2023年7月4日
- NAGAE+(ナガエプリュス)- は、製造工程で発生する端材や蛍光灯リサイクルガラスを活用したアップサイクルのアロマディフューザー「Oya Aroma Stone Diffuser」を販売開始しました。
NAGAE+『Oya Aroma Stone Diffuser』
大谷石や錫製品の製造過程で発生する端材と、適切に処理された廃蛍光灯のリサイクルガラスを用いた吹きガラスの器のアロマストーンディフーザー。
私たちにできることから。そんな思いで企画した商品です。
■大谷石(おおやいし)
大谷石の建築資材や雑貨の生産過程で発生する端材は、コンクリートの骨材など用途が限られています。その端材を多孔質である特徴を生かしてアロマストーンとしました。
■錫(すず)
私どもの社内で鋳造している錫。酒器は99.99%(フォーナイン)の高純度の錫を使用していて、製造過程で発生する端材は通常であれば再度溶解して使用しますが、それを繰り返すことでフォーナインの純度が維持できなくなる恐れがありスクラップとしていました。当方では、そのような錫をリサイクル錫として異なる用途の製品に生まれ変わらせています。今回の蓋もそういった活用の一環です。
■廃蛍光灯リサイクルガラス
蛍光灯には有害な水銀が微量含まれているのですが、日本ではリサイクルのシステムが遅れており埋め立て等で処理されている場合が多いと聞きます。本商品のリサイクルガラスは適切な処理工程で有害物質を取り除いたガラスも全量用いて、吹きガラスで使用しています。
CEO&Producer Yoichi Nagae