ーー「採用チームにこんな人がいます!」が事前にわかった方が、よりWantedly面談に参加しやすいのではないか?
そんな思いから始まった採用チームメンバー紹介記事の第三弾です。
今回は2017年にMJEに入社後、営業と他社での勤務を経験し、2020年の9月より採用担当にキャリアチェンジした丸山に、学生時代から現在に至るまでを振り返ってもらいました。
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■プロフィール
丸山 美紀(Maruyama Miki)
神奈川県出身。神奈川大学卒。
小学校1年生から大学4年生の卒業直前まで計16年間バスケットボールに没頭していた体育会系女子。2017年に新卒入社後、3年目まで福岡支店で営業に取り組み、2017年上半期には新人王を獲得。
その後人材系のベンチャー企業に転職し、2020年9月より再びMJEに入社。
■Q1:学生時代どんなことに力を入れていましたか?
元々母がバスケットボールをやっていた影響で、まず8つ歳の離れた姉が競技に取り組んでいました。小さい頃から姉の試合を見る中で「私もバスケをやるものだ」と自然と思い、小学校1年生の時にミニバス(11歳以下対象のバスケットボール競技)のクラブチームに入りました。
中学校からは良い指導者がいると評判の中高一貫の女子校に進学し、部活動としてバスケに取り組みました。
ーーポジションはどちらでしたか?
小学校の時は、高学年ですでに160cmあり背が高かったので、センターを務めていました。ただそれ以外の役割をすることも多くオールラウンダー的な立ち位置でした。
ーーとなると、エースやキャプテンなどの役割に就くことも多かったのでは?
そうかもしれないです。小さい頃からまとめ役をやることはよくあって、、ただ、小学校の時は母が私が所属してたクラブチームのコーチを始めた関係で、キャプテンはやらずに、エースとして動いていました。一度、市大会でチームが4位に入賞したことがあったのですが、本来であれば1位や2位のチームから選出される市の最優秀選手に私が選ばれたこともありました。
一方、中学校と高校では周囲の指名を受けて最高学年で部長を務めました。
ーーなぜ部長に指名されたのか、心当たりはありますか?
これ、採用担当として私もよく学生の方に質問するのですが、答えるの難しいですね……(笑)。以下の3点が要因かもしれません。
- 相手の学年や立場、性格に関係なく、どんな人ともコミュニケーションをとれていた
- アドバイスをもらったらその通りに素直に取り組んだ。大きな声での返事を心掛けた
- とにかく一生懸命だった
部活に限らず、クラスでも気が付いたら実行委員や学級委員をやっていました。誰も立候補しなかったら「じゃあ私やるよ」って引き受ける、みたいな形で。
場を仕切るのも苦じゃなかったですし、目立つのも嫌いではないので、先生からもリーダーキャラとして認識されていたと思います。
部長になったのも、実力面以上に、プレー中に誰よりも大きな掛け声をかけるなどの、「この声があったら気持ちいいだろうな」と考えながら泥臭く行動していた点を評価いただけたからかな、と思っています。根が真面目なのかもしれないです(笑)。
ーー中学校、高校の成績について教えてください
中学校の主な実績は、私学大会(私立学校の大会)の新人戦と3年次の大会で県1位になったことと、1年生の時の全国大会に出場したことです。全国大会では、1年生では2~3人のみだったベンチ入りを果たし、また唯一試合に出場することができました。
どちらかというと高校より中学の方が強い学校だったため、高校の実力は県大会の上位入賞レベルでした。ただ、私たちが最高学年になった時に学校史上初めて関東大会に出場することができました。
ーー大学でも部活動に所属されてますが、続ける時に迷いはありましたか。
迷いました。元々保育士になりたかったので、高校卒業後の進路選択の際は保育系の学部がある学校に進学しようと思っていました。
ただ、女子校だったために志願者が多かったことと、今しかできないことは何だろう、と改めて考えた時に、私にとってはバスケを続けることの方が優先度が高いな、と思い直しました。ちょうどそのタイミングでスポーツ推薦の話をいただいたので、推薦で神奈川大学に進学しました。
ーー大学卒業後、バスケットボール関係の進路は考えていましたか?
