先などの一面的な情報に縛られない新たな信用を、テクノロジーを利用してつくっていきます。ネットプロテクションズの持つ収益基盤、事業ノウハウ、データを生かし、B2B決済、スマホ決済、そして海外へと領域を拡大中です。 さらに、今後は決済以外の事業領域にも展開を進め、「Credit Tech」のパイオニアとして人々の関係性が信用で溢れ、性善説で回る世の中の実現に向けて多角的なチャレンジを続けていきます。 中でも、今回は、2017年6月にローンチした新サービス「atone(アトネ)」のシステム面での開発・設計を行うインターンを募集いたします。 展開事業 ●BtoC通販向け決済『NP後払い』   http://www.netprotections.com/ ●BtoB向け決済『NP掛け払い』   https://np-kakebarai.com/ ●BtoC向けカードレス決済『atone(アトネ)』   https://atone.be/shop/ ●台湾BtoC向け後払い決済『AFTEE』   https://aftee.tw/
株式会社ネットプロテクションズ
カスタマーサービス
学生インターン募集|180兆円のB2B決済市場でのサービス改善/開発企画
当社は後払い(BNPL)決済サービスのリーディングカンパニーです。私たちは組織および事業の双方で革新的な仕組みを作り、それを広げていくことを目指しています。 組織においては、フラットな構造で全員が業務に熱中できるような組織を作り上げてきました。それぞれが自律的に動きつつ、常に協力しあうような環境があるからこそ、今後もさらなるイノベーションを起こせると思っています。 事業においては、日本で後払い(BNPL)決済の先駆者として、20年にわたって決済事業に取り組んできました。その過程で磨き込んできたのは、信用リスクを見極めて吸収する力、月間で何百万件にものぼる請求業務を高効率で行う力です。当社サービスによって、商取引における資金回収のリスクや手間が大きく削減され、社会の生産性向上に繋がると考えています。 日本でも世界でも、誰もが安心かつスムーズに商取引できる社会の実現のために、インフラとしてなくてはならない会社になるよう挑戦を続けていきます。 ■展開事業 ・通販で使える後払い決済『NP後払い』   http://www.netprotections.com/ ・訪問型の役務サービスで使える後払い決済『NP後払いair』   https://www.netprotections.com/air/ ・通販・実店舗ともに使える後払い決済『atone(アトネ)』   ​​https://atone.be/ ・企業間取引で使える後払い決済『NP掛け払い』   https://np-kakebarai.com/ ・海外(台湾・ベトナム)向けの後払い決済『AFTEE(アフティー)』   https://aftee.tw/
株式会社ネットプロテクションズ


プロダクトマネージャー
急成長するBNPL市場のリーディングカンパニーでマネージャー候補を募集!
株式会社ネットプロテクションズはCreditTech×ティール型組織で「つぎのアタリマエをつくる」ことを目指し、「後払い決済」という新しい仕組みをつくり上げてきたBNPL市場のリーディングカンパニーです。 ※当社は2021年12月15日に東京証券取引所第一部市場へ新規上場したネットプロテクションズホールディングスのグループ会社です。 ■Credit Techとは 年収、学歴、勤務先などの一面的な情報に縛られない新たな信用をテクノロジーを利用してつくることです。人の信用力を適切に評価することで、これまでなかったビジネスの機会や価値を創出していきます。 ■BNPLとは 「Buy Now Pay Later」の略称であり、「先に買って、後から支払う(=後払い)」決済システムの総称です。BNPL市場は世界的に拡大しており、欧州や豪州、米国に続きアジアでもこれからの成長が期待されています。 ■NP後払いとは 主にECサイト等で利用できる決済手段の一つです。 利用者は購入した商品を受け取った後に、後払い事業社が送付する請求書で代金を支払える仕組みとなっており、クレジットカードを持たない若年層やクレジットカード利用に躊躇がある方をはじめとし、多くの方にご利用いただいています。 未払いリスクの高さから絶対に成立しないビジネスモデルと言われていましたが、「まず、すべての人を信用してみる」という考え方で歩み続けた結果、今では年間約1,450万人の方が利用する社会インフラとなっています。 ■事業の展開 NP後払いで培った収益基盤、事業ノウハウ、データを生かし、B2B決済、スマホ決済、そして海外やポストプライシングへと領域を拡大中です。 また2021年2月にはJCBより約60億円の大型資金調達をおこなったことで、事業成長をさらに加速させていきたいと考えています。 展開事業 ・BtoC通販向け決済『NP後払い』   http://www.netprotections.com/ ・BtoB向け決済『NP掛け払い』   https://np-kakebarai.com/ ・BtoC向けカードレス決済『atone(アトネ)』   https://atone.be/shop/ ・台湾BtoC向け後払い決済『AFTEE』   https://aftee.tw/ ・サービス体験後に購入者が自ら価格を決定しお支払いを行える決済『あと値決め』   https://pricing.netprotections.com/ ■注目記事 ・JCBとの大型資本提携を実施 約60億円の調達をおこない、事業連携を強化   https://corp.netprotections.com/news/press/2021/0225 ・後払い決済のパイオニア ネットプロテクションズ、 市場拡大中の後払い決済サービスを整理した「BNPLカオスマップ2020」を公開   https://corp.netprotections.com/news/press/202003270001
株式会社ネットプロテクションズ
株式会社ネットプロテクションズでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

ネットプロテクションズ広報担当さんにいいねを伝えよう
ネットプロテクションズ広報担当さんや会社があなたに興味を持つかも