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~駐在員レポート~♯アメリカ♯技術系♯開発編【少数精鋭で業務範囲が広いからこそ、自分の携わったアイテムが多く車載に搭載されることも!】

三菱自動車は、世界160ヵ国以上の地域で販売を展開しており、売上比率の90%が海外となります。また、三菱自動車ならではのやりがいとして、一人ひとりが担う仕事の範囲が広く、少数精鋭で若いうちから大きな仕事にチャレンジできる環境があります。

今回は、アメリカミシガン州にある三菱自動車の主に、自動車関連調査・試験・研究等の拠点であるMRDA(Mitsubishi Motors R&D of America, Inc.)で活躍している田中さんにレポートしてもらいました!


Tanaka Sumio◆CAREER◆

2009年4月入社 【学生時代は、特段現在の業務に直結しているわけではありませんが、スーパーマグネトロンプラズマを用いた窒化炭素膜の形成研究等をしておりました】

2010年1月 開発本部 性能実験部 ガソリン性能試験Grへ配属 【アウトランダー、パジェロスポーツの排ガス燃費/実用性開発試験を担当 】


2011年7月 同性能実験部 EV性能試験Grへ異動 【アウトランダーPHEVの排ガス燃費/実用性開発試験を担当】

2018年7月MRDAへ休職派遣 【EV Powertrain Engineering Grで他社参考車の排ガス燃費技術調査、現地実車実用性試験、他日系自動車メーカーとの北米法規情報交換会へ参加等】


Q1現在の仕事内容について教えてください

MRDAでは主に排ガス/燃費の他社技術調査や当社車両の現地適合性確認試験の領域を担当しています。アウトソーシングを利用し他社車両の排ガス/燃費レベルの把握や特徴的な技術情報を展開できるよう進めています。日系自動車メーカーとの定期情報交換会において、難解と言われる北米法規の解釈や対応状況の情報を日本側へ連絡しています。日本との打ち合わせは時差の関係上夜に行われるため、現地スタッフ共々家からスカイプ会議で参加することが多いです。



(写真下:現地スタッフにとって日本人の名前は呼びにくいため、呼びやすい呼び名を作って机に貼っていました。


◆ある一日のスケジュール

8:00 始業

8:00 -9:00 メール確認

9:00-12:00 業務

13:00-14:00 グループミーティング

14:00-17:00 業務

17:00以降 日本との打ち合わせ

業務:試験準備、試験データ整理、資料作成、アウトソーシングカンパ ニーとの打ち合わせなど。

Q2 今までの経験が、現在の駐在業務に生きていることはありますか?

排ガス燃費試験に関しては試験手順やパターンが決まっていたり、排ガス低減/燃費向上の基礎知識があったので、他社調査を行う場合などでも今までの経験が生きています。また日本で業務をしていた際に、多くの方と関わる機会があったので、こちらで困った場合も最初にコンタクトを取りやすいと感じます。過去に何度か現地試験等でMRDAに出張で来ていたため、職場の雰囲気や赴任直後の導入時期もそこまで大きな不安はなかったかなと思います。

Q3 海外での勤務経験から学んだこと、自分の中の変化はありますか?

アメリカの仕事では特に自発性が求められます。上司からも「MRDAとして何をやるべきですか?」「必要な業務で相談があれば言ってください」など自分から業務提案をしていくことが求められます。またMRDAでは現地スタッフ主体の業務遂行に力を入れており、現地スタッフと日本側とのやり取りにはなるべく間に入らないようしたり、日本からの業務依頼はマネージャーを通して話を進めてもらうように心がけています。



Q4 休日の過ごし方を教えてください

休日は家族で季節の催しやイベントに行ってみたり、長期休暇を取って国内旅行をしています。まだ子供が小さいので制約はありますが、これからもできる範囲でいろんなところを訪ねたいと思います。また一度はキャンピングカーを借りてアメリカの大自然を堪能できるような旅行をしてみたいと家族で画策中です。



Q5 最後に、当社を目指す方にメッセージ をお願いします!

正直言って学生の頃は英語が一番苦手教科でしたので、そんな私が海外駐在して毎日英語漬けの環境に身を置くなんて入社当初は想像していませんでした。英語の勉強も会社に入ってからの方が学生時代より真剣に取り組んでいるかもしれません。 車両開発を担当していると、多かれ少なかれ海外との関りがあると思います。私のいるMRDAを含め海外には多くの社員が三菱関係会社で働いています。そんな人たちと仕事をすると、自分の視野が今までよりもグッと広がると思います。海外に興味がある方はもちろん。今まで海外なんてと思っていた方も、仕事を通して海外を経験してみるのも視野が広がりいいかもしれません。三菱自動車は自動車業界の中では小規模な方ですので各担当者の業務範囲は広くなると思います。その分自分の携わったアイテムが多く車両に搭載される可能性がありますし、その車が世に出て評価を受けることは非常に達成感があります。こんな車があったらいいなと想いがある方は、将来その車を実現させれるかもしれません。想いをもった皆様と一緒に働ける日を心より楽しみにしております!


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