こんにちは。ナディアで広報を担当している遠藤です。
ナディアの社員インタビュー 第2弾は、プロデューサーのH.S.さんです。
ープロフィール
H.S.(プロデューサー)
日本最大手の芸能プロダクションにて、アーティスト、タレントマネジメント業務に12年携わる。さまざまな宣伝手法に加え、SNSが浸透し、激変する時代に適合する情報・体験の作り方を学び実践し続け、PR、プランニング、イベントマネジメントのスキルを磨く。2019年、次世代の体験を想像するクリエイティブカンパニーにジョイン。数千万円から数億規模に及ぶ、常設型・イベント型、さまざまな体験施設の企画・設計、空間デザインの制作進行管理、先端技術の導入可否判断、全体コスト管理を担当。クリエイターたちの溢れる才能を自らまとめ上げ、顧客課題を解決する高次元のアウトプット実現を目指し、2021年、ナディアへ参画。
-ナディアに入社した理由
前職では、映像制作を中心とした体験設計のプロジェクトマネジメントを担当していました。高いクオリティを求められる大規模なプロジェクトも担当させていただき、さまざまな貴重な体験をさせてもらいました。その一方で、前職ではクライアントワークとIP開発の2軸の体制から、後者に力を入れ、独自のプロジェクションマッピングを作品として売るというビジネスモデルに移行しようとしていました。私は、この先の世の中の流れや、自分の能力を活かせる点でも、クライアントワークに可能性を強く感じていました。「世の中には、クリエイティブの力で解決できる課題がまだまだたくさんある」「その課題をクライアント様と一緒に解決していきたいし、そのようなお仕事が自分にとっては楽しい」その想いがナディアの仕事と一致しました。
また、これまで以上にWebの重要性も感じる一方で、私にはWebに関する経験が少ないと感じていたので、Webにも強いナディアで、経験を積みたいと思いました。しかし、最大の決め手は、採用面接の際に今の上司から「Sさんが来てくれたら、即戦力になります。ナディアに大きく貢献してもらえると思います!」と言ってもらったこと。入社してからも、私は期待されている、求められていると思えることが、とても大きな力になっています。
-未経験の職種へのチャレンジ
これまでは、プロジェクトマネジメントを主に担当してきましたが、採用されたポジションはプロデューサー。売上の数字を追い、会社の利益に直接かかわる未経験の職種に対して多少の不安はありました。しかし、自分なりの攻略方法を見つけ、チャレンジを楽しむことで、ここまでやってきました。最初に担当した仕事は、これまでの経験を活かしたプロジェクトマネジャーの仕事でした。自分の得意なことを活かして、売上に貢献し、その後、担当したお客様との関係性を築くことで、初めて自分の担当クライアントを作ることができました。営業の仕事は、顔も見えないお客様のところに飛び込みでするイメージがありましたが、お客様とプロジェクトを通じて信頼関係を結び、その後もクリエイティブのご相談を継続的にいただける関係性を築くやり方もあるのだ、と上司に教えてもらいました。その経験が大きな自信になりましたし、実際に、担当クライアント数を伸ばすことで、私はナディアにフィットできるという感覚を持つことができました。
また、私は好奇心旺盛なタイプなため、これまでやったことないことにもチャレンジを厭わず、取り組んできました。入社して間もないころのチャレンジとしては、当時のナディアではあまり作成していなかったカスタマージャーニーマップの作成に取り組んだことです。私なりのマニュアルも作成し、このチャレンジがきっかけで、上流工程からの設計の重要性がナディアでも高まったように思います。
ー苦労したこと
入社時に、会社にはこれまで営業経験がないことを伝えていました。面接時に上司からは心配いらないと言われたものの、しばらくたつと自分で案件を作っていく必要性を感じ始めます。最初はとまどいましたが、前述したような取り組みで、思った以上に新規案件を獲得できるようになりました。今では、新規開拓にも前向きに明るく取り組めるようになり、社内でもこの点を大いに評価してもらっています。
社会人になると、叱られた時のリアクションはたくさん身につけていくのですが、なかなか褒められることがないので、いまだに褒められるとどういういったリアクションをすべきか戸惑っています。一方で、やはり褒められることは、仕事への前向きなモチベーションになります。ナディアは、仲間のいいところを認めあう文化があり、褒め上手な方が多いように思います。
-仕事をするうえで大切にしていること
前職でも裁量が大きい仕事を担当していましたが、裁量がある分、さまざまなトラブルや難しい局面を数多く体験してきました。大変ではありますが、そのトラブルや難しい局面を恐れて、自分で自分の可能性を決めてしまうのではなく、そういった苦労もあとあとの糧になると信じて、何事も楽しむ気持ちを大切にしています。
また、プロジェクトを担当する上では、物事を俯瞰的に見ることを意識しています。没入して見るだけでなく、時々一歩引いてみてみることで、本質的な部分を再確認することができます。当初予定していたゴールと違うゴールにたどり着いたとしても、仕事では必要に応じて方向性を見直し、納得いくプロセスを踏んでいくことが大切だと思っています。そのように常に本質的な部分を意識することによって、クライアント様とも侃侃諤諤(かんかんがくがく)と議論ができるのだと思います。その議論が最終的には、より良いゴールに繋がっていると思っています。
-今後の目標
あまり目標を大きく掲げる性格ではないのですが、単純に「いい仕事をする」「仕事をわかりやすく教える」人間になるのではなく、歌舞伎用語で自分が持っている雰囲気・らしさを表す「仁(にん)」を活かして仕事をしていきたいなと思いますし、一緒に働く仲間の仁(にん)を見出せる人になっていきたいです。そのためには、人としての生活に豊かさを持ちながら、その生活の基盤の中で、どんな仕事をしていくかが重要だと思っています。
また、どんな仕事でも、自分が関わると「楽しい」「安心のクオリティ」「何でもできそうな気がする」と思ってもらえるような人になりたいとも思います。
-入社を検討している方へ
私がナディアに入社して一番驚いたことは、一人で答えを見つけられなくても、仲間が一緒に考えてくれる安心感です。もし、自分だけで解決できなかったとしても、きっとみんなで考えれば解決策は見つけられると思えることで、安心してチャレンジできます。プロデューサーなのでもちろん予算はあります。さまざまな事情によって、売上がいい時ばかりとは限りません。しかし、ナディアのプロデューサーたちは、ある人の達成が厳しいとわかったとき、その売上をチームでフォローします。この助け合える空気感がとても心強い。この空気感があるからこそ、すぐに売上につながらない新規の提案や先々への投資のような取り組みにも力を入れられるのだと思っています。さまざまな経験をもった多様性のあるナディアのメンバーならではなのかもしれません。ぜひ、皆さんもそんなナディアのメンバーにジョインしませんか?