毎年毎月、新しいメンバーが増え続けている中で、私たちナイモノには不思議な現象があります……。
それは、「なぜか教員からの転職組が多い」こと。
直近 約半年の転職者のうち約70%が、元教員や塾を経て私たちの仲間に加わってくれています。
では、なぜ元教職員のメンバーが多いのか……??
その理由は、実際に本人たちに聞いてみるのが一番早いはず!?
今回はその第一弾。
入社2年以下の「ティーチャーズ」のキャリアアドバイザー(CA)に、転職の理由や入社後のナイモノでの仕事の印象、さらには今後の展望まで、包み隠さず(!?) 話してもらいました。
目次
Q. 経歴と転職の理由を教えてください
Q. ナイモノに入社して感じたことは?
Q. 教員時代と比べるとどうですか?
Q. 働く中で感じるナイモノの魅力は?
Q. ナイモノで働く難しさはありますか?
Q. 将来、ナイモノで実現したいことは?
Q. 経歴と転職の理由を教えてください
◆杉崎:東京の中学校で6年間、数学を担当していました。
40人のクラス担任やソフトテニス部の顧問をしてきて、「教え子たちに比べて自分は成長できているのかな?」と疑問に思っていたんですが、6年目を迎えて昇格を控えたときに、教員としては「やりきった」という思いもありつつ、「予定通りの将来」が見えてしまうことに危機感があって、転職を決めました。
もともと中学生の頃から教師になりたいと考えて働いてきたので、何もわからないまま転職活動をしていたんですが、担当してくれたキャリアアドバイザーの方の仕事を見て、誰かの人生の分岐点にかかわるという意味では教師に近いところがあるな、と魅力を感じてナイモノに入社しました。(杉崎インタビュー記事)
◆指宿:学生時代までずっとバスケ人間で、高校で部活の顧問や進路指導をやりたいと思って、高校の体育教員になりました。
最初は陸上部の顧問だったんですが、自分も部員の一人として一緒に練習をしてみると、教員と顧問での立ち位置の違いというか、教え教わる関係にも新しい発見があってやりがいを感じていました。
それから学年主任や、教員のマネジメントというか人材配置をするような仕事をしてきて、5年目で卒業生を送り出すタイミングになって。改めて彼らの人生を考えたときに、自分はどれくらい世の中や社会のことを知っているのか、と疑問を抱き始めたんですよね。
これはあとで話しますが、「このままじゃヤバいな…」と思って7年目に転職活動をしてナイモノに入社しました。
◆利光:福岡出身で、大学入学を機に上京してきました。
外国語大学を卒業後にオーストラリアの大学院に留学して、中高一貫の私立高校で6年、働きました。
由緒ある女子校で、挨拶はいつも「ごきげんよう」。授業の始まりも終わりも「ごきげんよう」です。通っている生徒たちも子女令嬢というか、お付きの方がいてカルチャーショックの連続でした(笑)
生徒の成長や教育に長くかかわれるので嬉しい部分もありつつ、大学院を過ごしたオーストラリアでは多国籍な人たちがいろんなキャリアを歩んでいたのが、ずっと頭の片隅にあって。27歳のときに「このままでいいのかな?」と考えて、挑戦しよう、と。
私自身も福岡から東京、海外でもそうですし、環境が変わるときに支援してくれた人がいて、自分もそんな支援がしたいと考えてナイモノを選びました。
◆三好:小学校の教諭を8年、全学年で担任をしました。当時は体操のお兄さんみたいなこともやっていて、休み時間に鬼ごっこをしていたら50人くらいが集まったりして。今は真面目に見られるんですが、実はけっこう憑依できるので(笑)
仕事はむちゃくちゃ楽しくて、教員は天職だと思っていました。
学年主任やICT主任をしたり、都や区の研究員として学会発表もしました。他の人と比べて勤務時間は長かったんですが、特に苦ではなかったですね。
ただ、それだけ働いてきて、自分より経験年数が浅い年上の教員に給料を聞いてみると「これだけやっている自分と比べて、そんなに……?」と疑問を抱いてしまって、さすがにこれは見合っていないなと、民間企業で働きたいと考えたんです。
ナイモノに入る前には、民間の教育系企業で学校や会社にITツールを導入する仕事を1年間。それでも風土的に、年功序列というか上には上がりづらいし、給料も変わりにくい状況で。また転職活動をしてナイモノを見つけて、「ここなら!」と思って転職しました。
