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「隣の芝生から来た」入ってわかった“本当に”人を大事にするということ

こんにちは!ネットプロテクションズ(以下NP)広報担当です。

「隣の芝生は青い」ということわざのように、会社に勤めていたりしていると、違う環境は良く見えたり、気になったりしますよね。そんな気になる「隣の芝生」を経験できるのが社員シェアリングサービス「Tonashiba」です。今回は、このサービスを利用して、週に2日NPで働いていた石田さんに、これまでの会社とNPの違い、実際にNPで働いてみて感じたこと、NPで働くメリットについて話を聞きました。インタビュアーはNP人事グループの釣巻です。

左:釣巻創(人事グループ)
右:石田康子さん

Tonashibaサービス改善の実験台としてNPに参画

釣巻
半年間NPで働いてみていかがでしたか?

石田
まず、NPさんの環境に関してこれだけは言わせてください。とても恵まれていることに気づいたほうがいいですよ、と。

わたしのことについてちょっとだけお話しますと、デザインから入り今ではフリーランスのWebディレクターをしています。ダイヤモンドメディア社で仕事をしていたところ「Tonashiba」サービスが立ち上がり、面白そうなので運営に携わっていました。

釣巻
なぜご自身がTonashibaを使おうと思ったのですか?

石田
Tonashibaというサービスは、社員シェアリングという新しい形のサービスです。会社員をしたまま複業をしたり、お試し転職をして働きながら自分に合う会社を選んだりできるもの。サービス改善のために自ら実験台で体験しようと思っており、TonashibaとしてNPさんをお手伝いできないかという打合せの場で、「わたしもTonashibaでどこかに行きたいな」とポロッと口にしたところからです。

NPさんの執行役員である秋山さんが、社員の方に社外を知って視座をあげて欲しい、という気持ちをお持ちで、まずは受け入れからという事で声をかけていただきました。わざわざ取り組む方が大変なのに、自社の人に成長してほしいとTonashibaを取り入れた秋山さんはいい人です。

釣巻
実際にNPに入社してみていかがでしたか?

石田
普通の会社では、人員は決められた仕事にアサインされます。仕事ありき、ですよね。でもNPさんはメンバー1人1人の実現したい事を周りが応援する、という文化が本当に作られていると感じます。

実際に、Webディレクターとしてどのプロジェクトがいいだろうと話した時も、業務委託で単純な労働力ではなく「どんなプロジェクトに携わりたいですか?」「今後、どうしていきたいですか?」というヒアリングがありました。週2日しか来ないのに(笑)。

ただ単にこの金額でこの作業というのではなく、その人の実現したい事やどんな考えを持っているかを汲んでもらえると感じました。ビジネスなので希望通りになると限らないのですが、聞いてもらえる事で「それを言っても良いのだ」という心理的な安全や、あなたの事をただの労働力ではなくその背景も一人の人として見ていますよ、というメッセージになりますよね。

そこから、ただこの役務を提供するだけでない、「提案していいんだ」「役に立てると嬉しい」「良くなることがあったらもっと伝えたい」のような気持ちで取り組めました。

釣巻
結果としてはどのようなプロジェクトに携わったのですか?

石田
双方、最初は「お仕事だから、成果が見えやすいもののほうがいいだろう」ということで、いくつか提示いただいたプロジェクトから、atoneのFAQサイトのリニューアルプロジェクトを選択しました。おかげさまで、先日リニューアルを完了させることができました。

その後今は、atoneのオープンキット、そのリニューアルのプロマネに携わっています。

釣巻
かなり大事な部分ですね!ありがとうございます(笑)NPの職場の雰囲気はどうでしたか?

石田
NPさんに「Tonashiba」で入社する前から「NPさんは働いている人たちの雰囲気がいいよ」と聞いていたのですが、実際に入ってみて実感しました。業務委託のコーダーさんが「いい人ばかりで、意地悪な人は全然いない」と言っていたんです。社員でもない、実際に働いている人からさらっと自然にそんな言葉が出てくる、そんな環境です。

実際働いていて、陰口を聞くようなこともなかったですね。

とことん社員の”想い”を尊重し、応援する文化

釣巻
僕は新卒入社なのでピンと来ない部分なのですが、他の会社だとそのようなこともあるんですね。

石田
人間関係は離職理由の上位だと言われていますよね。でも、中に入って働いてみないとわからない。NPさんは、入る前から「人を大切にする文化がある」「雰囲気が良い」と聞いていましたが、働いてみて実感しました。細かい部分では相性もあるのでしょうけれど、NPさんの元社員の方に、Tonashibaでも協力いただいたりしているのですが、「社内はみんな仲がいいんですよ」とすでに利害関係がない方がおっしゃっていたので、それが真実なのだと思います。

また、わたしに対し「これをこうして」「あれはどうなった」のような管理のための仕事のようなことは無く、かといって冷遇されているという雰囲気でもなく、自分のペースで自分主導で仕事をさせてくれます。なおかつ困ったときなどは答えてくれる、という安心して働ける企業だったのもありがたいですね。

