草場 友彰 プロフィール - Wantedly
株式会社ミナジン アーキテクト 中学の頃は優等生、高校の頃は劣等生、大学では劣等すぎて中退しましたが、地域のお祭りやったり、居酒屋やったり、台湾一周旅行やったり、大阪から福岡まで自転車キャンプツーリングやったり、26歳になっても冒険野郎です。
https://www.wantedly.com/users/1120821
4月に経営戦略部の部長に就任しました野崎です。
当社もグループ3社、40名の体制になり、今年も6人の新入社員を迎え入れました。企業の成長スピードに管理体制が追い付かないというベンチャーあるあるの状態にならぬよう、しっかり組織を引き締め、
という基本方針によりガバナンスの強化を図っていきます。
そのガバナンス強化策の一環として4月から、社内社外問わずやり取りされたメールの中から、「ひどい誤字脱字」をピックアップして、ワーストミスタイピストとしてさらすことにしました。
記念すべき第一回のさらし者は、HRクラウドシステム部の草場友彰です。彼の仕事は当社の勤怠システムサービス"MINAGINE就業管理"のヘルプデスク担当。日々ユーザー企業からの問い合わせに対応しています。
http://minagine.jp/system/
当社は人事労務の会社として、勤怠システムの問合せ対応も、単に操作上の説明にとどまらず、労務管理の知識も踏まえた対応を求めており、スキルフルな仕事なのです。彼は昨年途中から担当となり、早期に業務を習得するとともに、繰り返し対応業務を自動化するなど業務の効率化にも貢献しています。しかし、事件が起きたのです。
では、早速彼の今回の作品を見てみましょう。
いかがでしょうか。
このメールを読んでお客様はまずこう思ったに違いありません。
ブラウザ絡みの小さな不具合ですぐ解決したものでしたが、もちろん当社としてはお客様に迷惑をかける「不具合」です。それを彼は無責任にも「詐欺が発生している様子」と言い、「真犯人は別にいる」と主張したことになります。一体彼に何が起きたのでしょうか。業務の効率化のため、勝手に返信業務にAIを導入したのでしょうか。
全く初回から誤字とか脱字とかのレベルを超える大物が出てしまいました。誤字でも脱字でもない分、詐欺の発生という強い主張となってしまっており、気が触れたとしか説明付かない状態です。
誤字脱字は小さな事かもしれませんが、我々は他人と接するときには丁寧さを忘れてはいけません。急いでいるというのは言い訳になりません。仕事はスピード感を持ってやるべきですが、それは判断のスピード、取り掛かるスピード、作業中の集中力といったことを指しています。最終的に人が人に対して行う仕事では、相手のことを思い浮かべて心のこもった対応をすべきです。
そういったことをミスタイピスト賞では伝えていきたかったのですが、今回の彼の作品は文章も端正で、読みやすく、そういう意味で丁寧に書かれています。急いでたわけでもないかもしれません。どうしてしまったのでしょうか。この時の状況は、社内で見る限り気の振れた様子はなかったと聞いています。
ということは、
というしかありません。彼にそのとき何が起きたのかは想像するしかありません。おそらく身の毛もよだつような詐欺事件をググっていて、頭の中がそれでいっぱいになっていたのかもしれません。投資話でしょうか? 結婚詐欺がばれそうなのでしょうか? 彼女との旅行を変な代理店に頼んでしまったのでしょうか。
考えすぎました。たぶん、家でも会社でもレトルトばっかり食べているので脳の特定部署の面積が小さくなってきているのでしょう。
これ以上社員のプライベートに踏むこむのはやめましょう。
目的はガバナンスの強化です。今後ともしっかり引き締めてさらしていきたいと思います。
しかし、結果がでればここで発表するようなミスタイプもなくなるはずです。したがってこの投稿も今月で終わる可能性があります。第2回がなければそういうことなので、皆さんにも喜んでいただきたいと思います。
それではこれかららも、株式買いやミナジングループをよろしくお内外します。