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新卒社員の1日に密着・インタビュー!「言語の壁によって負荷を抱える状況に貢献したい」

今回はmediPhoneのマーケティングで活躍する、新卒社員 K.Tさんに密着し、1日のスケジュールや就職活動時から現在の心境について、インタビューしました!

K.Tさん(担当業務:mediPhone / マーケティング)

現在の主な役割:医療通訳サービス「mediPhone」の拡販に向けた見込み顧客(リード)獲得のための各種情報発信コンテンツ(ブログ・ホワイトペーパー等)の作成および反響データの集計と分析を担当。日経産業新聞にも取り上げられた医療メディア「PORT(ポルト)」の立ち上げ運用の一端を担う。

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1日のスケジュール

―就活中、どんなことを優先して探していましたか?

自分が心からやりたいと思うか、ということを第一に考えていました。

自分は大学に入るまでは失敗を恐れて生きていた人間だったと思います。中学受験や大学受験も将来できるだけ良いところへ就職できるように、というような考えを中心におこなっていました。

ただ大学に入ってアフリカに行ったり哲学を学んだりする中で、読めるはずのない未来のことを考えて失敗しないような選択を取り続けて予測可能性の檻の中に生きるよりも、現在の感覚を大事にしつつ好きなことや失敗するかもしれない問題に挑み続けて、予測できない方向に転ぶ方が人間存在として自然なあり方だと思うようになりました。

逆に言えば、転んでどんな自分になったとしても、振り返って自分がその選択を後悔しないと思える物事に取り組みたいと思っていました。そして自分がそう思えるのは、簡単に言うと明確に困っている誰かのことを助けつつ、これからの社会をより良い方向に引っ張っていけるような物事です。そういった仕事を探していました。

―メディフォンに入社した理由・決め手は何でしたか?

1つは、「メディフォンの取り組む課題がリアルだったから」です。

海外に行った人はもちろん、そうではない人も想像しやすいと思いますが、異国の地で自分の心身が悪い状況に陥ったとき、片言の英語や、ましてやジェスチャーだけで手術の説明をされることはすごく不安だと思います。逆に、医療者の側も言葉が通じない人に医療を提供するということには、大きな不安やストレスが付きまといますし、リスクも存在します。

そのように、メディフォンの取り組む課題は確実に存在する社会的課題だと思えたことが一番大きかったです。また、自分が大学で国際的な活動をしていたこともあり、言語の壁によってお互いが大きな負荷を抱えてしまう状況に対して、自分が貢献したいと思いました。

もう1つは「これからの社会に必要だと思ったから」です。

外国人に日本に来てもらうというのは、人口減少・労働力不足という問題の対策につながるだけではなく、多様性が生まれ日本の良くない古い部分を変えることにつながるとも思います。そう思う背景には、様々なバックグラウンドの方との関わりを通して大きく成長できたという大学時代の経験があります。

そのため、外国人の方に日本に住みやすいと思ってもらって、居続けてもらうことは重要だと思っており、自分がメディフォンを通してそのような社会の実現に貢献できればいいなと思いました。

―実際に入社してみて、社風や雰囲気はどうですか?

外国人医療の状況を良くしたいという、本当に強い思いをもって働いている方が多く、そこが一番良いところだと感じます。また、フラットな雰囲気で上下関係を感じることはありません。

自分の質問や相談などにも気軽に応じていただけるので、困ったことがあっても大丈夫という安心感があります。

―1年目で感じた業務の難しさ・そこから得られたことはありますか?

実務的なスキルの不足というのも課題ではありましたが、それ以上に業界知識の不足を感じました。

これまで医療機関で働いたことはもちろんないので、実際に価値提供する医療従事者の方がどのような業務をしているのかや、業界のルール・雰囲気をつかむことが難しかったです。特に医療というある種特殊な業界の方をお客さんとしているので、業界全体に対する解像度の不足が一番の難しさを覚えました。

これまでに営業やCSの方に同行させてもらったり、インタビューをさせていただくことを通して、まだまだですが、少しずつ分かってきたように感じます。いずれにせよ、お客さんの話を聞く、というのは常にしていかないといけないことだと思いますし、継続したいと思います。

ただ、医療従事者といっても人によって様々ですし、職種・部署によっても大きく異なるので、お客さんの話をがむしゃらに聞くのでは効率が悪く、混乱するだけになります。お客さんの属性(職種)やその地域的特性などの外部環境を頭に入れながら、多様な顧客像を自分の中で分類・整理していくことを同時にしていくという作業が重要だと感じました。

―今後どんな人と働きたいですか?また、どんな先輩になりたいですか?

細かいスキルなどはいくらでも挙げることは出来ると思いますが、一番は自分の芯がある人ですね。

良くも悪くもスタートアップで状況は目まぐるしく変わるので、変化に不必要に振り回されないことが重要だと思います。そのためには、心から達成したい目標や、あるいは自分がここにいる明確な理由を持ち、社内外の環境を踏まえた上で自分がおこなうべきことを考えられることが必要です。

自分がそれが完璧に出来ているわけではありませんが、そういう方と一緒に働きたいと思いますし、自分もそうなりたいと思います。

―最後に、就活生にメッセージをお願いします!

就活というのは基本的に自分のあらゆる意思決定・行動・考えを、役割に沿って他者に対して論理的に説明し、理解してもらうという作業が必要になると思います。

私は自分の表面をすくって切り売りするような感覚がして疲れを感じましたが、ただ、自分はどう生きたいかや何をしたいかについて考えやすい時間ではあると思います。そういうことを考えたほうが生きやすい人は、色々考えると良いと思います。

また、自分というのは、自己と環境の相互作用によって形成される創造的なものであるとすると、就活というのは分かりやすい自己創造の場面であると思います。様々な情報を収集しつつ、まだ見ぬ自分を作り出していくという過程を楽しめると就活も面白く感じられるのかもしれません。

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◤ 『多様な人びとを支える医療インフラを創る』◢ メディフォンでは前身のNPO時代から 『医療における言語障壁を解消する』 ことをMissionとし、言語を理由に医療を受けられない・不安を強いられている外国人患者さんのために、専門的な医療知識を有する医療通訳サービスを開発、提供してきました。 これが、「メディフォン(medi phone)」の社名の由来です。 訪日外国人だけでなく、入管法の改正による在住外国人も増加が続く社会環境のもと、全国各地の医療現場で「当たり前」のように母国語で診察や看護が行われている状態を作るべく、医療通訳『mediPhone』の全国展開に挑んでいます。 2021年4月からは予防医療の普及を目指す新しいヘルスケアSaaS『mediment』をリリースし、医療現場や外国人患者だけでなく、日本社会で働くあらゆる人の日常生活から、人々が「健康であり続ける」ことに貢献していくチャレンジを始めました。 自分たちの手で『多様な人びとを支える医療インフラ』を創り上げることを目指しています。 『メディフォン公式note』 https://note.com/mediphone 『CEO澤田note・X』 https://note.com/mayumi_sawada https://x.com/mediphone_jp 『人事・採用担当公式X・Instagram』 https://x.com/mediphone_saiyo https://www.instagram.com/mediphone_saiyo/
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