2024年9月、モレーンは年に1度の全社員キックオフミーティング(Moraine Kick Off Meeting:MKOM)を開催しました。
MKOMは、全国から社員が集結し、部署ごとの決意表明プレゼンテーションやチームビルディングワークを通して組織の結束を深めることを目的としています。
今年のテーマは「関係性の質」
毎年、MKOMにはテーマが設定されています。
2024年度は「関係性の質」がテーマです。
モレーンは、会社が生産性を高めるためには社員同士の「関係性の質」を向上させることが大切だと考えます。
「関係性の質」が向上することで、「思考の質」が変わり、それが「行動の質」に影響を与え、最終的には「結果の質」へと繋がっていく。
この循環が社員のモチベーションに変化をもたらし、生産性を高める要因になると考えています。
草場代表のスピーチ
MKOM2024冒頭では、代表・草場によるスピーチが行われました。
今年還暦を迎え、人生の半分をモレーンで過ごしてきた感謝の気持ちを社員へ伝えるとともに、自身のバックグラウンドや、これからの未来をどのように見据え、どう進んでいくべきかが語られました。
スピーチの中で草場は、気候変動や自然災害、国際的な対立など今後予想される世界的な課題には感染症リスクが深く関わっていること、日本国内でも高齢化の進行や医療人材の逼迫、健康寿命への意識の高まりといった、モレーンが取り組むべき課題やチャンスが多く待ち受けていることを強調しました。
「経営者と社員は対等な関係であると考えている。大きな社会的課題に対して何ができるか皆と一緒に考えていきたい。揺るぎないビジョン・ミッション・バリューを携え、社員全員で価値観や判断軸を共有し、全力で責務を果たしていきたい。」
というメッセージに、社員一同が強く動機づけられました。
部署ごとの決意表明プレゼンテーション
「関係性の質」をテーマに、各部署がこの1年間で取り組む目標や目指すチームの姿について発表しました。
なかには、メンバーをご当地の動物やアニメキャラクターに例え、組織内の関係性を向上させるユニークなアイデアを発表したチームもあり、会場は笑いに包まれ和やかな雰囲気が広がりました。
各部署の取り組みや課題、今後に向けた決意を社員全員で共有し合う場となり、どのプレゼンにも真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。
チームビルディングワーク
エニアグラム診断*を基にチームに分かれ、さまざまなワークに取り組みました。
同じ因子を持つメンバーが集まり、「チームのトリセツ作り」や「真逆の因子を持つ部下との効果的なコミュニケーション方法」についてディスカッションを行い、最後に各チームが全体に向けて成果を発表しました。
*エニアグラムとは、人の思考や行動パターンを9つの因子に分類する性格診断の一種です。
因子に基づいて編成されたチームでは、部署や拠点を超えた社員同士が活発なディスカッションを展開し、大いに盛り上がりました。
人事部長からの講評では、
「エニアグラム診断によって、まずは自分の思考や行動パターンを知ることが大切。それにより他者の言動の背景も理解しやすくなる。自己理解が深まることで、他者理解が生まれ、相互理解を通して、さらに良い関係が築かれる」
といったメッセージが伝えられ、相互理解の大切さと「関係性の質」の向上について考えを深める機会となりました。
社員表彰とサプライズムービー
イベントの終盤では、勤続10年・20年を迎えた社員や、1年間で特に活躍した社員、さらに投票によってベストプレゼン賞を受賞した部署が表彰されました。
そして、管理職一同からのサプライズとして、部下たちへ日ごろの感謝を込めたメッセージムービーが上映されました。
メンバーそれぞれがお世話になっているお客様や取引先の方々から寄せられた感謝やエールのメッセージに、参加者の多くが胸を熱くしました。
MKOM2024は、社員が直接顔を合わせることで交流を深め、互いの努力や成果を称え合う貴重な機会となりました。
全社員が「関係性の質」を意識し、この1年を通じてモチベーション高く活躍していくことが期待されます。
モレーンは今後も社員同士の結束を大切にしながら、さらなる組織力の向上を目指してまいります。