こんにちは、なるテック広報部の八木です。
突然ですが、秋田県東成瀬村にあるIT企業を皆さんご存知でしょうか。そんな田舎にIT企業があるのか、と驚いている方もいらっしゃると思います。
秋田県東成瀬村にある、東成瀬テックソリューションズ株式会社(通称:なるテック)は地域課題の解決を事業とする会社です。
地方創生を掲げ、現在も全国から沢山の若手が移住し、日本の社会課題に取り組んでいます。
そこで、なるテックの社長である近藤さんと、マネージャーである水澤さんにお話を聞いてみました!
この記事では以下のことが分かります。
・なるテックとはどんな会社か
・なるテックはなぜ通年採用をおこなっているのか
・なるテックの強み
地方創生や日本の社会課題の解決に興味のある方は是非最後までご覧いただけますと幸いです。
なるテックの社長とマネージャーにインタビュー!
左から2番目:近藤社長
右から1番目:水澤 葵さん
今回、なるテックについて代表取締役社長である近藤さんと、マネージャーである水澤さんにインタビューを行いました!
なるテックとはどんな会社なのか、見ていきましょう!
なるテックのビジョンとそれを掲げた理由を教えてください!
成果報告会で登壇する近藤社長
近藤社長 なるテックは十村十色というビジョンを掲げています。
その言葉が意味するのは、地方分散型社会の実現です。
私たちがやりたいことは東京一極集中という課題を解決し、地方それぞれが豊かな状態を作ることです。今は、田舎にいる方が「田舎じゃ仕事や遊ぶところがないから東京に行きたい」という世の中になっていると思います。
そんな世の中ではなく、地方でもやりたい職業、世界にチャレンジできるような仕事、自分の理想のキャリアを実現して稼ぐことができる。そして自由な働き方を体現でき、地域に住んでいる子どもたちが、あんな大人になりたいと言ってもらえる、そんな地域づくりをしていきたいです。
しかし、地方分散型社会を実現するには、成功のモデル・要素が必要になってきます。そのため、東成瀬村を最初の成功モデルとして作りあげていきます。
東成瀬村を選んだ理由は、一言で言えば日本一条件が悪いからです。
日本一条件の悪い東成瀬村だからこそ、ここで成功したモデルは必ず他の地域でも流用が可能という風に東成瀬村を選んでいます。
東成瀬村をモデルにはしますが、それを他の町村に展開していくわけではなく、その土地の特徴や強みを活かして課題を解決し、価値を創出していきます。
この村づくり、この多様性な社会づくりをやっていきたいと思い、十人十色の日本版であり、だからこそ十村十色というビジョンを掲げています。
なるテックの強みや他の会社にない特徴はありますか?
デスクに向かう水澤さん
水澤さん 私は未経験からIT人材になれること、40~50代のメンバーがいないので若い人たちが多いこと、田舎暮らしができること、リモートワークができる点が強みだと思います。
IT未経験だとお金を払って学校に入って学ぶことが多い中、社内の研修制度が整っていることは他の会社にはない点です。
また、地域おこし協力隊の制度を活用させていただき、研修費としても使用できる点は当社としての強みであると思います。
多くの方は都心で満員電車や人混みの多い中出社をしているかと思いますが、リモートワークであれば時間を短縮できます。
他にも子育てであれば、急に熱を出してしまった時は普通であれば仕事を休まなければいけませんが、傍で見ながら仕事ができる点はリモートワークができる当社の強みです。
DX研修で講師を担当する近藤社長
近藤社長 なるテックの強みは大きく分けて2つあります。それが、行政との強固なパートナーシップと圧倒的な採用力です。
行政との強固なパートナーシップは、まず東成瀬村から出資をいただいている点です。これはすごく珍しいことだと思います。
例えば東京にある会社の株主に港区が入っていることってないですよね。会社の株主に東成瀬村が入っているって面白くないですか。
つまり、わたしたちの会社は公的資本が投入されている会社ということです。
また、なるテックのオフィスは東成瀬村役場の中にあります。地方創生を掲げている多くの会社は都心から自治体のコンサルをしていることが多く、地方に本社を置いていること自体が珍しいです。
官民の連携によってプロジェクトを多方面に向かって進めている連携体制、その対象となる領域が1領域ではなく全領域であることエリアが役場の付近という一部ではなく村全体であること。
つまり、村と共に協業で進めている連携の深さは他には真似できない部分であると思います。
やってみようと思ったことが通常なら5年かかるところが1年という短期間で素早くできるんですよね。
採用に関しては、豪雪地帯で娯楽もない東成瀬村に約2年で60名もの若者を移住を伴う採用ができたことです。
これは、一定のマーケティングのノウハウが必要で、会社のブランディングや価値の訴求が出来る会社であることが強みですね。
通年採用活動を行っていますが、どのような意図がありますか?
成果報告会で登壇する近藤社長
近藤社長 私たちはローカルデザイン事業というものを自治体と固定の契約を結んで行っています。この事業を成し遂げるためには圧倒的に人材が不足しているため、通年採用活動を行っています。
ローカルデザイン事業とはその土地特有の強みや特徴を活かして課題を解決したり価値を創出することです。
地域の課題を発見することからはじめ、原因を分析して優先順位をつけて、その打ち手となる解決策を生み出して、それを事業として推進していくという一連のプロジェクトを私たちが担っています。
これを動かすには60人という規模では全く足りません。多方の領域にチャレンジしているため、プロフェッショナルの手を沢山借りたいということです。
これは自治体がお金を出しているわけではなく、総務省が推進している地域おこし協力隊制度というものを活用して、財源を確保しています。
公金を活用させていただいていますので、私たちには常に透明性のある経営や道徳や理念を重んじる心に基づいた意思決定が常に求められていると思って、経営しております。
なるテックに興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします
インタビューを受ける水澤さん
水澤さん 自分自身が決めたこと、自分の道を正解にしてほしいです。
私たち社員は移住を伴う転職をしており、その決断は大きな選択だと思います。だからこそ、もし私たちの会社に入りたい、東成瀬村に来るとなった時に自分の道を間違いにするのではなく、正解にするために取り組んでほしいです。
なるテックとしても、そのような人が来てほしいなと期待しています。是非お待ちしております!
成果報告会で登壇する近藤社長
近藤社長 自分の未来に期待をしてほしいです。
今の生活を続けていった先に理想の未来を想像できますか。皆さんが仮に20代だったとして、10年後に今の延長線上に理想の10年後はありますか。
もしそこに疑問をかんじているのであれば、よければ私たちのやろうとしている地方創生の成功モデルを作って日本をより豊かにしていくというのに一緒にチャレンジしましょう。
その過程の中で、きっと人の役に立つことのすばらしさや地域社会の方々とのふれあいの中で自分の新たな可能性に気付けたり、自分の成長を実感したりするので、きっと扉が開いていくと思います。
そんなあなた方一人ひとりの成長を私は全力で支援しますし、そのための環境作りにこだわっているので、是非その皆さんの理想の未来の実現にこの会社を使ってほしいです。
なるテック広報部の一言
なるテックは創業してから3年目を迎え、2024年11月現在では62名で日本社会を豊かにするために取り組んでおります。
地方創生や日本社会の課題解決に興味のある方は是非私たちと一緒になるテックで働いてみませんか?
興味がありましたら是非、ご応募でなくてもお気軽に下記募集記事から話を聞きに行きたいボタンを押していただけますと幸いです♪
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