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企業立地セミナー

広島県企業立地推進協議会主催のセミナーにオブザーバー昨日参加してきました。(協議会のアドバイザーなので) 広島はかつてないほどの活況でして、カープのために移住してくる「Cターン」という言葉も出てきています。

私がサポートしている江波地区の巨大産業団地造成計画も、護岸計画も審議会で承認されて次のステージに入りました。 こうなってくるとマンション業者や倉庫業者といった有象無象系が湧いて来るんですが、モノづくりのための用地として整備することが決まっていますので、法の抜け穴が無いように縛り方を考えていきます。 ここに大学と産学連携できる施設も盛り込めれば、申し分ないのですが。
この団地には1万人弱が働くことになる予定ですので、ライトレールを延伸させたり、彼等の胃袋を満足させるといった各種施設も準備したりして、工場の働き方改革を手助け出来ればと。

地方活性化の波は今後しばらく衰えることはないと思います。
しかし、オリンピックの後1~2年ほどすると、機関投資家たちは利益確定のために資金をいったん引き上げることになるでしょう。そうすれば市場のマネーサプライが減りますから金利は上がり、企業の設備投資は鈍化します。
その時に利子補給する補助や助成制度を自治体が用意しても、企業としては有難味を感じることが出来ません。

ですが活性化の火を消す訳にはいかないので、どのような方法がサステナブルな成長に不可欠なのかを考えなきゃいけません。
これは感情やヤル気といったエモーショナルなものは歯が立たないことで、専門性やエビデンスに裏打ちさ先読みから構成していくべきものです。
私の予測はたぶん外れないでしょう。だからこそ「目利き」や知見のある人で集まって方向性を検討しても面白いかなと思っています。

茗渓コンサルタンツ株式会社 では一緒に働く仲間を募集しています

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