株式会社メディクルード
私たちメディクルードは「医療」「福祉」「教育」分野で複数の事業運営を行なっているコングロマリットグループの一員です。 旧態依然とした業界に "Innovation"を起こすため、本気で「まじめをチカラに」と変えていく集団です。
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メディクル―ド社長室の角中です!今回はGenki Group内の介護領域の1法人である元気村グループの運営支援本部についてまとめた記事です!
医療・介護・教育の3領域で事業を展開しているGenki Group。医療領域では病院や歯科の経営、介護領域では施設経営やIoT開発、教育では高校・専門学校など学校の経営に携わっています。弊社メディクルードは、このGenki Groupの東京本社という立ち位置です。
今まで各領域の現場についてご紹介してきましたが、まだ各領域を支えるそれぞれの本部機能について知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?メディクル―ドの経営幹部候補生は、それぞれの本部同士を繋ぎ領域間でシナジーを発揮すること、またそれを見据えた発展を行なうことが求められていくので、ぜひ押さえていただければと思います🔥
今回は介護領域の法人の一つ、元気村グループの運営支援本部について、チーフマネージャーを担当されている帯津さん、波田さんにお話を伺いました!
運営支援本部がそもそもどんな役割を担っているのか、何を目標に事業を運営しているのか?この記事を通して、現場を支えるとはどういうことなのかを知っていただければ幸いです✨
👆写真左:波田チーフマネージャー、右:帯津チーフマネージャー(以下、敬称略)
もくじ
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①元気村G運営支援本部の元気村グループ/Genki Groupにおける役割は?
②元気村G運営支援本部の仕事内容は?
③元気村G運営支援本部の目標は?
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角中)それではよろしくお願いします!まず、元気村G運営支援本部そのものの役割についてお伺いしたいと思います。いかがでしょうか?
帯津)GenkiGroupにおける介護領域を担う社会福祉法人(=元気村グループ)のグループ本部として、運営支援本部があります。 “運営支援本部”の前身は“運営管理本部”という名前だったのですが、4年前“運営支援本部”という名前に変わりました。神成裕介理事長が推し進めていたブロック制強化のタイミングですね。ブロック制に体制移行し、人の管理やサービスの管理はそのブロック内で、ブロック長が中心となってやっています。今のグループ本部は、“管理”というよりも”運営支援”をする部署として位置づけられています。
ブロック制とは?
全国にある施設を東北/埼玉/東京・神奈川/千葉・茨城・愛知/九州の区切りで分け、各ブロックごとに管理を行うこと
波田)“運営管理本部”だと”管理”の意味合いが強いですけど、役割としては下からあるいは横から支えているイメージなので、“運営支援本部”という名前に変わりました。施設やブロックの運営がスムーズに行くようにバックアップしていくことが運営支援本部の役割です。
角中)ありがとうございます!運営管理本部から運営支援本部へと位置付けられ4年ということですが、なにか変化を感じますか?
帯津)ブロック制にシフトしたことで、各ブロックごとの自主的な取り組み・連携が進んだことは大きな変化ですね。運営管理本部時代は本部からの指示で様々なプロジェクトが動いており、そこまで現場が主体ではありませんでした。ブロックごとに人材確保の状況など抱えている問題が違うので、本部だけの基準を当てはめてグループ全体で活動するのは限界があります。運営支援本部になったこの4年間で、各ブロックに求められていることを的確に支援する体制が整えられたと思います。波田さんはどう感じていますか?
波田)帯津さんの言う通りですね。本部発信でなくてもブロック間の交流や情報交換などの連携が自主的に進んできたことで、本部として求められる「現場を支援する」役割に力を入れられるようになってきたと思います。
角中)運営支援本部はどのように現場の支援を行なっているのでしょうか?
帯津)運営支援本部では現在管理部・HR推進部・国内採用推進部・秘書室・理事長室という5つの部署にわかれ、それぞれ役割を分担しながら現場から求められている支援を行なっています。
管理部はまだまだアナログ業務の多い介護現場のICT化を進めることで、職員の業務効率化を進めています。HR推進部は職員が働きやすい環境をつくるため、外国籍職員の採用・育成や各種研修の充実化、グループ内の評価基準・規則の統一・社内外ブランディング施策などを行なっています。国内採用推進部は、新卒・中途含め現場職員の採用を行ない、介護に携わる人材の確保を担っています。秘書室は会長・理事長が最大限のパフォーマンスを発揮できるような環境を整え、経営トップの考え・行動がいち早く現場に伝わるような取り組みを行なっています。最後に理事長室は、介護領域にかかわるGenki Group内外の法人との連携を強化し、グループ全体の介護の質を上げる取り組みをする部署です。
角中)理事長室は、メディクル―ドの新卒一期生である星加さんが今年就任していますね!こうしてお聞きすると、本当に様々な業務をされているんですね。取り組みの中で意識されていることはありますか?