Q. ナイモノに入社して感じたことは?
◆指宿:教員として7年も働いたのに、本当に自分には「見えている世界が狭かったな」ということですね。社会についても知らなさすぎるし、ビジネスのことなんて、もっとわかっていなかった(笑)
仕事の根本って、誰かの無意識や潜在意識的なところを察知して、適切な言葉や対応をして、何かしらの意思決定にかかわっていくことですよね。それはもちろん教員も同じですけど、ぜんぜん狭いし浅かったんだな、と感じます。
◆利光:たしかに。教員は目の前の生徒の卒業や進学を支援するという、数字では表しにくいというか目標の数字も見えにくいところで働いているところはありますよね。
本来、意思決定にかかわるという意味では教員も同じだけれど、数字で見えにくい部分は多い。自分は目標を立てて取り組むのは好きですが、教員のときはそれほど数字を意識していたことはなくて、ナイモノに入社してから、相手への支援や価値を提供する一方で、数字に向き合う大変さを感じました。そんな「人とビジネスの両立」は大事なところだなと日々感じています。
◆三好:私は教員と企業を経験してみて、教員のときは子どものために目の前の人のために、というのが面白かったけれど、ビジネスの現場で成果や成績が求められる中では「相手のため」を考えるのは両立しにくいとも感じていました。
特に前職の会社ではビジネスの比重が大きいと感じていて、ナイモノではその両輪で動いていける。それは難しさも含めて、やりがいだな、と。
◆杉崎:私が経験してきた数学やテニスには「こうすればいい」という答えがあるけれど、仕事や就職には明確な「答え」はないですよね。その面白さもあると思います。
◆指宿:たとえば、教員としては自分が本気で思っていることを伝えたとしても、生徒にとっては必ずしも正解ではないこともあります。
教師と生徒の関係性では、「たしかにそうだよね」で終わることも多いけれど、社会を前提とすると、そんな「本気で」伝えた選択肢が間違っている可能性が高いことはいくらでもあるわけです。
社会や仕事やその仕組みについて、把握した上で伝えることはむちゃくちゃ難しい。けれど、それを知った上で伝えられるのは、教員のときよりも自分の介在価値として高いな、と実感しています。
◆三好:そういう意味で、教員としての経験が役立っていると思うのは、子どもたちの生活や家族との関係を見てきたので、CAとして学生と面談をするときにも、単に文字面だけじゃなく彼らのこれまでの人生体験や個性や性格について想像できる幅はあるかもしれません。
◆利光:私がいた学校は、いわゆる「お嬢さま校」の側面もあったので、生徒の中には自分が経験したこともない壮絶な人生を過ごしてきた子もいました。親とのかかわり方からの影響もあるんだろうな、と思う部分もありますし、そうした点を察知したり汲みとったりしながら活かしていきたいですね。
◆三好:あくまでも「対価をいただくサービス」と考えると、教員とCAでは違っていて。目の前の相手のことだけを考えても、結果的に相手のためにも自分のためにもならなければ意味がないし、CAとしては「ためになった」かどうか明確に数字で出る部分はありますよね。
◆杉崎:それも含めて、ナイモノには学生に対する熱量と数字への責任感が強い人が集まっている。私が入社したばかりのときに、先輩CAから教わったのはテクニックや知識やスキルよりも、まずは学生への熱量でした。
