先日、10月22日(木)に、2021年度新卒入社生の内定式を執り行いました。
第一部は内定者懇親会ということで、はじめましての内定者同士の距離が少しでも縮まるよう、力を合わせて戦うミニゲームにチャレンジしてもらいました。
第二部は内定証書授与式。弊社代表取締役の大知も登場し、17名の内定者の来年4月の入社を盛大にお祝いしました。
本社がある大阪市の新型コロナウイルスの感染状況が落ち着かない現状に鑑みて、今回の式は全てオンラインで行いました。
当日の様子はどうだったか?どんな気持ちで準備を進めてきたのか?
新卒採用担当で、現在入社2年目の南に話を聞きました。
ーー今回の内定式の目的を教えてください
「内定者の仲を深めてもらう」「入社時にいいスタートを切ってもらえるようにする」ことの2つが目的でした。
例年であれば、内定式は沢山の人とともにお祝いする場として対面で実施していましたし、内定者サークルや内定者研修など、式の前後にも内定者同士が顔を合わせる機会を何度か用意しています。
ただ、今回はリアルで会うことを叶えられないので、内定者同士が親しみを持って「ここが自分たちの居場所だ」と感じてもらうためには、いつも以上の工夫が必要だなと覚悟していました。
■工夫1:簡単に盛り上がるコンテンツを
内定者懇親会では2つのゲームを行ったのですが、開始直後はまだお互いに緊張しているだろうなと想定していたので、TV番組「ネプリーグ」のパロディーで、クイズ対決をしてもらいました。
ーークイズの回答を1人1文字ずつ紙に書くやつですね!
そうです(笑)。ルールが複雑なものや真面目すぎる内容よりも、多くの人が知っているゲームの方がより簡単に盛り上がるのではないかと思いました。
反対に2つ目のゲームの段階では、ある程度雰囲気がわかってきた頃になりますので、少し頭を使う「野球のポジション当てゲーム」に取り組んでもらいました。
このゲームはチーム制なので、実施中は少人数のミーティングルームに入ってもらっていたのですが、お互いに笑いあっている様子が見えた時は「打ち解けてもらえたんだ」と安心しましたね。
■工夫2:代表取締役の提案で「少しでもリアルに」
当初の予定では、他の内定者と同様に大知社長の顔のみを映す形で内定証書授与式を進行しようと考えていました。
しかし、大知社長の「もっとリアルで行う式のような特別感があった方が良いのではないか」アイデアで、式仕様にセッティングした大会議室を、複数カメラを使いLive配信する形に変更しました。
・リアルの式同様、代表取締役が内定証書を1人1人読み上げて、目の前のモニターに写る内定者に手渡しを行う
・名前を読まれた人が壇上に上がる=画面全体に映るような形で表示
・別途、内定者の自己紹介スライドも表示
もちろんリアルと全く同じとはいきませんでしたが、少しは式らしさを感じてもらえていたら嬉しいなと思います。
△複数台のPCを使って配信を行っていました
■工夫3:事前準備は入念に
ゲームの実施や内定証書授与式中の表示方法など、今回は内定者自身で設定してもらうことが多くありました。
なので、オンラインツールに接続してすぐ式を開始するのではなく、事前に1人あたり30分ずつ使い、ツールの操作方法の説明を行いました。
ただでさえ同期や代表、複数人の社員が一同に会する場ということで緊張するのに、操作がわからないとなれば、ますます心理的負担が大きくなってしまいます。
少しでも円滑に進行するよう、事前の説明と運営側の準備・リハーサルは入念に行いました。
■代表と内定者とともに作り上げた内定式
ーー実際に式を振り返ってみていかがですか?
ひとまずは最後まで終えることができてホッとしました。参加した皆さんにも、おそらく喜んでもらえたのではないかと思います。
今回の内定式は、企画・立案の段階から大知社長に深く関わっていただきました。内定者の皆さんに会える日を心から楽しみにしていたからこそ、ミーティングにもたくさん参加していただけたのだと思いますし、私自身も大知社長とお仕事することができて非常に良い経験になりました。
△プロジェクター(白背景)ではなく「黄色い壁の前の方がいいんじゃない?」と発案したのも大知社長でした
オンラインで発揮できる価値がある一方で、リアルでないと味わえないこともあります。内定者の中にも「リアルの場で会いたかったな」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
今後もオンラインでのイベント運営の工夫は行いつつ、これから入社する皆さんが、4月に素敵なスタートを決められるように採用担当として行うべきことを考えていきます。