入社2年目で未来初の新規事業の事業責任者になった社員が大切にしていること

裁量権を持って責任のある仕事がしたいのなら「信頼」される人になれ！

「新規事業や裁量権を持って取り組めるような仕事がやりたいです！」とは思っていても新規事業はそう簡単に任せられる仕事ではありません。
また新規事業を担えるような人材を採用したいと謳っている会社でも、入社したからと言って「はい、君新規事業やって」なんてこともありません。

あなたが就職したいと思っている企業で新規事業がやりたい、裁量権を持って仕事をしたいと思っているのであれば、自分のビジョンを伝えるだけでなく「この人なら！」と思わせられるような人間性もしっかりと面接で伝えなければいけません。そして入社してからも「○○さんならできる」と思われるために、目に見える結果を出したり期待され信頼されるような行動をし続けなければなりません。

未来でも新規事業をやりたいという学生が多く選考を受けに来てくれます。
そこで今回は、そういった志を持ったあなたのために、実際に未来で新規事業の責任者として仕事をしている入社4年目のM・Oさんにインタビューしました。M・Oさんが信頼され入社2年目で事業責任者になるまでに何を大切にしてきたのか就職活動のヒントにしてみてください。

■出身大学：関西学院大学
■入社理由：ジョブローテーションが豊富で多くの部署をめぐることが出来ること。勉強の機会がたくさんあること。経営者の近くで仕事が出来ること。
■入社年/部署変遷：
2015年/2015.3～2015.9お客様サポート（物流）
2015.9～2016.10新市場創造企画（商品企画）
2016.10～現在　ＧＯＧＲＥＥＮ（サラダ専門店、飲食事業）
■趣味：
読書、絵画鑑賞、料理

Q：就活ではどういったことを重視して企業選びをされていたのですか？またどういった活動をされていましたか？

A：自分にあった仕事というのは正直わからなかったため、たくさんの部署、もしくは仕事を経験できる土壌があるか。尊敬できる先輩上司はいるか。この二つを重視していました。

前者は説明会や企業のＨＰからわかります。後者については、内定後の懇親会や自分から会っていただける機会をお願いすることでじっくり見ることが出来ます。

具体的な活動としては、エントリー開始の半年前くらいから面接の練習やインターンへの参加、企業分析をしていました。また、説明会や、懇親会、などでは必ず質問を5つ用意していっていました。5つあれば絶対に誰ともかぶることのない質問が１つはあり必ず質問できるからです。もちろんＨＰや先輩社員インタビューなどから推測できる内容は省いていました。

Q：実際に新規事業を任せてもらえるようになるために入社一年目のときから今に至るまでどういったことを行っていましたか？

A：特別なことはしていませんでした。1つだけ毎日欠かさずしていたことといえば、勉強の時間を作ることです。自分は何もできることがなかったので、まず学ばなくてはという思いが強かったです。そのため毎朝遅くとも7時半には勉強をし、9時の始業開始までは自分がそのとき必要だと感じることの勉強をしていました。他にしていたこととしては、ずっと新規事業をやりたいとことあるごとに代表に想いを伝えていました。

どちらともに共通していえることといえば継続性だと思います。変わらずずっと続けていたからこそ、任せてみようと思っていただけたのだと私は考えています。

マネージャー業だけでなく、実際に店舗でお客様の笑顔に触れられるのもやりがいの一つです

Q：新規事業をやってみないかと声をかけられたときの率直な気持ちを教えてください。

A：驚き、不安、うれしさ、期待といった気持ちが一気に来ました(笑)
ですが『やる』という選択肢しか自分の中にはなかったです。だれも経験したことのないものを出来る機会なんてめったに訪れないので！

Q：実際に責任者として仕事をしていて感じていること、むずかしさややりがいなどはどういったことがありますか？

A：いまだに難しいことだらけなのですが、収益を上げること、お客様に来ていただくこと、スタッフを雇用すること、経費を管理すること、すべてが難しいです。
ただ、難しいから嫌だとか苦痛だというのではなく、それだけ多くのことを経営者目線で出来る機会があるということが大変なやりがいだと感じています。
また直接社長から経営について必要なことを教えていただけることは何よりも大きなやりがいとなっています。

社員はもちろん、アルバイトの方の教育などたくさんの経験ができます。

Q：仕事をするうえでM・Oさんが大切にしていることを教えてください！

A：大切にしていることというより想いなのですがある本で・・・というか漫画なのですが『もっとも難しい道を選んで生きていくことこそ本当に美しい生き方だ』という言葉を目にし、それ以来これを自分の判断基準のひとつにしています。

Q：これからの仕事や人生についてのビジョンを教えてください！

A：環境に関する事業を起こしたいと考えています。
自分は田舎育ちということもあり自然や環境のことにすごく関心があります。
すぐにとは言いませんが、今学ばせていただいている経営者としての仕事のやり方、マネジメントの経験を生かし、今ある環境や自然を経済活動とうまくマッチさせて、今の人、未来の人、そして自然によりよい持続可能な活動が出来るようにするための手助けが出来ればと考えています。