Q. 教員時代と比べるとどうですか?
◆三好:仕事の仕方で言うと、学校は毎年1年間単位のルーティンなので、日々の変化はそれほど早くはないんです。ただナイモノでは本当にスピードが早いし、日々変化をしていく。
教員のときの感覚ではそこについていくのが大変で、芯から変えていかないとついていけないな、っていうのは強く思います。
◆杉崎:私もそこはけっこう楽しくやっているんですけど、教員のときは「もっとこう変えたらいいな」と思いつつ、その一方で「何人のハンコをもらわないといけないんだ……」みたいな。
◆指宿:「スタンプラリー」ですね(笑)
◆杉崎:そうなんです。ひとつの承認を得るのにスタンプラリーの回数が半端じゃない。三好さんの言うように1年のルーティンで動いているから、今の改善案を進めても、実際に変わるのは2,3年後だったりして……。(一同頷く)
◆三好:ナイモノでは、新しい出来事や変化に自分がジョインしていくというか馴染ませていく機会はむちゃくちゃ多いですよね。
面談のやり方が変わったり新しい制度が導入されたり、そこに上手く適合できるかどうかが、教員出身者の分かれ道かもしれません。
私はこれまで新しいことに挑戦するのは楽しいと思ってきたんですけど、それでも「新しいことを始めるのは大変だし、しんどい」というのはこういうことか、って入社してからその感覚がわかるようになりました(笑)
◆指宿:その視点でいうと、その繰り返しで教員は30半ばくらいになると牙を抜かれてしまう……(笑)
自分で制度や仕組みを変えにくい公教育の現場で、自分の声が伝わりにくい経験を重ねると、惰性で仕事をするようになってしまうのは自然なことかもしれません。役職に就いても変わらないから、希望がもてなくなる。何かを変えようとしても特に給料が変わるわけでもないので、そのぶん若手に業務が集中していく。
そういう意味では、ナイモノでは上の人ほど牙がある。
◆利光:私の場合は、私立で中高一貫の女子校という特殊な部分もあって、ほぼ異動や転勤がないので、勤続年数が長い方の影響力が強かったんです。
そういう意味で、自分でコントロールできるところとそうじゃないところがあることに気づけたのかな、とは思います。
教員時代は、自分が意図しないタイミングでの保護者の対応や終わりの見えない会議があって、自分は誰のためにこの時間を使って仕事をしているのかな、って。
やっぱり中学生や高校生は「保護者ありき」になるので、本人の意思や感情とは違うところで物ごとが進んでいくけれど、就活を前にした大学生とは「本人の意志」にかかわることができる。それは大きな違いだと思います。
◆杉崎:そうした経験を積んできているから今できていることもあって、みなさんもそうだと思うんですけど、教員時代から複数の業務を同時進行で考えてマルチタスクで進めていくことは苦じゃないというか、慣れているのはありますよね。
Q. 働く中で感じるナイモノの魅力は?
◆三好:情報の質というか必要性という部分もあると思うんですが、私の場合は教員のときは何が学校教育の本質なのかがわからなくなっていました。
本来、教員は勉強を教えること、心を育てることが大事なはず。なのに、そことは別の学校の体裁を保つこととかクレームやリスクを避けることに意識が向かうこともあって。
教員として経験を積むほど、マネジメント層に上がるほど、本質以外の部分に時間をかけないといけないことが増えていきました。最後の方は他の業務に追われて、授業や子どもたちのことを考える時間がかなり減ってしまっていました。
そういう意味で、今は学生にしっかり向き合えている実感があります。
◆指宿:たしかに。「何とか連盟」とか「何とか便り」とか、地域との協力も大事だとはわかりつつ、「それは生徒にとってどんな意味や影響があるんだろう?」という疑問はありました。しかも、それは若手に下ろされていく仕事で(笑)
年齢や勤続年数や知識が多いからといって、それで誰に与えられる価値が高まるのか?は自分にも問い続けたいし、ナイモノにはそれを考える材料が溢れています。相手にとっての価値を追求していける。
◆杉崎:それこそ「スタンプラリー」がないですね(笑)
今は(上司の)平山さんに相談したら、次の日にはスパッと変わったりして、自分が学生や組織にとって価値があると感じたことをちゃんと発信すれば、翌日どころかその日に変わることがある。そうした意思決定の速さはやりがいにつながっています。
◆利光:あとは、私がいた学校では「みんなに等しく、贔屓がないように」が基本だったんですが、ビジネスとして考えると学生によって強弱をつけて接していくことが求められる。それは教員時代にはなかった感覚です。いわゆる「公」教育ではないので、求めてくれる人に応えていける。
◆杉崎:そうですね。たとえば40人を相手に授業をしていると、特に数学は得意不得意があります。それで数学が苦手な生徒にフォーカスすると、得意な生徒や他の生徒からは不満も出てしまいます。
私はできるだけ個人個人に寄り添いたいという気持ちがあるので、そのギャップというか矛盾を感じていましたが、今ではサポートを必要としてくれる学生に30分なり1時間なりを、「その学生のためだけ」に使えるのはむちゃくちゃ有意義だなと。
◆利光:肉体労働と精神労働の違いというか、教員は授業や部活の顧問もしながら学外の活動にも参加したり、と両方をこなしていきますよね。
自分はそれが苦手なところもあって、体の疲れが思考に影響していたから、今は一人ひとりの学生のことを考えることに集中できていますね。
◆三好:ナイモノの環境は、オペレーションの方々やインターンの学生がいて、自分たちCAが学生に100%注力できるのは本当にありがたいですね。そういうサポートをしてくれる人たちがいるから、本当に本質のところに時間も労力も集中できています。
