こんにちは!メディロムの採用担当です。
今回は”社員インタビュー第一弾”ということで、植草さんにお越しいただきました。
植草さんは現在、世界初 充電不要の活動量計 MOTHER Bracelet(以下、MOTHER)を開発する事業部の事業部長をしていらっしゃる方です。
MOTHERはクラウドファンディングで5,600万円の集金に成功し、世界規模の展示会でも大反響を呼んでいる最新の活動量計。
そんなプロダクトを開発し、これから一気にギアを上げて販売をしていくのが事業部長の植草さんです!
途中、植草さんの熱い想いも語っていただいているので、ぜひご覧ください!
ー植草さんこんにちは!まずは簡単な自己紹介や経歴のご紹介からお願いします!
初めまして。メディロムの植草です。
新卒でメディロム(当時:リラク)に入社をして、現在8年目になります。
入社1年目は当社の基幹事業であるリラクゼーションスタジオのスタッフとしてキャリアをスタートさせました。半年間、店舗でのセラピストの経験を経て、約2年間店長として店舗運営に携わりました。
その後、3年目の終わりから代表直下のCEOアシスタントとなり、全社の課題解決や新プロジェクトの立ち上げを行ってきました。。
ーCEOアシスタント!実際にどういったことを担当されてきたのでしょうか?
最初のミッションは、「新卒採用の成功」でした。
CEOアシスタントへの異動当時、新卒採用が会社の最注力事項の一つでした。
そこで新卒採用のサポートメンバーとして加入し、結果として約4年間、採用に携わり、。最終的には、中途採用を含む採用部門の統括責任者を務めました。
ーすごい!店舗運営から採用責任者までかなり活躍の幅が広いんですね。
そうですね。私自身も狭くはないのかなと思っています笑
これは余談ですが、採用業務の傍ら、リラクゼーション業界の認知度拡大を目的に業界振興映画のプロデューサーも担当させていただきました笑
ー映画のプロデューサー?!本当にマルチに活躍されてるんですね!今はMOTHERという活動量計のプロジェクトを行っているんですよね?
はい、現在はMOTHERという世界初、充電不要の活動量計を、米国シリコンバレーのMatrix社と共同で開発しています。
世界初の活動量計MOTHER Braceletの開発を新卒6年目で担当。
新卒でも活躍の機会は無限にある
ー「世界初」というのは驚きです!!MOTHERについて詳しく知りたいです…!
MOTHERは世界初の充電不要の活動量計です。温度差を用いて発電をするモジュールを搭載しており、米国シリコンバレーにあるMatrix社とパートナーを組んで開発を進めています。「日常生活の健康状態を常に計測し可視化する」という活動量計の本来の目的から考えると、24時間365日デバイスが稼働していることが最も理想的な状態です。
しかし、市場のあらゆる電子機器と同様に従来の活動量計の課題として上がっていたのが、電源が必要であるということでした。「睡眠時に充電をすると睡眠の質が測れなくなってしまう」、「充電のために外すと、翌日付け忘れて日々のデータが途切れてしまう」という課題がありました。
そこで、「どこにもないなら自分たちで作ろう!」ということからプロジェクトがスタートしました。
充電不要が実現することにより、24時間365日のトラッキングが可能となります。自身の健康状態はもちろん、見守りニーズとして医療機関や介護施設からも注目を集めていますので、 MOTHER Braceletを通じて人々がずっと健康でいられる未来を目指していきたいですね。
ーとても素敵!充電不要ってかなり画期的なことですよね…?!
そうですね!
実際に、2020年に開催された米国のCES(セス)という電子機器最大の展示会にプロトタイプを発表したのですが、以降、世界中から信じられないくらい問い合わせが来ました。
また2021年夏頃に公開させていただいたクラウドファンディングではありがたいことに、5,600万円も支援が募りまして、ウェアラブル部門では歴代1位、全プロダクトの中でも上位0.5%以内と、大変な反響をいただきました。
ーすごい反響ですね!これから入社する新卒の方がこのタイミングでメディロムで新規事業を行う魅力ってなんですか?
2つあります。1つ目はやはり新規事業ならではのスピード感と臨場感を味わえることですね。
例えば現在、MOTHERプロジェクトは0→1でいうと0.7くらいなんです。
市場に出すことができてようやく1になるので。
なのでここからは1→10、10→100と急拡大をしていくフェーズになります。
この急速な拡大期をプロジェクトの初期メンバーとしてともに体験できるというのは大きな価値だと思います!
もちろんその分大変なこともありますが…必ずのちの糧になるような経験をすることができます。
ーやっぱり拡大期の体感は新規事業ならではですよね!2つ目の魅力はなんですか?
2つ目は健康課題に取り組むことが出来る点ですね。
ヘルスケアは今後凄まじく伸びていくマーケットです。
そこにキャリアの1社目から関わっていけるのは、この先30年の個人のキャリアを考えたときに自分の活躍の場を広げられる可能性がかなり高いと思います。
総じて”ヘルスケア×新規事業”という、自分の市場価値を高めることができる環境が揃っていることが何よりの魅力だと思います!
環境はあるので、あとは努力次第で何者にもなることができるはずです。
ヘルスケア業界の風雲児、メディロム。
思いやりに溢れた社員と切磋琢磨できる環境。
ーなるほど!成長環境は確かに凄まじくありますよね!ヘルスケア業界で見たときに、メディロムと他者の違いはどんなところにあるんですか?
