三菱自動車は、世界160ヵ国以上の地域で販売を展開しており、売上比率の90%が海外となります。また、三菱自動車ならではのやりがいとして、一人ひとりが担う仕事の範囲が広く、少数精鋭で若いうちから大きな仕事にチャレンジできる環境があります。
今回は、入社7年目で海外駐在となり、ドイツにある自動車関連調査・試験・研究を行っているMRDE(Mitsubishi Motor R&D Europe GmbH)で活躍している早川さんに、成長の手応えや仕事のやりがい等を、レポートしてもらいました!
Hayakawa Yuma◆CAREER◆
【大学での専攻】理工学専攻(応用化学)
【会社志望理由】子供の頃から自動車が好きで自動車業界に興味があり、完成した車造りに携わりたいという思いが強かったため、完成車メーカーを志望。その中でも少数精鋭で仕事の範囲が広い=より広く自身の想いを車に反映できる点、車を運転し「試験→評価→改良」という一連のプロセスができる部署がある点から、 自身のやりたいことが実現できる三菱自動車への入社を決意。
2012年4月 新卒で三菱自動車工業(株)へ入社
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2012年9月 新人研修後、開発本部車両実験部配属 【SUV系新規開発車担当】
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2019年6月:Mitsubishi Motor R&D Europe GmbH(MRDE) 駐在【現地試験担当】
♦Q1今までの仕事内容、現在の仕事内容について教えてください。
今までの仕事内容は、 新型車開発プロジェクトの試験担当Gr.にて、テストカーを使い様々な試験を実施していました。具体的には、トライトンというピックアップトラックを担当し、ユーザーが使う際に困ることがないか(実用性) の評価、プロトタイプカーが設計通りにできているか確認をしていました。現在の仕事内容のメインジョブとしてはヨーロッパでの現地試験や広報活動、市場動向調査や不具合調査などを実施しています。その他、日本からの依頼があればそれに応じて対応をしています。
◆ある一日のスケジュール
07:30 出社(出社時間は特に決まってないです)
07:30-08:00 ショートミーティングにてその日の予定を確認
08:00-12:00 メールチェック後、日本との電話での問い合わせや打ち合せ(時差の関係で午前中に集中)
12:00-12:45 昼休み
12:45-16:00 試験走行をするための車両準備や会社周辺での試験、評価走行
16:00-18:00 試験、評価走行の片付け後、まとめ
18:00-20:00 その日の報告や翌日までに欲しい情報に関して、日本へメールにて連絡
20:00 終業
Q2 今までの経験が今の海外での業務に生きていることは何かありますか?
先ずエンジニアとして基本的なスキルではありますが、生きているスキルは3点あります。①運転や部品交換などの整備スキル、②.車の工学的知識を広く浅く知っており車全体としての観点から見れるスキル、③試験や評価だけでなく問題があった際にそれを解決する方法を考え実行するスキルです。エンジニアとしてのスキル以外には社内でのコミュニケーションスキルです。具体的には今までの部署は開発部門の中でも比較的多くの部門と共に仕事をする機会があったので、誰が何の担当をしているのかある程度把握できていることです。これらのスキルを活かして、車にトラブルが発生した際、素早く問題点を突き止め適切な担当者に繋ぐことで、迅速に問題解決へ導いています。
Q3 海外での勤務経験から学んだこと、自分の中での変化は何かありますか?
海外駐在してまだ日が浅いので、これからまだまだ学ぶことはありますが、今一番強く感じるのは同僚として共に働いているナショナルスタッフの仕事に対する取り組み方や価値観が日本とは異なることです。そしてそこに学ぶべきポイントがあります。具体例の一つとして、ドイツでは仕事の効率を強く意識しており決断が早いです。加えてMRDEの会社規模はMMCと比較して小さいため、少人数でいかに効率良く運営するかを考えるために、会社全体を俯瞰的に見るようになりました。
Q4 休日の過ごし方を教えてください。
ヨーロッパという地域や文化の理解を深めるために、ドイツ国内だけでなく普段日本からは行くことが難しいような周辺諸国を訪問してます。ただの旅行と言われてしまえばそこまでですが、私はそれでも良いと思っていて、積極的に外の世界に興味を持ち、実際に自分でその場所を訪れて自分の目で見て肌で感じる、そういう部分を大切にしているからです。あとは身体を動かすことが好きなので、山登りやマラソンに向けて近所の公園を走ったりしてます。なので家でゆっくりと過ごすことはほぼ無く、外出して何かしら活動してることが多いです。
Q5 最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします。
志望動機と重なりますが3点上げます。一つ目は、三菱自動車は会社の規模に対して社員が少ないという少数精鋭な傾向があるので、若い内から多くの仕事にチャレンジでき活躍できること。二つ目は、国内だけでなく海外マーケットにも強く力を入れているため、海外で仕事をする機会が多いこと。三つ目は、実際に車を運転して、試験から評価、改良という一連の流れに携われることです。先ずは自身が本当にやりたいとが何か今一度見つめ直し、それが実現できる会社を選ぶ、そうすることで入社後も迷い無く進んでいけると思います。そのようなしっかりとした志を持つ皆さんと一緒に働けることを楽しみにしてます。