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「妄想のような」アイディアを形にして世の中に波紋を。~マインドフリーのサービス開発秘話~

皆さんこんにちは。マインドフリー株式会社の上谷です。
ここ数か月、世の中の状況が私たちの想像していなかったような大きな変化の渦に巻き込まれて行きました。

今も日々、さまざまなところで新しい時代・生活への変化を体感しています。
たとえば、仕事でもプレイベートでも、人と人が対面で会う機会が減り、想いの送受信と価値の共有が思うように行かない場面が増えました。

一方で、オンラインシフトを通して今まで考えなかった「コミュニケーションの手法」について思考を巡らし、距離を問わずに出会える人がいる喜びに気付いたり、これからの社会・世の中の動きを想像したり、エンターテインメントの是非について考えたり…。
この状況だからこそ気付いたこと、改めて考えたこと、興味が向いたものもたくさんあります。

そんな状況の中で今回、皆さんにお伝えしたいのは、マインドフリーが向き合ってきたたくさんのモノづくりのうちの一つ、LINEのキャンペーンシステム「GEPPY」の開発秘話。
システム開発の中心人物で、Solution Sales Groupのマネージャー・西口に話を聞いてきました。

■西口 陽介(にしぐち・ようすけ)

アーティストを目指し大学では音楽を専攻。サイト制作の経験を通して、独学でWEBデザインやプログラミング技術を習得。半年間のフリーランスを経て、より多くの経験を積むためにマインドフリーへ。「利益や効率より、面白いもの、新しいものを創り出す姿勢」に惹かれ、2011年に入社。

プランナーとしてテクノロジー、クリエイティブ、マーケティング視点でカテゴリに縛られないコミュニケーションプランニングを行い、企業のデジタルコミュニケーション推進をサポート。業界・部門を問わないその経験から、多くの企業役員向けセミナーなどで講師を勤めている。

現在は、クリエイティブ制作・システム開発までを一貫して行うソリューションセールスグループを統括。「コミュニケーション自動化」をキーにLINEマーケティングプラットフォーム「GEPPY」やAI型画像認識システムの開発により、より豊かなデジタルコミュニケーション環境の構築を目指している。

■マインドフリーのマーケティングプラットフォームが生まれるまで

皆さんは毎日どんなSNSを使っていますか?Facebook、Twitter、Instagram…今の世の中には、さまざまなSNSが存在します。
その内の一つがLINE。
アクティブユーザー数が8,400万人を超え、世代を問わず日々「誰かと繋がる」ために活用されているコミュニケーションツール。
そんなLINEをただの広報ツールとしてだけでなく、キャンペーンや購買促進を行える点に注目して開発したのが「GEPPY」です。

ともすれば「LINEの販促キャンペーンシステム」という説明で終わってしまいそうな「GEPPY」ですが、長年マインドフリーに在籍し、プランナーの立場で価値を生み出してきた西口だからこそのさまざまな想いが隠れていました。


― 弱みを把握することで今までなかったあたらしい価値が生まれる

社内メンバーと打合せをする西口 ※写真撮影のためマスクを外しています


「GEPPY」の開発を検討し始めた2017年当初、世の中のFacebook、Twitter、Instagramを中心としたソーシャルメディアマーケティングの成長と共にマインドフリーの同事業も拡大、社内での割合を多く占める状況となっていました。

市場が拡大しているということ、つまり、競合が増えるということ。

類似した事業を行う企業が多数存在する中で、マインドフリーの優位性、ひいては価値をどこに置くか?を日々思案するなか、西口が着目したのがLINEでした。
これまでのさまざまなビジネス経験を活かし、マインドフリーに組織として必要なもの、世の中の動きやニーズをリサーチし、形作っていったのが「GEPPY」です。

西口の冷静にマインドフリーの状況を判断する目と、自分の得た力を使って考えを体現するという行動があったからこそ「GEPPY」は誕生したと言えます。
また、ソーシャルメディアの分野において競合企業が多い中で「GEPPY」が誕生したことは、マインドフリーにとって新たな強みを創出することに。

GEPPYを生み出したことでどのような価値が生み出せたと思うか、改めて西口に聞いてみました。

「マインドフリーの強みは・クリエイティブ・マーケティング・開発の3本柱がバランス良く持てていること、そしてこれを横断的にアウトプットに活かせるジェネラルな視点・設計力を持てていること、あとは自分の能力を試せる環境があること。GEPPYは数字的に経済的価値を生み出したのは確かだけど、マインドフリーの強みをすべて活かしたプロダクトとして世に出せたことが、とても価値あることだと思っています」。

― 新しい時代・未来の働き方を体験したいし創造したい


マインドフリーの未来を考え、Solution Salesの立場からあたらしいモノづくりに挑戦した西口が、今後気になるのは「人が働かないでいい時代がやってくるのでは」ということ。

働きたくない、というネガティブな意味ではなく、このまま技術が進歩し続ければ、仕事をシステム化できる未来が来ると考えているそうです。
システムや機械で自動化できる仕事が増えると、必然的に人間が必要な仕事が減り、人間の想像にあてる時間が増えるのでは、そういう時代がきてほしいと思っているとも話します。

もともとは生み出したもので「一人を感動させることができるか」というスタンスで、音楽やクリエイティブな活動をしていた西口。

自分の「妄想のような」アイディアを世の中に放った時、そこで起こる影響を予測し、実際に検証してみる過程で得られる高揚感や喜びは、クリエイティブにおいても、いまのビジネスにおいても共通するもの。
ですが、マインドフリーと出会い、さまざまな経験と立場の変遷を経て、個・モノ・組織など立場や対象によって考え方や捉え方が変化したと言います。

―これから仲間になる皆さんへ


マインドフリーでは「人と違う」ことが価値になります。

人と違う価値観、経験、スキル、そういうものを自分の中で実感できるものがあれば、その「違う」ことを伸ばしていく環境をいっしょにつくり、いっしょに伸ばしていく人と出会い、働いていきたいと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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