これは大きく2つありますね。
1つ目が事業セグメント。現時点で、スタジオ運営事業やMOTHER、さらに「Lav」というアプリケーションを中心に据えて特定保健指導を行うソフトウェア事業、などヘルスケア領域の中では、複数の事業セグメントを同時展開しています。
ヘルスケア領域での課題解決であれば、どんな課題にも、様々な方法を用いて取り組んでいくことが出来る点は、結構特殊では無いかと思います。
ヘルスケア領域の他社さんだと、結構自社の事業セグメントを限定的に切っている会社さんも多いので。
メディロムはこの枠組みに囚われることがないので、今後も様々な領域に関わるチャンスが生まれてくるのではと考えています。
2つ目が社風です!
ヘルスケア業界の会社は比較的ビジネスチックな社風の会社が多い印象ですが、当社はその感じが全然ない、というより真逆かもしれません笑ね。
当社は「愛と思いやりに溢れた社会の実現」を企業理念として掲げているので、
まさにこの理念通りの社風だと思います。
ー愛と思いやりに溢れた社風ってことですね!少し話題が変わってしまうんですが、そもそもどうして植草さんはメディロムに入社を決めたんですか?
これは少し長くなってしまうかもしれません(笑)
私はもともと3兄弟の末っ子で、父と兄2人がいわゆるエリートコースの人生を歩んでいます。ありがたいことに、私も順調に大学まではその道を進ませてもらえていました。ただ、自分はどうにも違和感を感じていたので、大学を休学し、海外に1年間勝手に飛び出てみることにたんですね(笑)結果的に、その1年間で自分の言語化できていなかった人生観がクリアになりました。
改めて「本当の幸せって何だろう?」ってことを考えるきっかけになったんです。
学歴もそこそこあって留学もしていたという経歴のもと、就活を始めることになりました。
そこで親とかなり衝突をしてしまいまして…当然、親心としては大手に行って欲しいという想いが強かったのですが、私個人としてはそれ以上に、ベンチャー企業で企業成長を実感しながら挑戦している姿が魅力的でした。
最終的には両親との長時間の話し合いの末、あるベンチャー企業に決定しました。
ーそうだったんですね!その会社がメディロムだったんですか…?
実はそうでは無かったんです。ここまでは、そもそも自分の人生の軸に”ヘルスケア”という単語は、正直ほとんどありませんでした。
大学4年時に企業でのインターンを行っていたのですが、そこでの経験が大きかったんです。
そのベンチャー企業は待遇も良くて、成長も出来、一緒に働いている人たちも思考性が高く、気が合う。非常に良い環境でしたが、一方で、いわゆるベンチャーならではのハードワークの影響か、体調が悪くなってしまう方々も多く、ハードワークゆえに同時期にインターンしていたメンバーががリタイアしてしまったりしました。
ーなるほど…。それはかなりショックが大きい出来事ですね…。
そうなんです。そこで健康に対する考え方がガラリと変わりました。
健康って大事なんだと。健康があってこその、幸せなんだと。
よくよく考えてみると、大手で働いていようがベンチャーであろうが、総じて企業で勤める社会人は、決して健康な人が多いかというと、そうではなかった。データで見てもそう。これは、企業固有の問題ではなく、日本社会全体の問題だと感じるようになったんです。
正直、日本社会に絶望して、一時は海外に出ることも考えはしたんですが…
最後にもう少し日本で会社を見てみようと思って、そこで出会った会社がメディロムでした。
ーおお!これはなかなか運命的な出会いですね!
そうですね!今振り返っても、運命だったんじゃないかと自分でも思うくらいです。
そこで代表の江口の描くメディロムの理念や描いている未来に凄く共感できて入社を決めたんです。
当時はアパートの1室でメンバーも少なくて、リラクゼーション事業も80店舗、他の事業もやっていない状態でした。
ですが江口と共にメディロムのビジョンを実現していきたい。
そこに向かって挑戦をしていきたいと思ったのです。
ビジョンの実現に対する現在位置はまだまだ道半ばではありますが、徐々に近づいています。
なので後悔はゼロです!この先も進んでいってビジョンの実現に貢献したいと心から思っています。
ーそんな想いを持った方と働けるのはとても魅力的だと思います!実際に新卒の方が入社をしたらどんな環境になりそうですか?
おそらく本気で仕事はしつつも、和気藹々とした環境ではあると思います。
困ったことがあれば何でも相談できる雰囲気はかなりあります。
実際に社員とのコミュニケーションは大事にしているので、何か話しかけられることがあれば何をやっていても手を止めて必ず時間を取るようにしています。
話を聞いて解決策を一緒に話して、自分含め全員が動きを止めないことが全体の生産性を上げる上でとても重要だと考えています。
ー確かに!全体を考えたら全員が動きを止めないことが大事ですよね!
そうなんです。この辺りって結構社風が出るところでもあると思いますね!
メディロムの場合は全員がマネジメント研修を受けていて、そこでメンバーのプライベートまで気に掛けるよう徹底されています。
やはり「何のために仕事するの?」と聞かれた際に最終的にはプライベートに帰着すると思っているので、そこまでしっかり見て行く必要があるというのがメディロムの考えです。
それぞれの人生において満たしたいものが満たされているのか、ということは良くコミュニケーションをとるようにしていますね。
ーとてもメンバーの方を大事にされているんですね!では最後に、植草さんから学生のみなさんに
伝えたいことがあれば、お願いします!
そうですねえ…
学生に伝えたいことは、「周りのノイズに騙されない方が良い」ということですかね。
私がこの会社に入ることに対してはほぼ全員に否定されました(笑)
ですが、今の私の幸福度はかなり高いんです。
就活は皆、安心な道を選びがちなことが多いと思います。
ですが後髪を引かれて安定した道を選んでしまった人で、本当に幸せそうな人は見たことがありません。本当に大事な決断なので、周りに流されず、しっかり自分の意思を持って決めて欲しいです!
ー心に響くメッセージですね!本日はありがとうございました!
ありがとうございました!