Q. ナイモノで働く難しさはありますか?
◆利光:とにかく情報量が多くて、一日一日の情報量がめちゃくちゃに多い。(一同頷く)
どんどん情報の波が押し寄せてくるし、その波を乗りこなしていくというか、日々の変化に対応していくのが大変です。
◆指宿:本当にそうで、入社してからこれまで苦労はもちろんありますけど、その情報の波にどうやって乗っていくか。たぶん人によってもいろんな波の乗り方があって、それを吸収しながら自分に合った方法を考えていくのは、もちろん苦労はあるけれど面白いですね。
◆三好:それこそ先日の朝礼はそうでしたよね。まさに“新しい波”。
◆杉崎:そうですね。新しい取り組みが始まって、やっと乗り方がわかり始めたときにその波の向こうから、また次の波がやってくる。これまでの波がなくなるわけじゃなくて、新しい波が2,3つほど増えていくから大変でした(笑)
◆利光:その波を攻略する方法を考えるのも、というか考えるのが楽しいですよね。その波を越えた先に、学生にとっての価値が生まれるし、ビジネスにもつながっていくので。
◆三好:あとは、CAそれぞれに「得意なゾーン」というか相性みたいなものもありませんか? もちろんそれがないのが優秀なCAなんですが(笑)、私の現状では大学群や性別に偏りがあったりします。
たとえば利光さんは前職での経験もあるのか、女子学生からの信頼は厚そうですよね。
◆利光:たしかに女子学生の方が慕ってくれる学生が多いかもしれません。逆に言えば、男子学生から信用を得るのには苦戦しています(笑)
まだCAとして走り出したばかりですけど、成果につながったケースでは男子学生と女子学生では数十倍ほどの差があって……。それこそ杉崎さんは、属性にかかわらず信用を得られているのはすごいなと思います。
◆杉崎:それで言うと、たとえば学校では生徒には教員を選ぶ権利はないですよね。けれど私たちは、学生が選んでくれる。だから、そこに応えられるものを増やしていきたい。
逆に、私は北海道から沖縄までいろんなタイプの学生のサポートができるから面白いなと思います。特定の地域や属性に縛られずに、本来なら会うことのなかった学生たちとかかわれるのは大きなメリットですよね。
◆利光:そういう意味で、オンラインのメリットは大きいです。
学生の立場からしても、「合わない」と思えばクリックひとつで関係を断ち切ることもできるわけで、うちが合わなかったら他社に頼ったり、他のサービスを使うこともできます。
だからこそ、私たちは信用を得るための話し方や知識を磨く必要があるし、教員のときには何となくやっていたところにも意識的になれるな、と思います。
◆三好:あとは、ナイモノの仕事の難しさというよりも前の段階で、そもそも教員って転職するのがめちゃくちゃ難しくて、やっぱりビジネス経験がないことがネックになるんですよね。
なかなか拾ってくれるところも少なかったですし、私の場合は前職の民間企業を1年で辞めているのもあって。そんな中で、ナイモノにはちゃんと家族を養っていけるだけの給料も提示してもらえて、とてもありがたかったです。
◆杉崎:最初は80%くらいになっても、すぐに3倍にはできるから(笑)
◆指宿:収入の部分では、前職より多少下がっていますが、やった分だけ評価をしてもらえる環境はあるな、と日々実感していますし、実際にそれを体現している杉崎さんがいるのでモチベーションにつながっていますね。
◆三好:私もまだ教員時代の方が収入は高いんですが、教員よりも上がる幅が違う。「ここまで達成したら、給料はこれくらい」と明確に出ていて、成果を出すほどちゃんとリンクするので、これから頑張っていきます。