それで言うと考えていなかったです。小学校の時はプロに憧れたりもしましたけど、中学校以降は、「~になりたい」という大きな夢を追うのではなく、「次の試合に勝つ」といった目の前にある目標を一つひとつクリアすることが楽しくて競技を続けてきたので、大学までで出来ることをやりきってバスケは終わろうと考えていました。
大学での結果でいうと、全部で4部ある大学の体育会リーグのうち、しばらく3部所属だったところを最終学年で2部に昇格して引退しました。
正直なところ、2部でプレーしたいと思って入学したので、せめてあと1年早く上がれていれば……という悔しさはありましたが、後輩たちに次のステージを用意できたのは良かったです。
■Q2:どのような就職活動を行いましたか?
ーーどのような働き方をしたいと思って就活をしていましたか?
ここも母の影響なのですが、営業担当だった母の姿を見ていたので「私もやるものだな」と自然と考えていました。人と話すのが好きだったので向いているのでは?という予想もありましたし、あとは挑戦したい気持ちも強かったので、まずは営業、そして働くならベンチャーがいい、というイメージをはじめから持っていました。
なりたい姿は、バリバリのキャリアウーマンでしたね。大学までは髪を染めることもできなかったので、髪を伸ばしてきれいな巻き髪にして、ヒールを鳴らして歩いて、スタバのコーヒーを手にしていて……みたいな雰囲気で(笑)。そんなしっかり稼いで成長する社会人になりたいと描いていました。
ーー”挑戦”したいという意欲はなぜ湧いたのですか?
今までバスケの世界でしか生きてこなかったので、社会人という第二の人生、別の世界に飛び込んだ時に自分がどこまで通用するのか知りたかったからです。
勉強もあまりしてこなかったですし、本当に大丈夫かな?という心配もあったのですが、ビジネスの世界で努力して、結果を残して親に恩返ししたい想いがそれ以上に強かったです。
ーーMJEとの出会った時のことを教えてください
MJEとは、はじめて参加した体育会学生向けの合同説明会で出会ったのですが……その時に直感で「この会社に入りたい」と思いました。
ブースの雰囲気が良かったのか、その時採用担当から聞いた話で「ここなら成長できそう」と感じたのか……言語化するのは難しいのですが、ここだ、という感覚が抜けませんでした。
また、バスケをやってきた頃は母のアドバイスを元に進路を決めることが多かった分、就職に関しては絶対に自分の意志で決めようと考えていました。仮に間違いだったとしても、責任を取るのは自分、だから直感を大切にしようと決意しMJEの選考に進みました。
ーー直感で選んだことで、入社後に後悔しましたか?
無かったです。同じ2017年入社の社員と会った時も、配属先である福岡支店の方と会った時も「いい人多いな」と感じましたし、自分にとってとても合っている環境だったので、直感を信じて良かったです。
MJEの社員や環境がもたらした良い影響の一つに、当たり前基準が高まった点があります。例えば、入社して数ヵ月で毎日100回以上提案のお電話をかけることも、一人で大きな金額の営業提案をお客様に対して行うことも、他の企業に入社した友達からしたら驚かれることも多かったのですが、私にとっては当たり前でした。
成長意欲が高く、一生懸命やっている人に対しては、周囲からのサポートも厚いですし、同期も上司も挑戦することを良しとする人たちばかりだったので、実力主義の環境を若いうちから経験しておいて良かったと本当に思います。
また、営業部の全新人の中で売上1位(=新人王)を獲得できた上半期と比べて下半期は苦しい思いをしたのですが、上手くいっている時以上に上司の方が支えてくれました。
結果を出さないからダメだ、と見捨てられるのではなくて、一緒に頑張っていこうと言ってくださったことに救われました。
ーーちなみに、周囲の友達で就職後に悩みを抱えていた方はいましたか?
