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「紙の本質について考える」3daysインターンを実施しました!

こんにちは。マインドフリーの上谷です。マインドフリーがオフィスを構える大阪もようやく桜が見頃を迎え、春が始まった気配があります。今回は、桜が咲く少し前に実施した「紙の本質について考える」3daysインターンの様子を皆さまにお届けしたいと思います!

マインドフリーがこれまで、フィード上で皆さまにお伝えしてきた「Focus core, Create different(本質をとらえてあたらしい価値をつくりだす)」という考え方。その取り組みとして、これまで「鉛筆」や「家」の本質について考えてきました。

Focus core, Create different -未来をつくるこころみ-
ここで発信する内容は、MindFreeのメンバーが WebやITなどの枠を完全にとびこえて、 幅広い世界であたらしい価値を創造されている 素敵な方々といっしょに「Focus core, Create different」を軸にして、ともに考え、そしてともにつくる。 そんな挑戦をしているプロジェクトの報告です。
https://mindfree.jp/c5saku5/project/
過去の取り組みの成果はこちらでご確認ください


これまでプロジェクトという形で取り組んできた私たち自身、何が正解かわからない中での試行錯誤を経験してきました。今回のインターンでは、そんな「本質をとらえてあたらしい価値をつくりだすこと」に一緒にトライしたい!と言ってくれた学生さんたち4名と共に、3日間で「紙」の本質について考える取り組みに挑戦。参加してくれた学生さんたちは、それぞれ大学で学んでいることも学年も異なる人たち。そんな全く違う4名が3日間どんな風に取り組んだのかをご紹介します。当日参加してくれたのは、淵上くん、呉田くん、的場さん、西木さんの4名です!


左から淵上くん、呉田くん、的場さん、西木さん

Day 1.「本質」をとらえる視点を身につける

3日間の取り組みの1日目は、「本質をとらえる」とはどんなことか?を体験する内容に。学校も学年もバラバラな4人は、はじめましてからスタート。アイスブレイクのワークを経て、少しずつコミュニケーションが増え始めます。

私たちマインドフリーのメンバーがこれまで実践してきた「本質をとらえ、最大限選択肢を作り出し、決断・実行する」ことを実感するためのワークでは、鉛筆の本質について考えるということにトライしてもらいました。4人は今まで考えたことがなかったテーマや、「本質のとらえ方」に試行錯誤しつつも、それぞれが学校も学年も違うという視点の違いを活かし、他者の意見から気付きを得る体験ができたと感想を教えてくれました。


4人には1冊ずつノートを配布。3日間の考えをこのノートに書きためてもらいました。それぞれの試行錯誤や思考プロセスが垣間見えるノートです。


今まで見ていなかったものを深く掘り下げる。知らなかった視点に気付く。1日目は初めてのことだらけで情報も多く、4人にとってインプットが多い1日だったようです。

1日目の4人は紙の本質を「変形できるもの」「切っても切り離せない関係のもの」「誰かに届けるもの」「便利なもの」「表すもの」などと表現してくれました。一生懸命考えている様子を見ながら、3日間を終えた時の4人の姿が楽しみになるような初日となりました!

Day2. 視点とアイディアを拡張する

2日目は、1日目に体験した「本質をとらえる感覚」をより具体的に身に付けるためのトレーニングから始まり、さらにその視点、そしてそこから生まれるアイディアの幅を広くするためのプログラムとなりました。1日目の振り返りをした後は、2グループに分かれて街へ繰り出します!

呉田くん・西木さんペアは、大阪市内のアートギャラリーと中之島公園の図書館へ。淵上くん・的場さんペアは動物園と美術館へ。それぞれ「紙」の本質に近付くためのヒントを探しながら、普段と異なる場へインプットをしに行くことがとても刺激になったようです!