Q. 将来、ナイモノで実現したいことは?
◆三好:明確に「こういう役職」というのはあまり考えたことはないですけど、教員の頃から「自分の仕事で影響を与えられる人を増やしたい」と考えてきたので、ひとつはやっぱりマネジメントラインにいきたいというのはあります。
もうひとつはプライベートな部分で、夫婦2人で働けない状況になったとしても一馬力で家族を養っていけるくらい稼げるように、成果を出していきたいですね。
◆利光:自分はマネジメントには興味はあるんですけど、それ以上に思っているのは、自分にかかわってくれた人や導いてくれる人に成果で恩返しをしたい、というのが原動力としてあります。
入社してからもたくさんの方々にお世話になって、学生たちも頼ってくれて、そういった自分の原動力になってくれた人に返す、という意味で成果を出していきたいという想いが強いですね。
◆杉崎:社内の制度的にも、今はマネジメントだけじゃないポジションもありえますよね。ただ、前にはそれ以外のことも言ってなかった?
◆利光:そうですね……(笑) 実はナイモノの新卒採用にも興味があって、そこに携わりたいのもあるし、まだ現実的ではないけれど、将来的には地元の福岡に支社を出せるくらいにして支社長という可能性も(笑)
◆指宿:いいね!面白い!!
◆杉崎:お~!!それいいね!
リーダーになることが唯一の方向性でもないし、全員が全員リーダーを目指すのじゃなくてもいいし、新しいことを生み出すのはいいですよね。
◆指宿:私はナイモノに入社した決め手でもあるんですけど、「地方から上京」とは逆に、「地方に人材を」というビジネスをしていきたいんです。
今はジョーカツとして、地方の学生を集めて都市部の企業を紹介していますが、そのノウハウを踏まえて地方の企業に人材を紹介して、各地のビジネスを支援できる仕組みをつくれたら、と。
そこに入社した人たちが幸せな人生を送れるとか、新しい視点で「もっとやろう!」と思えるようになれば、めちゃくちゃいいなと思っているので、それを実現したいですね。
◆三好:その話を聞いて、私もいま思い出しました(笑)
教員のときに生徒のキャリア教育をしていて、学校の先生が子どもたちにキャリア教育をすることの難しさというか、根本的に無理があると思っていたんです。何でかと言うと単純で、先生たちが社会に出ていないから世の中にどんな仕事があるかわからない。
だから的はずれなキャリア教育をしていたり、慣習的な形でやっているんですよね。今、ある程度CAとしてさまざまな業界や職種を見てきたことで、そのズレが解消できると思うんです。
たとえば、今の立場でも学校に向けてキャリア教育の出前とか出張キャリア教育のような形で伝えられることもあるんじゃないかと。
学生の話を聞いていると、「エージェントに不信感をもっている人たちが多い」という声も聞きます。
知った方がいいはずなのに、経験してないのに拒否している学生もたくさんいるそうです。実際に大学に行って、私たちが「こういうことをやってるよ。こんな世界・社会・会社や仕事があるよ」と伝えたり、関係性ができたりすれば利用してくれる学生がもっと増えるのにな、と。
◆利光:すごい……!!いい話だ!(笑)
◆指宿:むちゃくちゃいいですね!
◆杉崎:私は、年間のMVPをとれてリーダーにも昇格できたので、これからはやっぱり自分のメンバーがMVPをとれるような活躍をしてほしい。
自分だけが活躍するのではなくて、会社全体、社員全員が挑戦をして成果を出せる組織にしていきたいですね。
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