(*写真は金曜日の終業時に開催している雑談タイムの様子です)
こんにちは。N2i の広報担当です。
4月7日、東京など7都道府県を対象に緊急事態宣言が発令されました。これに続き、N2i が拠点を置く愛知県でも4月10日に県独自の緊急事態宣言が発令されました。どうか皆さまご無事で健康に過ごせていますように…。
そんな中、新型コロナウイルス(COVID-19)対策として、リモートワークへの注目度が大変高まっています。創業時から副業OK、その他色々とゆるい部分のたくさんある N2i ですが、 実は、リモートワークはこれまで推奨されていませんでした。
しかし、営業チームは東京に拠点を構えており、また開発チームもお客様との打ち合わせに名古屋と東京を行ったり来たりする日々。3月の下旬には風邪の症状が増えているという話を社内外のあちこちで聞くようになりました。
刻々と変わる状況を鑑み、心理的な面でチームの安心安全を確保すべく、そして自らを守り、またウイルスを拡散しないために、N2iでは緊急事態宣言より一瞬早い4月6日から、暫定的に自宅と会社のどちらで仕事をしてもよいという方針を取ることになりました。(体調に不安のあるメンバーは、これに先駆けて3月中旬から個別にリモートワークをしています。)
N2i のリモートワーク9カ条
4月6日からの3週間は、以下の9つのルールで業務を行っています。
1)自宅と会社のどちらで仕事してもよい(必ずどちらか)
2)勤務に関わる移動の際は、自家用車、あるいはタクシーを利用(公共交通機関の使用は原則NG)
3)毎日24時までに日報提出。翌日の勤務場所も確定する
4)業務の際はZoomを繋ぎっぱなしにして、チームの様子が分かるようにする
5)毎朝「Good & New」のアイスブレイクから業務をスタート。毎週金曜の終業時にはZoomでの「チル(chill/雑談)」タイムを設ける。チルはアルコールの持込みOK。
6)チームで対面のコミュニケーションが必要不可欠な場合は随時会社を利用できる
7)体調不良や37度以上の発熱は必ずSlackで報告。37度以上の発熱時は休暇とする
8)Slackでの会社に関する連絡は必ず確認する
9)みんなで乗り切る気持ちを強く持つ!
リモートワークの導入で見えた課題
リモートワークの開始から2週間。アルバイトさんも含め、メンバーは概ねリモートワークに移行しました。業務上、出社しないとできない作業もありますが、出勤時刻をずらしたりすることで、オフィス内の密はかなり削減されています。(代表で出社してくれているメンバーにはこの場を借りて「ありがとう」を送ります!)
企業がリモートワークを導入する際によくある課題として、パソコンなどが自宅に揃っていないということがありますが、N2iでは、開発用のノートパソコン、Zoom接続用のセカンド端末、Wi-Fiといった必要な機材は会社が準備しています。
今回初めてリモートワークに挑戦したメンバーからは、開始後数日は慣れなくて疲れる、という声が聞かれました。また別途、次のような課題も見えてきました。
①コミュニケーションに関する課題
・オフィスでは気軽に質問ができるが、Zoomだと質問を躊躇してしまうことがある
・会社が動いている一体感を得られない
②身体的な課題
・思った以上に運動をしなくなる、座りっぱなしがしんどい
・自宅のデスクや椅子が長時間作業に向いていない
③その他
・リモートワークに対する家族の理解を得られない
・Zoomに参加する際、部屋を見せたくない
・ランチのオプションがない
リモートワークはズバリ、「双方の過剰なコミュニケーション」でようやく成り立つ?
N2i では元々、名古屋本社と東京支社の間をZoomで常時接続してリアルタイムでのコミュニケーション活性化に取り組んできました。今回、これを名古屋本社と各メンバーの間にも取り入れたことで、
Zoomから垣間見えるみんなの生活風景がなにかよい。
Zoomで時々誰かが話しているのを聞くと元気が出る。
というコメントが寄せられたように、リモートワークにありがちな孤独感はある程度回避できているのかと思います。
しかし、
コミュニケーションが減った
通勤時間が削減されるのはとても嬉しいけれど、人とのつながりや関わりがとても大切なものだと感じた。
といった声があるのも事実です。
話がそれますが、人と人との関係というのは、双方が積極的にバランスよくコミュニケーションをとっていかないと続かない・続けられないものです。遠距離恋愛に例えると分かりやすいと思います。そうでないと自然消滅してしまいます。どちらか一方の思いや働きかけが強すぎるバランスの悪い関係も不公平感がつのってダメになります。
リモートワークはズバリ、「双方の過剰なコミュニケーション」でようやく成り立つものではないでしょうか。
コミュニケーションに関する課題の解決を目指しつつ、また、身体的な課題にも対処すべく、今週からは業務開始前に軽い体操とちょっとしたレクリエーションを任意参加ですが、取り入れるようにしました。リードを取ってくれている大西さんにも「ありがとう」を送ります!
コロナ禍でも開発やセールスは止めない、生産性を下げない。
諸々の施策を通じて、一体感を保ち、皆でこの局面を乗り切ろうとしています。悩み事を共有しながら、互いにアドバイスをしながら、進んでいます。