金曜日からの3日間、54時間かけて開催される、「スタートアップ体験イベント」が筑波大学で開催されました。この週末だけで、参加者はアイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができるというものです。
当社は最終日の成果発表と懇親会から参加させて貰いました。
所属や立場の違う人が一堂に会して一つの物事に対して取り組んでいくということも、最近では随分と少なくなりましたので貴重な体験だと思います。
当社が立ち上がったときはこのような手法を取らず、ある種企業人としての人脈を使って大手企業や銀行の経営層に創業企画書を見て貰ってブラッシュアップしていきました。
ですがそういった人脈のない人でも、このようなイベントに参加することで起業の大変さや目配りを身につけることができます。
起業というのは一発屋では続きませんし、「誰かがやるだろう」や「僕の仕事じゃない」ではすぐに潰れてしまいます(意外に興味の向くところしかやらない方も多いのが実情です)。
会社を維持するためには皆が会社の代表者として考え、営業マンとして顧客獲得や受注に積極的に努めて、コストについて考えなければなりません。
そこが創業者とイメージ優先や腰掛で来たりする人との違いで、上手く軌道に乗れば創業者が特権的に振る舞える根拠だとも言えます。
今回の発表の中には粗削りですが面白いものもあり、彼等が3日間の仲間と縁を保ったまま更に深化して、進化し、新価を生み出すことを楽しみにしています。
東京近辺の次回は柏の葉キャンパスにある施設で行われるとの事です。
気になる方はURL http://nposw.org/ を確認してみてください。