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サッカーと共にあった学生生活で、技術以外に努力で身に付けたこととは:採用課責任者にインタビュー(前編)

当社には、小中高大とスポーツに全力で打ち込んできた、”体育会系”の従業員が数多く在籍しています。
何をかくそう採用課の責任者も、かつてスポーツ……サッカーに取り組んできた者のうちの1人。

となれば、何かに没頭した経験のある方にとって、参考になる話が聞けるのではないか……?
Wantedly更新担当の井口が、長年同じチームで働く先輩でもある採用課責任者の西にインタビューを行いました。



■プロフィール
西 恭兵(Nishi Kyohei)石川県出身 阪南大学卒
小中高大とサッカーに打ち込む学生生活を送る。ポジションはセンターバック。高校時代にインターハイへの出場経験あり。
2013年にMJEに新卒1期生として入社し、営業部に配属される。2016年1月に人事部採用課に異動。現在はマネージャーとして採用にまつわる全てのプロジェクトを管轄している。

■両親の導きで定着した、コツコツと努力を積み上げていくスタンス

ーー改めて、どのような学生生活を送られてきたかお伺いしても良いでしょうか。
小学生の時から、地元石川県のクラブチームにてサッカーに取り組んできました。中学生ではまた別のチームに入り、高校進学の際には学校のサッカー部に所属し、県大会ではベスト4入りを果たしました。

ーーありがとうございます! 大学は、サッカーで全国屈指の強豪校と言われている阪南大学に進学されました。ずっと全国レベルな環境に身を置かれていて、すごいです。
そう言ってもらえることは嬉しいけど、僕自身は自分がすごい選手だって言う感覚では全くなくて。
例えば、高校生の時に国体の遠征には参加したものの出場はできませんでした。何度か怪我をしてしまい選考を受けられなかったのも理由ですが、もし怪我していなかったとしても、自分が通用するレベルにあったかどうかは正直怪しいです。
ここ数年MJEに入社してくれたメンバーは、全国大会へ何度も出場していたり、プロ一歩手前のレベルまでいっていたりするので、彼らの方が断然レベルが高いです。

ーー……お話聞いてもなお、私から見ると十分すごいと感じてしまいます(笑)。
外からみたらそうなのかもしれないですね(笑)。
ただ、学生時代のサッカーへの取り組み方が、現在の生き方にも大きな影響を与えています。
どういうことかというと……運動によるコンプレックスの克服経験を通じて、継続的に努力することの大切さを学びました。

小さい頃の僕は、背が低くて太っていたので、足が遅かったんですよ。小学校の時って、かけっこが早いかどうかでイケてるかが決まる、みたいな雰囲気があったかなと思うんですけど、そういうクラスのスターとは無縁でした(笑)。
その時に両親から言われていたのが「基礎練習を徹底すること」。身長の部分は中学生頃に伸びて追いつく可能性も十分ある。だから今のうちはできることを積み重ねていくことが大切だという話を信じて、コツコツ努力を重ねました。
実際に、言われていた通り中学校の時に背がぐんと伸びたのですが、体格を生かすことができたのは小さいころからのトレーニングがあったからです。
派手なふるまいや生まれ持った才能に頼るのではなく、「小さなことを積み上げて成果にする」スタンスは、現在の仕事の進め方に通じています。

■大学で感じた、自分とトップ選手の違い

ーー進学先に阪南大学を選んだ理由は?
まず兄が大阪にいたので、関西には出てきたいなと思っていました。いくつか練習を見学させてもらう中で、阪南(大学)の先輩達がすごく意欲にあふれていて、練習風景が魅力的に映ったので決めました。その印象は進学後も変わることはなく、手を抜かない人達が集まっていました。

と同時に、”自分はこの先サッカーを続けていけるレベルにない”ということを大学1年生の時にすでに感じました。残り数年間で今以上の努力をしてもきっと追いつけない。ハッキリとそう思いました。

ーーそこまで技術に差があったのですか
もちろん技術レベルの違いもありますが、一番は性格面です。
これは自分の弱いところなのですが……僕は自己表現があまり上手くないタイプで、自己主張をするよりも周囲に合わせて動いてしまいます。一方で、大学サッカーで活躍しているメンバーはいずれも自己表現が上手いというか強いというか……肝心な時に「ここは俺に任せろ!」ってはっきり主張できる人達ばかりでした。彼らの存在を目の当たりにして、「遠く及ばないな」と感じました。

■自分の弱みをよく理解しコントロールする。そのための努力をずっとしてきた。

ーーサッカーを続けるのではなく一般企業への就職の道を選び、新卒入社したMJEでは営業部門の新人賞にランクインされました。全く異なる道でも結果を残せた理由とはなんでしょうか。

当時の周囲の環境とか、思っていたこととかはまた後で話すけれども……自分のことをよく知っていたかどうかの差だったのかなと思います。自分をマインドコントロールして常に良いパフォーマンスを発揮できるようにしていたのが、結果につながったかなと。

外からは見えてないかもしれないけど、本当はビビりだし、心配性だし、怖くて派手に冒険できない性格だって自分ではわかっています(笑)。先ほどのコンプレックス克服の話にも通じますが、自分の弱みを見て見ぬふりをするのではなく、そのまま受け入れることは小学生の時から行っていました。

今思えばかなり早い段階から自分と向き合えてきたのが良かったのかもしれないですね。

ーーコツコツと努力していて磨いていたのは、技術だけではなかったんですね。
はい。自分を理解して、操ってみて……という経験を重ねて、自分で自分をコントロールする術を磨いてきました。むしろこの部分の努力量は、誰にも負けない自信があります。

採用課の責任者に、あえて会社のことではなく、自身の学生時代について振り返ってもらいました。
ここまででもかなりのロングインタビューになってしまいましたので、こちらで一旦分割し、後編は近日中に更新いたします。

第二弾は打って変わって、MJEへ入社して最初の数年間に迫ります。
営業マンとして成果を残すためにどのようなマインドで仕事していたのか?
現在人事を務める中で、今後入社する新卒生に伝えたいこととは?

次回も是非お読みください!

※10/23(金)追記
後編更新しました!

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