働いていて楽しくない、と言っている子はいましたね。
確かその子たちは「やりたいこと」で就職先を選んでいたのですが、私が思うに、「やりたいこと」で選ぶと、入社前に期待値が上がりやすく、結果「こうだと思っていたけど違った」というギャップに繋がってしまいがちです。
私の場合はやりたいことが無かったので、良くも悪くもギャップを感じませんでした。だからこそ、「頑張れる環境なのか」「一緒に頑張りたいと思える人たちか」で判断ができたのかもしれないと今になって思います。
■Q3.社会人になって実感したことを教えてください
ーー営業を経験して大変だったことを教えてください
お客様の都合やお客様先までの距離によっては、朝早くや夜遅くに訪問したり、長時間移動することもあったので大変だったのですが、一方で入社前に描いていたキャリアウーマンになれている気がして、楽しくも思っていました。
「大変だけどやった分の成果が出る」「頑張った分見てくれる人がいる」という感覚は、バスケでの経験と似ていました。
また、2019年の夏に一度転職して他社で営業をやってみたことで、「誰と一緒に働くか」が自分にとって重要な要素であることを再確認しました。
転職先は就活時に少し興味を持っていた人材業界で、つまり「やりたいこと」を優先して選んだのですが、MJEも転職先も、業種は違えど営業職として目標を追いかけて努力しなければならない、泥臭い部分は変わりません。
となった時に違いとなるのは、この人、あるいはこの環境のために頑張ろう、と思えるか否かです。私にとっては転職先よりもMJEの環境の方が、より「自分がその場所で役に立っている実感」を得やすく、仕事へのやりがいが得やすかったことに気が付きました。
ーーそんな折に「MJEに採用担当として戻ってこないか」という呼びかけを聞いて、どう思いましたか。
もう一度同じ会社に戻るなんてあまり例が無いことなので、まさかそんな風に声をかけてもらえるなんて思っておらず、本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした。
※丸山さんに声をかけた理由については下記記事をご覧ください
一度他の会社に行ったからこそ、より一層MJEのことが好きになりましたし、一緒に働く人たちを大事にしようと思いましたし、何より、MJEで一緒に働きたいと言ってくれる学生の方には全力で向き合うことができるようになりました。
なので、採用にかける想いは、人一倍強いです。
良い面を伝えるだけでは学生のためにならないので、大変なことは大変とはっきり伝えるように心掛けていますし、「営業経験」や「他社との比較」といった私だからこそ話せる内容も伝えています。良い武器を手に入れることができたな、と思ってます。
ーー一緒に働く身としてはこんなに心強いことはないです。採用担当になって約半年ですが、今のやりがいを教えてください
営業と違って、人事が会社の売上・業績に今すぐ貢献することは難しいですが、その分活躍する営業マン、会社の未来を担うスタープレイヤーを輩出することができると思っています。
営業担当だった時は、自分が目立ちたいというか、成果を褒めてもらえたり、「活躍してるね」「すごいね」と認められることが嬉しかったです。
今は自分の経験を伝えることで目の前の人の心を動かせることや、自分が採用した学生が入社後活躍してくれることが何よりの喜びです。
現在の目標は、綺麗事に聞こえるかもしれませんが、MJEを「いいな」と思ってくれるきっかけに自分がなることです。「あの時丸山さんと出会わなかったらMJEには入社しなかったです」って言われたら……すごく嬉しいです(笑)。もちろんMJEの環境に合う人・合わない人は分かれますが、合う人にとっては本当にお勧めできる環境なので、入社しよう!と学生の方に納得感を持って決断いただけるように力を尽くしたいです。
そうすることで、自分がこの会社にいる意味を更に見出していきたいです。