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なにをやっているのか

Brewtope株式会社は、クラフトビールに特化したスタートアップ企業です。 『クラフトビールマーケットのインフラになる』をビジョンに、『クラフトビール産業の広がりを支え、遊び心あふれる社会を醸成する。』をミッションに掲げています。 400社以上のブルワリーと連携し、4,000銘柄以上(※2024年10月21日時点)のクラフトビールを提供するクラフトビールの定期便サービス「Otomoni」飲食店へクラフトビールを卸販売するWholesale事業、お中元や福利厚生など法人事業用途でクラフトビールを販売するfor Corporate事業を展開しています。 2023年1月にギフティにグループインし、現在はスイングバイIPOを目指しています。

なぜやるのか

クラフトビールは、小規模ブルワリーが製造する多様なビールの総称です。その魅力は、個性豊かな味わいとストーリー、そして自由に楽しめる気軽さにあります。日本国内には約900社ものブルワリーが存在し、職人が多彩な材料と製法を駆使して、飲む人やシーンを想像しながら遊び心にあふれる一本を作り出しています。 クラフトビールの特徴の一つは、その製造の柔軟性です。日本酒やワインなど他のアルコール飲料と比較すると、クラフトビールは製造期間が短く、製法や副原料の選択肢が豊富です。そのため、新商品が次々と登場し、消費者に常に新鮮な体験を提供しています。 また、クラフトビールは紀元前4000年にさかのぼる深い歴史を持ちます。古くから「庶民の飲み物」として大衆の生活に根付いてきたこの背景から、堅苦しい礼儀や作法にとらわれず、自由に楽しめる点も大きな魅力となっています。 こうした多様な魅力が消費者の人気を集め、クラフトビール市場は世界的に急速な拡大を続けています。最も先行しているアメリカでは、クラフトビールがビール市場の25%以上を占めるまでに成長しました。日本でもクラフトビール市場は順調に成長を続けていますが、現在のところ、2.7兆円規模のビール市場のうち、クラフトビールの占める割合は5.5%にとどまっており、日本市場には今後も大きな成長の余地が残されています。

どうやっているのか

元ブルワリーやインポーター、広告代理店、ヘッドハンターなど様々なバックグランドのメンバーが働いています。
自社オフィスのエントランスです。
定期便から始まった弊社事業ですが、現在では小売・飲食店への卸販売などの流通領域からブルワリーの支援事業まで、産業自体の変革へ向けて一気通貫の事業開発を行なっています。我々が解決するのは、クラフトビール市場における2つの課題です。 【商品選択の課題】 上述の通り、クラフトビールは銘柄数が非常に多く選択肢が無数に広がっています。Otomoniは、3,000種類のビールデータとビアブックアプリを通じて収集された10万件以上のレビューデータを活用し、お客様の好みやシチュエーションに合ったクラフトビールをレコメンドすることで、小売や飲食店・ECなど様々な場所での商品選択の課題を解決します。 【流通上の課題】 ロングテールの市場構造であることから、各ブルワリーは少人数で運営されることが多くなっています。そのため、供給量の限界や物流効率の課題が多く存在し裾野が広がりにくい市場になってしまっています。Otomoniでは、ブルワリーへのサプライチェーンの効率化を推進し、新たな流通チャネルの開拓も同時に行うことで業界の流通課題解決を目指しています。 上記の業界課題を解決し、クラフトビールを手軽に・手広く・奥深く楽しめる環境を作るため、幅広い事業展開を行っております。