オフィスに戻ってきてからの意見交換では、それぞれがインプットしに行った先で感じたことや発見したものについてみんなに発表。

アートギャラリーでさまざまな作品を見たところから「紙に紙を貼り付ける作品」を思い出したという話が出てきたり、図書館で「ハエ取り紙」のような目的を持った紙の存在に気付いた人。美術館で作品を保護しているガラスのショーケースに目を付け、「ショーケースのガラスが紙になったら?」ということを考えた人、紙は用途や目的によって変化できることから「化け物ではないか」と表現した人。マインドフリーのメンバーも入りながら、紙とは?という議論で大盛り上がり。

異なるインプットの機会を経て、それぞれの視点がぐっと広がったことを感じる2日目でした。

Day3. 「紙の本質」について考え「あたらしい価値」をつくりだす

いよいよ最終日。それぞれが考え抜いたものを具体的な形に落とし込むところまでチャレンジします。人それぞれうまくいったり、躓いたりもしながら最終発表!



実家でメモを置いて互いの近況を知る、という体験から、紙は「身近な人がいる印」だと本質を導いた淵上くん。「いる」にはいろいろな人が生きている、という意味と物理的に離れていても繋がっているように感じると定義し、同じように、玄関の靴も「身近な人がいる印」になるととらえ、靴の形の手紙をつくるという結論を出してくれました。



「紙が無個性ではないか」というところから、無個性であるがゆえに私たちは「紙に表現させられている」のだと本質を導いた呉田くん。私たちは紙を便利に都合よく利用していると思っていましたが、実はそうでなく紙にそれを強いられているのではないか、と発表してくれました。



契約書類など、たった1枚の紙が人生を左右することもある「悪魔」のような面と、想いを伝えたりするためのポジティブな面、紙は表裏一体であることから「信頼できる化け物」だと表現した的場さん。信頼性はデータなどと異なり情報操作しにくい点や身近な存在、五感を使って感じることができる点を挙げ、その本質をもとに「食べられる紙を使った広告」というあたらしい価値を生み出してくれました。



紙は自我がない。人間の想いやエゴなど、何かを+αすることで価値が生まれると考え、紙を「跡として残るもの」だと導きだしてくれた西木さん。時が経つと紙のカタチは風化して、姿を変えるかもしれませんが、その欠片やかけた想いは跡として残る、と発表してくれました。

インターンの感想をもらいました!

3日間という短い期間の中で、ひたすら考えて答えを自分で生み出す、ということにチャレンジしてくれた4人にマインドフリーのインターンに参加した感想を聞いてみました!


・淵上くん

最初は物の本質とはどういう意味かわからない状態からのスタートだったが、考えに考えを重ねることで自分なりの答えに近付けるだけでなく、他の人の意見を聞くことで自分の考えの特徴を感じることができた。

・西木さん

本質を考えるという行動は改めてする行為ではなく、「そもそも紙は書かれるもんやん!」ぐらいに思い考えないし、普段から突きつめないものです。でも、そんな存在を突きつめることから"新しい価値"や"考え"が生まれ、自分の視野を広げるものにこのインターンシップはなっているので、挑戦したい人はやってみると価値があると思いました。

・呉田くん

色々な立場に立つことで3日前にはない考えが生まれるようになりました。社員のみなさんとたくさんお話することができ、とても面白く、たくさんの"影響"がありました。初のインターンシップだったけど、初めてがこのマインドフリーでよかったです。

・的場さん

今までで一番脳を使った3日間でした。インターンの枠を超えて、今回だけでなくこれからでも応用できるような濃い経験をさせていただきました。ありがとうございました。

インターンを終えてみて

過去のプロジェクトで私たちが数か月かけているものを、初めての学生さんたちがたった3日で挑戦する。それだけでもとても大変なものですが、4人とも試行錯誤しながら初日とは全く異なる意見や発想で発表をしてくれたことが嬉しいとともに、すごいな!と感じた3日間でした。

皆さんがそれぞれ他者の意見を聞き、それを吸収して自分のモノにしようという姿勢を感じ、私たちも見習いたいと思いました!



春のインターンは今回で終了ですが、次回を夏頃に実施予定です。詳しくは今後の募集記事を要チェック!皆さんの参加をお待ちしています。

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