こんにちは!株式会社メディクルード社長室の角中です!
今回の記事はGenki Groupを創業した神成裕会長(メディクルード神成社長のお父さん)からお話いただいた内容についてレポートです。昨年で70歳を迎えられてますが、普段は国内外問わず様々な所を飛び回り、新たな事業に挑戦し続けられています。僕も直接お会いするのは今回が初めてです。
一代で巨大なコングロマリット(異業種の企業を多数経営する形態)を創設した会長のマインドとは?そんな方が今を生きる若者に伝えたいことは?ここでしか聞けなかったお話をお伝えします!
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《もくじ》
●創業の想い「最初は母を喜ばせたい」
●次世代を担う人々に伝えたいこと
●医療・介護・教育を通じて、世界を変えていく
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☝Genki Group創設の想いについて、本編初公開です!!
ここからは、会長のお話を一部抜粋してお届けします。それでは、どうぞ!
創業の想い「最初は母を喜ばせたい」
神成会長)中学生の時から私は社長になろうと思っていました。私が産まれてから父が早くに亡くなり、母親が女手一つで私を育ててくれました。そんな母に親孝行をしたいどうすれば母を喜ばせられるだろうかと考えていたときに、中学のテストで良い点を取れたことがあり、それを母に見せたら泣いて喜んでくれたんです。そのことが私は本当に嬉しかった。自分が努力して誰かを笑顔にする、感動させることがこんなに素晴らしいことなんだと気付いたんです。誰かの幸せが自分の幸せになる。そう実感した瞬間でした。
母にいい思いをさせてあげたい、そしてもっと喜ばせたい、社長になればその想いを叶えられるのではないかと考え、勉強を続けて23歳の時に血液の臨床検査の企業を創業しました。臨床検査の企業にした理由は、大学生の時にアメリカに行ってビジネスの勉強をしていた際、アメリカでは血液検査の結果を当日中に出す企業がありましたが、当時の日本では血液検査の結果をその日のうちに出す企業がなく、そこにビジネスチャンスを見出したからです。
そこから経営者として、業界を牽引するリーディングカンパニーにするため、必死に勉強しました。当時住んでいたアパートを引き払って事務所に寝泊まりをしていた時もありましたが、目標に向かって全力で努力できる毎日はとても楽しかったです。様々な困難がありましたが、社員全員と共に努力をし続けることで事業を軌道に乗せることができました。成功の秘訣としては「自分にどんな苦難が降りかかろうとも、めげずに結果が出るまで努力し続ける。」ことだと思います。
そうした甲斐もあり、臨床検査の事業が落ち着いて母と食事に行った時、年を重ねた母の背中がいつもより小さく見えた気がしました。
その時に「自分以外にも家族の事を心配している人達がいるんじゃないか」と考え、医療・介護事業を始めることを決意しました。そうやって様々な領域で事業を展開していく中で、関わる人も増えていきました。誰かの幸せが自分の幸せになるということは、自分が関わる人全てが幸せでないといけない。それはサービスのご利用者様だけでなく、従業員、ひいてはその家族もです。母だけじゃなく、「関わる全ての人を幸せにする」そのために今も全力で走り続けていきます。
次世代を担う人々に伝えたいこと
神成会長)私が会社を創業した頃は時代の中心が若者でした。労働人口は増加の一方を辿り、円高により日本の景気は右肩上がりでした。街中に光が溢れ、誰もがエネルギーに満ち溢れていました。ところが、今は違います。人口のボリュームゾーンは若者ではなく、団塊の世代を中心とした高齢者になっており、労働人口は減少し続けているのが現状です。そういった状況の中で、人を集められない企業は自然と淘汰されていくと思います。だからこそ、新たなビジネスモデルを作り、従業員やご利用者様が本当に求めているサービスを提供していきたいです。
それに加えてコロナウイルスの影響もあり、今までの常識が通用せず、誰も体験したことのない新たな時代が到来しました。社会に生きる多くの人がアナログ社会と決別し、zoomをはじめとしたオンラインツールが必要になるデジタル社会への対応を余儀なくされています。そんな時代に生きる人々に伝えたいことは、この人口が減少し続ける今のこの日本で、自分は何をすべきなのかを考え続けることをやめないでほしいということです。コロナ禍をマイナスに捉えるのではなく、皆がコロナで萎縮している今を大きな変革が起こるチャンスだと捉えてほしいと思います。今までの手法や常識はどんどん通用しなくなっていきます。先の3年後をイメージして今を生きてみてください。移り変わる世界情勢の中でどんな能力が必要とされるのかを追求し続け、行動に移してほしいと思います。
医療・介護・教育を通じて、世界を変えていく
神成会長)医療・介護・教育、この三領域は人間の尊厳を育むものであり、平和産業であると考えています。そのどれもがアプローチする手法は違えど、人が「より良く生きる」ためのお手伝いをするものです。人を思いやる気持ちが不可欠であり、現場で働いている人達は本当に優しい人ばかりです。そういった中で日本人が培ってきた「他者を思いやることができる価値観」を残していくことは勿論、海外へ広げていくことで世界が平和になると私は考えています。そして、これらの領域において今までの常識に捉われず、既存のフォーマットを崩し、「未来のあたりまえ」を創っていくことで世界がより良くなっていくと思っています。
今の目標はアジアNo.1になることです。時代に合わせてICT化を取り入れたビジネスを展開していきたいですが、自分だけでなく、職員にも「人たらし」を目指してほしいと思っています。ここでいう「人たらし」とは自分が困った時や誰かの協力が欲しい時、周りに人が集まってきてくれる人のことです。そのために必要なことが『①明るいこと②言い訳しないこと③目標をもつこと』の3つです。まずは明るくいること、笑顔でいることを意識してください。笑顔が素敵な人の周りには必ず人が集まってきます。そうすれば、自分だけでは解決できない困難も必ず乗り越えることができるはずです。そうやって自分が関わる人全てが幸せにできるように、新しい世代の人達にも取り組んでほしいし、自分も走り続けています。
以上が神成会長のお話になります。ここまでお読みいただきありがとうございました。Genki Groupの沿革は以下のページにまとめておりますので、興味のある方はご覧くださいませ!
神成会長のお話で一貫していたのは利他の精神でした。
最初は自分の母にいい思いをさせたいという想いから社長を目指し、その範囲が周囲の社員から国内外問わず、関わる全ての人に幸せを届けたいというようにだんだんと広がっていったんだと知ることができました!
お話の中に出てきた「人たらし」の要素はメディクルードのクレド(Be Positive, Keep,Challenge, Be Professional)にも込められています。
詳しくはコチラ👇
僕自身もGenki Groupの一員として、関わる全ての人を幸せにするために、まずは目の前の業務に全力で取り組んでいきたいと思います!!
次回は株式会社メディクルードの22卒内定式のレポを予定しています!
新卒2期生が設計した、普通とは一味違う内定式の全貌を記事にする予定です✨
ご期待ください!!