釣巻
他にもっと褒めて欲しいです(笑)

石田
これまでお話したことも、「みんな、本当に恵まれていますよ!」というものなのですが、NPの中で見聞きした恵まれていると感じたエピソード、ポイントをお伝えしたいと思います。

恵まれポイント1:社員の希望と会社の利益のどちらも追求
わたしのアサインを決めた方が、3月に福岡オフィスに異動されましたが「故郷の九州に雇用を生み出したいから」という想いがあるそうです。

彼のようなマネジメントレベルにいる人が、実現したい事を周りに言えること、地方に移りそれを実現できるというのが、ほかの会社ではなかなかできない事だと思います。もちろん、福岡に拠点を作ることはNPさんの利益にもつながるよう検証や試算をしているのですが、他の会社での異動って、強制的な辞令など「会社の利益のために自分の希望は押し殺す」ことが多い一方、方向性さえ合えばやりたい事を言っても良いのだというのは恵まれているなぁと感じます。

恵まれポイント2:会社に関係なくても、社員の夢実現を本気で応援してくれる
カスタマーサービスチームの社員さんについてですが、定期的にいない日があるなと思っていたら、ボランティアに行っているとのことでした。将来は園長先生になりたくて、その夢の実現のためだというのです。

有給はもちろん権利ですが、それをしっかりオープンにして応援してくれる環境は、やっぱりかなり稀有な気がします。

恵まれポイント3:会社を離れゆく人も仲間だという意識
「起業したい」とオープンにできる環境。NPさんの社員紹介冊子に「起業します!」と宣言している人が掲載されていますよね。一般的に考えたら、いずれ会社を去る人のために投資をなかなかしづらく、本人も口にできないものだと思います。でもNPさんでは、起業したいという事も言える環境だし、周りも受け入れてくれるという証なのだと思います。

加えて、それは安心して働けるという意識にもつながると感じています。自分のやりたい仕事に挙手すれば携われる、もしかしたらそれが社外の仕事かもしれなくても、快く送り出してくれる。それがわかっているからこそ、NPさんという組織にコミットできるんじゃないかなと思うんです。

恵まれポイント4:やりたいプロジェクトには兼務も可能
部署を複数兼務している人が多いですよね。やりたい仕事に手を挙げれば、在籍している部署にいながらその仕事に携われるワーキンググループ制度がNPさんにはあります。

他の会社では、まず希望の部署に行けるか分からない。望まなくても3年位我慢し、異動希望を出しても、受理されるとは限らず無関係の部署に異動させられることもままあります。

でも、NPさんでは希望すればどんなに遅くとも1年ぐらいで希望の部署に異動できると聞きました。

チームと人を大事にする文化。周りの成長が自分の成長にも繋がる

釣巻
実際に働いてみて、どのような人がNPには合いそうだなと感じていますか?

石田
自分で考えて仕事ができる人、自分の能力を最大限に活かしたいと思っている人は、向いていると感じます。また、人を大事にする文化が醸成されているため、チームや周りの人のことを考えられる人、周りの成長が自分の成長につながるんだ、と考えられる人は、合うのではないでしょうか。

自分で考えて自分のペースで仕事ができることが良い点ですが、逆にこれをやってほしいと与えられることになれている人には難しいのかなと感じました。本来の目的やあるべき姿より、階層組織で上司がどう思うかが考えのもとになっている人、評価されるために上司の機嫌を取ったり、個人プレーで成果を自分だけのものにするような人は向いていないのかなと思います。

「ほかの人を追い越して、自分の評価を上げよう!」とするより、一緒に成長して、

みんなスキルが上がったから効率的になって成果がでるという状態の方が楽になれると思うんですけどね(笑)。

釣巻
確かに、部署や個人に細かい目標もなければ、他のメンバーの目標も正確には知らないことも多いですね。

石田
ただ、これまで言われたことをやるだけだった会社にいた人、上司の顔色をうかがっていたような人でも、NPに来れば「あ、こういうことをしても(言っても)いいんだ」という気付きによって変わる可能性もあります。幸せな環境にいると、ほかの人の幸せや成長も考えられるようになりますからね。

本当だったら、社外の――しかも、週に2日しか来ていないような業務委託の人が、何かこの活動を活かせないか?や、記事にしましょう、という今回の取り組みも、「いいことだから提案したい」という気持ちを阻まない雰囲気や、文化があるからなんです。

最後にもう一度言わせてください。みんな、どれだけ恵まれているかに気づいたほうがいいですよ!(笑)

社員シェアリングネットワークサービスTonashibaはこちら
https://tonashiba.work/

Tonashibaを運営しているダイヤモンドメディア社武井浩三氏・著「管理なしで組織を育てる」
今回インタビューした石田さんも複業についての章で登場しています。
https://www.amazon.co.jp/管理なしで組織を育てる-武井-浩三/dp/447979686X

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