こんにちは。ミツモア採用広報担当です。
2024年3月28日に数千人規模が活躍する東京ガス・ライフバル営業現場への提供が決定した当社のプロワン。今回はプロワン事業本部で部長として活躍する梅村さんのインタビューをお届けします。顧客と事業数字に直接向き合う部署だからこそ大切にしている価値観やチーム作りへのこだわりなど、熱い想いを聞かせてくれました。
※東京ガス様の「プロワン」導入決定に関するプレスリリース
梅村宏
JTBで法人営業を2年経験した後、デルテクノロジーで13年間ISやFS、営業マネージャー、人材開発など幅広い経験を積む。その後セールスフォース・ジャパンで4年間営業部長を務める。現在はプロワン事業本部営業部部長として活躍中。
何をするかだけでなく、誰とするか。誠実で協力的なメンバーと目標に挑み続ける
ミツモアに入社した決め手を教えてください。
一番は「人」ですね。 これまでの社会人経験から、どんな仕事をするかだけじゃなく、誰と仕事をするかも大事にしたいなという思いで転職活動をしていました。営業って、結果が出ればすごく嬉しい反面、それまではプレッシャーも強いし、きつい瞬間が多い仕事なんです。
営業の世界では数字が足りない時に、お客様に十分な提案ができなくても契約を迫ったり、不健全な状態が発生することがあるのも事実です。しかし、そのような形で契約を成立させても、結局はお客様のためにならず、結果ちゃんと使ってもらえず、解約になってしまうケースが多いんです。
もちろん数字は大切ですが、その数字を長期的な視点で達成し続けられるよう、目先の目標達成だけにとらわれないようにしたいと思っています。誠実にお客様のためになる提案をすることが、結果として会社としての目標達成につながるんです。
プロワンはプロダクトの開発からマーケティング、CSにいたるまで私と同様に考えているメンバーが揃っています。お客様としっかり向き合って、長期的にためになることを提案していく、という姿勢を貫いています。
他には、営業部とその他の部署との関係性も大事だと思っています。営業とマーケティングの仲が悪いとか、営業と開発の仲が悪いとか、そういうケースってよくあると思うんです。そうじゃなくて、皆が謙虚にリスペクトしあえる環境だったらいいなと思っています。ミツモアはまさにそういう環境だと感じました。
経営陣を中心にハイキャリアでスマートな方が多いものの、広く意見を聞こうとする姿勢を持っていますし、部署間の関係も良好で、皆が協力し合って目標に向かっている組織ですよね。そこに惹かれました。
ミツモアの魅力はなんですか?
やはり、経営陣やメンバーを含め、皆が協力的であることです。
例えば、営業は受注まで1つの案件を追っていきます。その中には、提案書作成やお客さんの業務フローの紐解きといったさまざまなステップがあるんですが、そのステップの1つひとつの難易度が高いんです。そのため、時間がかかりすぎてしまうこともあるんですが、そんなときにはCSやプロダクトチームが当たり前のように協力してくれます。
困っている人がいたら絶対に放っておかないし、得意な部分では力を貸そうという思いも強い。とにかく職種を超えて協力しようという共通意識が根づいている。
高い目標や成功を追うからこそ、その意識が根づいた環境はとても大事だと考えています。
失敗なんてない、挑戦しよう。メンバーが自律的に決断できるチーム作り
何を心がけてチーム作りをしていますか?
プロワンチームだけでなく、ミツモア社全体にいえることですが、会社が成長し、一日でも早くミッションを達成できるよう、私たちは常にシビアな目標に向かって走っています。タフな環境の中でもチーム全員が前向きでいられるよう、結果に対して叱らないようにしています。
もちろん数字のコミットメントやメンバーの成長もとても大事なミッションなので、ダメなものはダメだと言いますし、場合によっては厳しいフィードバックもします。でも最後は笑えるようにして、終わったことは仕方ないから次は頑張ってこうしよう、というように前向きに終わらせるようにしています。
あとはメンバーが無理しないよう、様子を気にかけるようにもしています。皆のスケジュールを見ていますし、顔を合わせたときには表情も見ます。そして、無理していそうだったら声をかけて、かなりきつそうであればすぐに他のメンバーに仕事を割り振っています。
最後は、メンバーに意見を言わせることですかね。私がこう思うからこうしろ、ということは絶対にやらないようにしていて、メンバーに参画意識を持たせるように心がけています。
大切にしている価値観は何ですか?