波田)しっかりと現場の想いに応えられるよう、実際に各施設を訪問し業務のお手伝いや職員の方々・ご利用者様と交流を行なうことを意識しています。運営支援本部としてかなり多岐に渡る業務を行なっていますが、当然現場のことを知らなければ求められている支援はできませんから。
👆現場との連携を密に取れるよう定期的に現場を訪問しています。ご利用者様との交流も欠かせません!
角中)現場を支える以上、現場を知ることはとても重要ですよね。単純な興味なんですが、運営支援本部を統括する立場であるチーフマネージャーのお二人はどんな業務を行なっているのでしょうか?
帯津)私は法人間の架け橋になることが多いですね。先ほど挙げたように各部署で様々なプロジェクトを行っていますが、グループ内の法人を横断したものも増えてきましたので、各ブロックの常務理事やグループ内で株式会社として介護事業を行なっているサンガジャパンの役員との調整を行っています。また、運営基準の遵守状況を確認するというところで、各法人と連携しながら、過去の経験を元に問題解決の支援やアドバイスを行っています。
波田)私は財務や事務の管理を担っています。
財務関係ではグループ全体の資金調達を行なったり、しっかりと事業として運営していけるよう売上や稼働率など様々な数字の管理を行なっています。例えば、最大50人が利用できる施設で40人しか利用していない場合、どこに原因があるのか、解決するためにどうすればよいのかなど数字の面から導きます。また、最近は事務の効率化(BPR)に力を入れています。今まで各施設バラバラな方針でやってきた事務業務について、同じような処理の流れや仕組みを作っていこうとしています。
角中)元気村G運営支援本部としての目標を教えていただけますか?
※ちなみに、運営支援本部のミッションは下記のように掲げられています。
感動介護とは?
安心安全な生活の提供だけでなく、ご利用者様一人ひとりを深く理解することで、その人らしい生きがいを感じられる生活を届け、期待を超えたサービスを提供すること。Genki Groupの介護領域では、感動介護を実現することでグループ全体の経営理念である「共に生きる」を達成しようとしています。
帯津)運営支援本部の目標は今年度の経営計画で銘打っています。大きく分けて2つあり、2つの目標を達成することで元気村グループ全体における感動介護の実践支援を行ないたいと考えています。
①事業継続可能な経営基盤の確立
②介護現場の技術革新の推進
①は、感動介護を生む環境を構築するためにしっかりとした経営基盤を構築することを目指しています。そのために各現場で設定した利益目標達成の支援や、新卒・中途・海外人材問わずあらゆるジャンルからの人材確保の支援、多国籍の方やどの世代の方でも活躍できるモデルの構築、職員のエンゲージメントや求職者への魅力を高めるための組織力強化を進めています。
角中)HR推進部の活躍がカギになりそうですね!②についてはいかがでしょう?
波田)②は、将来的に日本の介護を海外に輸出できるステップの一段目として、グループの介護品質を高いレベルで標準化することを目指しています。そのために、グループで介護事業を行う中で蓄積したノウハウをGenkiGroup式ケアマニュアルという形にして、感動介護の取り組みに再現性を持たせられるよう整えています。また、eラーニングシステムやAIによるカメラ見守りシステムなどを導入し介護業務の効率化を図ることで、ご利用者様に寄り添える時間を増やせるようにしています。
角中)介護に取り組む時間や人材の確保、技術の向上に組織力強化など、感動介護を生み出すために障壁となっている課題を解決していくのが元気村G運営支援本部として目指していることなんですね!ありがとうございました!
以上、元気村G運営支援本部についてのインタビューでした。
チーフマネージャーのお二人、ありがとうございました!
今回、現場がより働きやすい環境になるよう、どんな業務をしているのか・どんな目的をもって事業を動かしているのかについてお話していただきました。この記事を読んで、現場を支える本部の機能や役割についてより興味を深めていただけていれば幸いです(*'ω'*)
次回の記事もお楽しみに!
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