~駐在員レポート~♯オランダ♯事務系♯アフターセールス編【「信頼」を得るには自分の意見や考えをはっきり伝えることが大切】
三菱自動車は、世界160ヵ国以上の地域で販売を展開しており、売上比率の90%が海外となります。また、三菱自動車ならではのやりがいとして、一人ひとりが担う仕事の範囲が広く、少数精鋭で若いうちから大きな仕事にチャレンジできる環境があります。
今回は、入社5年目で海外駐在となり、オランダにある三菱自動車のヨーロッパの販売統括会社(主に、アフターセールス事業、自動車部品の輸入・販売)であるMME(Mitsubishi Motors Europe B.Vで活躍しているルイジさんに、成長の手応えや仕事のやりがい等を、レポートしてもらいました!
フォルメンテラ ルイジ アリソン サヌシ◆CAREER◆
入社2013年4月 新卒で三菱自動車工業(株)へ入社、新人研修
↓
2013年9月 新人研修後、海外アフターセールス部アセアンチーム配属(東京本社勤務)【海外販売会社の窓口対応、交渉、管理、要望サポート担当】
↓
2015年6月 水島製作所 物流チーム配属 【補用品の倉庫内プロセス管理、輸出業務を担当】
↓
2018年1月 オランダ MITSUBISHI MOTORS EUROPE B.V. Logistics & Project Management Officeへ休職派遣【物流全般業務、PMO新チームの立ち上げとプロジェクト関係を担当】
Q1 今までの仕事内容と、現在の仕事内容を教えてください。
初めの2年間は、社会人の基礎を学びながら、早速海外販売会社の窓口対応、交渉、管理、要望サポートをしてきました。アフターセールスは、『補用品販売』するところになります。 その後、部品センターに異動し、補用品の倉庫内プロセス管理、輸出業務をしてきました。 ここでは実際に販売される商品(補用品)を『安く、早く、品質良くお客様に届ける』ところになります。 一通り、After SalesとLogisticsを経験し、海外駐在のチャンスが与えられ、今度は販売されている商品(補用品)を購入する側にいて、 『ヨーロッパマーケットを支える』ところにいます。 現在の主な仕事内容としては、物流全般業務、PMO新チームの立ち上げとプロジェクト関係です。
◆ある一日のスケジュール(物流業務編)
08:30 〜 09:00 始業
09:00 - 10:00 東京本社ミーティング (例:補用品緊急案件共有と背景説明、依頼等)
10:00 - 11:00 メール確認・返信
11:00 - 12:00 発注・出荷状況確認及びフォロー
12:00 - 13:00 ランチ
13:00 - 14:00 KPI確認
14:00 - 15:00 改善活動
15:00 - 16:00 チームミーティング (例:改善活動の共有と実行調整)
16:00 - 17:00 販売会社(イギリス/ドイツ等)ミーティング(例:補用品緊急案件共有と背景説明、要望確認等)
17:00 - 18:00 データ分析・プレゼン資料作成等
18:00〜18:30 帰宅(基本残業無し)
◆ある一日のスケジュール(PMO編)
08:30 〜 09:00 始業
09:00 - 10:00 上司とToDo作成、業務進捗確認
10:00 - 11:00 メール確認・返信
11:00 - 12:00 東京本社ミーティング (例:前月分実績報告会と活動状況の共有等)
12:00 - 13:00 ランチ
13:00 - 14:00 プロジェクト①ミーティング (例:発注予測システムの改善)
14:00 - 15:00 プロジェクト①書類作成・共有
15:00 - 16:00 ルノー・日産・三菱アライアンスミーティング (例:情報共有及び活動状況報告等)
16:00 - 17:00 プロジェクト②ミーティング (例:オランダ税関の新システム導入に向けた準備)
17:00 - 18:00 プロジェクト②書類作成・共有 18:00〜18:30 帰宅(基本残業無し)
Q2 本社、水島製作所での経験が今の駐在業務に生きていることは何かありますか?
本社と水島製作所で勤務していた間は、地盤固め、基本ビジネスの成り立ちの勉強期間だったと感じています。 これは幅が広く、人との接し方からマナー、実務知識の細かいところまです。 これはとても基本で大切ですが、私が学んで最も大切と感じているのは人間関係です。 文化、言語、考え方、社会、国によって異なります。 人から如何に信頼を得られるかがとても大事で、これによって業務が大きく変化します。 仕事のやり易さ、業務効率アップ、多くの情報量、同僚からの手助けを得られるようになります。 国内外、社内外問わず、人間関係を築くことで、仕事の遣り甲斐を感じられ、充実した会社生活を実現させることができます。
(写真下:職場の同僚との写真)
Q3 オランダでの駐在経験から学んだこと、自分の中の変化は何かありますか?
駐在期間で学んだことは、”わかりやすい説明の仕方/見せ方とはっきり意見を言う”です。 駐在先のスタッフの方々をリードしてタスクのお願いをする場面が多々あります。 どこにいても同じですが、クリアに説明し、はっきり意見を言うことで、初めて相手に理解してもらえます。 曖昧やわかりにくい内容を伝えてしまうと、流されたり、脱線して2度手間になったり、最悪無視されて信用を失ってしまいます。 また、自分の中の変化については、Work life balanceです。ヨーロッパでは、プライベートと仕事の線引きがはっきりしています。 同僚たちを見ていると、家族、自分の時間をすごく大切にしていました。文化の違いもあると思いますが、見習うべきと思っています。
Q4 休日の過ごし方を教えてください。
今回の駐在をきっかけに、初めてヨーロッパに足を踏み入れました。 以前はテレビや映画等でしか見たことなかったのですが、せっかくヨーロッパにいるので、出来るだけ多くの場所、国を訪れる様に心掛けています。 旅行と写真が好きなので、週末は2~3時間程度の場所を訪れたり、長期連休の際はヨーロッパで飛び回っています。 その他では、オランダ人、日本人などの知り合い/友達と会って、食事したり、イベントに行ったりしています。
Q5 最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします!
当社はグローバルな会社であり、国内外との仕事が可能な会社です。 また、人事や社員の方々からも既にお話があったかも知れないですが、若いうちから業務を任される機会があり、幅広くいろんなことに挑戦できます。 更に、自分のキャリアをどの様にしたいのかを考えて、上司たちに相談をすると、その道に導いてくれる会社でもあると感じています。 私の場合は、『海外との仕事』、『海外駐在』を学生時から憧れていて夢でした。 就職活動の面接時にそう強く主張し、入社後もずっと上司たちにそう強く主張してきました。 結果、そのようキャリアプランに導いてもらい、今に至ります。 皆様と一緒に働ける日が来ることを心待ちにしております!!