※カバー写真は2018年4月に撮影いたしました。
MJE人事部の井口です。
本記事は更新再開してから8つ目のストーリーになるのですが、何度か「社内報チラ見せ版」というストーリーを上げさせていただきました。
実はMJEの社内報、約1年半前に始まったばかりのまだまだ歴史が浅いメディアになります。
設立から10年以上が経過しているのに最近始めたということは……そうです。何か果たしたい目的があるということです。
今回はMJEの社内報の成り立ちや、社内報発行の目的についてお話しさせていただきます。
■ 社内報はそもそもいらなかった
現在の広報活動ではあまり触れていませんが、私が勤める株式会社MJEには「おせっかい」で「人が好き」な人が集まっています。
まだ100名前後の規模の頃は、部署をまたいでいてもお互いがお互いのことをプライベートも含めてよく知っている状態でした。
毎月の最終稼働日が終わるとチームでの飲み会がありましたし、半期に一度の社員総会ではこの時のためだけにポスターを用意し、さながら修学旅行(学園祭)のように、その時のイベントを全員で全力で楽しんでいました。
イベントがない時でも「今日飲みにいこう」「今週の土日遊びにいこう」という声はしょっちゅうで、プライベートで仲良くすることが苦にならない。そんな集まりが私たちの会社です。
社長や役員陣も含め、従業員が常に他のメンバーのことを気にかけていたため、社内報がなくともみんなのことを良く理解できている状態だったのです。
■人数の拡大とイベントの休止、そして社内報発足へ
先ほど書いたような仲の良さは今も健在なのですが、ここ数年人数の拡大等の理由から従業員が一同に会することが難しくなり、社員総会をはじめとする他部署のメンバーと交流をする機会がぐっと減少してしまいました。
年に数回しかない仲間と話すことができるチャンスや、みんなの目標であった「表彰」という晴れ舞台が少なくなってしまうことに問題意識はあり、どうにか総会に代わる方法はないだろうか、、、とボードメンバーは頭を悩ませていました。
そこで検討されたのが「社内報の発行」。
当時人事部にて、人事課題を解消するための新たな企画として「従業員のことを良く知るための冊子づくり」というアイデアが別途持ち上がっていたこともあり、タイミングが重なって、2019年の4月より社内報を人事部が制作することになりました。
現在は私が主担当として2ヶ月に1回(今年度より3ヶ月に1回)ペースで16ページの紙冊子を発行しています。
■キーワードは「賞賛・コミュニケーション・情報伝達」
人事部で社内報を発行するにあたって社内報の目的を次の3つに設定しました。
①従業員の活躍に対する賞賛と激励の場
→上記の総会のような場を、紙面上で作り出そう!
②従業員同士のコミュニケーションのきっかけづくり
→拠点が離れて偶然顔を合わせる機会が少なくなっちゃったから、人となりがわかるような記事を読んでもらおう!
③会社から従業員の皆さんに伝えたいメッセージの発信の場
→全体朝礼のように一斉に情報伝達する機会も少ないから、大事なお知らせをこの場で目にしてもらおう!
もちろん上記3つを設定するだけでは駄目で、目的を果たすためには「従業員みんなの社内報」として浸透する必要があります。そのためにはまず自然と読んでもらえるようになることが重要です。
……とはいってもノウハウが潤沢にあるわけではないのも事実。
なので、取材したい従業員に直接話しかけに言って、その周囲の方にも「○○さん社内報載りますので!」と言って回ったり、表紙の文字を毎号誰かに書いてもらう等で少しでも社内報制作に関わる人を増やしたり……
と、社内報の存在認知のためにとにかく泥臭くこの1年半動きました。
社内報のタイトルを従業員投票で決めた際、投票を促すべく段ボールで看板を作って営業部のフロアに居座っていたら「文化祭やん」と色々な人にツッコまれたのはいい思い出です……(笑)。
■応募者=未来の従業員 だから読んでほしい
当然ですが、社内報のターゲットはMJEの従業員です。
ですが、従業員に「楽しく読んでもらいたい」「すごい!っていう気持ちを伝えたい」という思いで制作した内容であれば、未来の従業員になるかもしれない応募者の方にとっても「読みたい」と思えるものになっているかもしれません。
そんな考えから、このWantedlyのストーリーでも社内報の一部をオープン社内報として掲載することにいたしました!
◇◇◇今までに公開した記事はこちら◇◇◇
▲当社代表の大知昌幸の連載記事より公開。MJE従業員の共通認識である「成長」とは何かについて
▲2020年1月発行の社内報より抜粋。新卒1年目の社員へインタビュー!
今後も随時公開していきますので、是非ご一読ください。
よろしくお願いいたします!