「長い目で見たら失敗なんてないんだから、思い切って飛び込もう」でしょうか。
例えば、私は高校からサッカーを始めたんです。それも部員が200人以上いるような強豪校でずっと一番下のチームにいました。
でも練習を重ね、3年生の前半には最初の公式戦にも出れるようになったんです。でも、結局最後の大会は出られなくて、少し経ってからすごく後悔したんですよ。もうちょっと頑張っていれば、もうちょっと考えて行動していれば、ちゃんと試合にも出られただろうなと。失敗したなって。
でもそれを糧にして、サッカーを辞めたあとは学業に打ち込んだんです。通っていた高校は当時は進学校ではなかったんですが、それでも頑張って志望校に合格しました。これはサッカー部でコツコツ練習を頑張るという習慣があったからこそできたことだと思っています。社会人になっても当時は失敗したなーって思うことばかりでしたがそれが今は活きていると思う瞬間がたくさんあります。
こんなふうに、その時々で失敗した経験はあるものの、後までその失敗が響いてくるかというとそうではないし、失敗を繰り返しながらもきちんと頑張り続ければ、心配する必要なんてないと、これまでの人生を振り返って思うんです。
結果として失敗だとしても、数年後に同じ状況におかれたときに失敗を活かせたり、それを糧に何か成功すればいいと思うんです。それが5年後でも10年後でも、同じ分野での成功じゃなくても、そのエピソードが笑いのネタになってみんなが笑ってくれるのでもいいんです。そしたら、失敗だと思っていたことが失敗じゃなくなると思っています。
梅村さんが心がけていることは何ですか?
お客様もメンバーも楽しさを感じられる環境づくりです。
仕事をしていると、すごく厳しい局面もあります。例えば、成長したいと言う人は多いですが、成長って実はかなり重い言葉だと思うんです。 本気で成長するためには、相当の努力をして、成長痛に苦しみ、耐える必要があるのが普通です。
でも私は、楽しんでいるうちに勝手に成長できるような職場を作りたいなと思っていて。辛い局面でのミーティングでも、一度は皆で笑いあえる場面を作るようにして、皆が楽しく踏ん張れるようにしています。しょうもないギャグとか言って強制的に笑わせようとすることも多々あります(大体滑りますが)。
楽しさを感じられるようにすることで、結果として一番成長に向かえる環境をつくることを心がけています。
現場業界の未来を切り拓く。ヒトとプロダクトの力で価値提供をしたい
ミツモアは現場業界の方々にどのような価値を提供できるのでしょうか?
建設業界など現場業界の方は、何よりも真摯にお客様に向き合っていらっしゃいます。その姿勢にいつも感銘を受ける一方で、「一度帰社しないと情報が分からない」や「システムが部分最適で分断されていて二重入力が発生してしまう」、「情報が一か所にまとまっておらず、非効率」といったお悩みもよくお伺いします。
そのような現状に対しミツモアでは、プロワンを使って生産性を上げるソリューションを提供しています。
例えば、現場担当者間や現場担当者と経営の間で効率的に情報連携できるシステムがあれば、日々現場業務やお客様との向き合いで忙しい担当者の業務時間を劇的に改善できます。すると、現場の皆さんの売上や利益をあげることができるし、何より現場担当者が事務作業や帰社に充てていた時間を削減できるので、プライベートの時間を充実させることもできます。
時間的余裕が生まれれば、皆さんのお仕事に対する価値を再認識することができる。仕事の楽しさを感じられ、さらに誇りが持てる。現場業界を志す人が増えて、人手不足も解消されていくといういいサイクルが生まれると考えています。
読者の皆様へメッセージをお願いします。
ミツモアは素晴らしい仲間がたくさん働いている会社です。 そして、ある程度大きくなった事業、成長中の事業、これから始まる事業など、いろんなステージの事業があってチャレンジする場所もたくさんあります。私は、こんなふうに楽しく明るく成長できる会社はミツモアしかないと思っています。営業メンバーもみんな仲間思いで最高のメンバー達です。ぜひ一緒に、仕事も家庭もプライベートも楽しむ仲間になりましょう。
編集後記
ムードメーカーの梅村さんらしいインタビューになりました。プロワンチームでは、ミーティング中であってもよく笑いがおきているんです。その理由が今回のお話で明らかになりました。
お客様もメンバーも幸せにする。
失敗を恐れず、挑戦を楽しむ。
東京ガス様への提供が決定したプロワンですが(プレスリリースはこちら)、さまざまな企業様からご賛同いただけるのは、梅村さん率いる営業部のパワーあってこそですね。